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    コーヒー

    pagupagu14

    DONEゆびきりげんまん/愛忠
    DK忠と中学生愛之介の話。忠の文化祭にお忍び&内緒で遊びに行く愛之介の話。愛之介が幼い頃ブラックコーヒー飲めなくて練習して現在飲めるようになったっていう設定で書いてます。両片思いの無自覚イチャイチャのつもりで書いてますが愛(→)忠気味です
    ゆびきりげんまん 愛忠

     「いらっしゃい…ま、せ――」
    ぱちぱち、と瞬きをして。幻覚、はたまた夢ではないだろうかと思い目を擦る。けれど忠の視界にはあの広大な海を思わせる見事な青色が揺らめいて、柘榴を思わせる真紅色が真っ直ぐ忠を見つめていた。
    「ご主人様、は言わないのか?忠」
    「……愛之介、様」
    どうしてという言葉は乾いた忠の口の中で消え、満足げに楽しそうに愛之介は口角を上げ笑みを浮かべた。
    ***
     「愛之介様、どうしてここに…私の学校の文化祭などに――」
    愛之介を席まで案内した忠はそうやって困惑の言葉を投げるがくすくすと愛之介は楽しそうに笑う。
    「前に、忠の部屋で見つけたんだよ。お前の部屋に行った時に」
    「ああ…成程」
    「お前が僕に渡すような素振りを見せるなら良かったんだけど最後の最後まで何も言ってこなかったから拝借した。悪かったよ、興味があったんだ」
    「いえ、別にかまいませんが…」
    よかった、と言って花が咲いたように愛之介は笑う。
    「でも喫茶店なんてすごいな。」
    「…愛之介様が普段食べているものと比べると質は下がったものにはなりますが」
    「そんなもの分かってるよ。なあ、忠のオスス 2666

    Dochi_Kochi28

    DONE(文字書き)
    喰種ワンライ。(題材とストーリー作りで苦労したので文字少な目)
    お題 「夢」
    アキラさんと亜門さん。まっすぐに喰種捜査官を目指した二人が、コーヒーを飲みながら考える話
    「なぁ。アキラの将来の夢って何だったんだ」
    何気なく、晴れた青空を眺めて、いつものコーヒーを口にしながら彼はそういった。
    「無論、喰種捜査官だな。いったいどうしたんだ」
    少し彼は黙ってから、返事をした。
    「・・・眼帯の娘に聞かれた。俺が子供の時、何になりたかった?と。」
    なるほど。彼女らしい質問だな、と思った。
    「君は、なんて答えたんだ」
    「同じだな。喰種捜査官になりたくて、たくさん勉強した、と。ただ、なぁ。」
    「ただ?」
    「ただ?」
    しばらく口ごもり、頭を掻きながら渋い顔をして口を開く。
    「今の6歳児に言う話だっただろうか?と思ってな。なんというか、もう少し平和な・・・。」
    そこまで聞いて、私の頭の中に、目の前の男が野球帽をかぶって金属バットを手にする姿やら、白いヘルメットをかぶってバイクに乗る姿やらが思い浮かんで、危うく口にしたコーヒーを吹き出しそうになった。
    「・・・お前、何を想像した」
    「とりあえず、君がパティシエというのは、ないな。うん。」
    「なんでだ。」
    自分のマグカップを口につけながら、怪訝な顔をする。
    「君が細かい飴細工やデコレーションケーキを作る姿が想像できな 700