CW#38 視聴メモとりあえず、中身を断片的に

・何話だったか、戦った場所のそばにアンノウンの根城があるのか？みたいな匂わせ描写があった記憶があるんだけど
　ハーデスが攻撃しようとして止めた方向にある建物にイナがアクセス()したけど怪しいものは何もなかったって
　レイジとテンダーのいたメタバ、結局そこんちの廃棄データだったのかなぁ

・廃棄データたちがおしゃべりできるようになったのは、ビーナに言語データをコピーしてもらったからってことね
　・AIでもない単なるデータに言語データをコピーしたところで

・📝「ビーナがいる限り、廃棄データは永遠にアンノウンとして出現し続ける」
　・だから、普通データを消すっていうのは「外部アクセスし放題の場所を通電された状態で放っておく」ってことじゃねぇんだよなぁ

転職 夜も更け賑わう酒場、その出入口近くでラーハルトは1人静かに杯を傾けていた。
ちらりと一際騒がしい一団を見やる。人数は5人、その中で小太りの中年男がリーダー格のようで、話しているのはほぼその男だった。

思い思いに過ごす人々の音の中に、唐突にギターの音色が鳴り響く。
客達は驚き音の元を見ると、そこにはそれぞれ楽器を携えた楽団がいた。
静寂に包まれた酒場に、そっとギターが弾かれ旋律が始まる。追従して増える音色は古くから伝わる楽器がほとんどで、どこか郷愁を誘う音だ。
悪くないな、とラーハルトは思いながら杯を空けると、急に曲調が変わった。
ゆったりした音楽から一変、アップテンポの明るい音は酒場に相応しく、踊り子の参入に更に盛り上がりを見せた。

あなたの主夫になりたくて！その4- 15 -

「もう、びっくりしたわ。帰りの連絡くらいして下さい」
「すまない。ちょっと驚かそうと思ったんだ」

文句を言いつつ男に茶の入った湯呑みを差し出す母たぬき。
男は炭十郎と名乗り、竈門家の主であると言う。その男の子供たちは父親の帰宅に喜び、見た事のある独特な舞を並んで行っている。
冨岡は両親...正確には炭十郎を見て、違和感を舞の先頭にいる長男へと投げ掛けた。

「炭治郎、お前の父親って...」
「？どうしましたか、義勇さん」
「...その、人間...なのか？」

冨岡の質問に、炭治郎はぱちりと瞬きした。そしてどこか嬉しそうに頬を緩ませる。

「そう、思いますよね。......なんと！俺達の父ちゃんは！」
「に！」