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    ザラ

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    DOODLEザライブ「…未来へ」に脳を焼かれているヒルマゲント限界オタクが脳内のイマジナリー神尾ジンさんを通して出力した怪文章。
    ジンさんのモノローグ。ほぼ全編捏造注意。細かいことは気にしないで下さい。

    え?たぶん彼はこれからもずっと亡くした相棒の事を引き摺るし思い続けるでしょうよ。墓参りの言葉から謝罪が消えて、他愛のない雑談と近況報告が増えるのだろう。
    あの世から心を込めて 相変わらず、ここは暗い。光の射さない空と底の無い足元、時間の流れも魂の存在も曖昧になるこの場所は、所謂地獄というヤツだ。ま、責め苦を受けるわけでも無ければ戦いが起こるわけでも無い、穏やかでひたすら無味な死後の世界と言った方が当てはまるかな。
     ここにやって来たヤツは、初めのうちはその魂を保っている。どうやら、現世でそいつの事を覚えている存在が多いほど、魂の輪郭を保てるみたいだ。時間が経てば人は死人を忘れていく。曖昧で、ぼんやりとしたかつての自我の欠片達が流れていく。
     俺?俺は…そうだな、死んでから結構時間が経ってるけど、まだ俺を保ってる。現世で未だに俺の事を引き摺ってるやつが居るんだ。俺の事をずっと覚えてて、ずっと悼んでくれている。それが誰かはわかってる。時たま、暗い空が割れて、あっちの声が聞こえる。またあのバカ、俺の墓の前で謝罪してる。いい加減前を向いて欲しいもんだ。
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    リッサリサ弐式

    DOODLEアスカガイマジナリーファミリーのさらにパラレル世界線でパトザラとレノアママが存命だったらのろくろ回し
    パトザラとレノアママが存命だったらイマジナリーファミリー世界線のさらにパラレル世界線。レノアママ、パトザラ存命世界線

    パトザラにアスカガの子と会わせてあげたかった……絶対孫可愛がるおじじになったのにという胸張り裂けるザラ一家箱推しの女によるろくろ回しです。

    アスカガ長女はアスランそっくりなのでつまりはレノアママそっくり。愛しい妻の面影をばっちり残す初孫が可愛くて仕方のないパトリック。レノアママが「見て、あなた、アスランのちっちゃい時にそっくり」って言うのを優しい目で見つめて「君にそっくりなんだ。」って言う。「アスランが産まれた時も君によく似ていると思った。」ってレノアママが抱っこした長女ちゃんのお手々をそっと触る。長女ちゃんは両親から惜しみなく愛されているので自己肯定感が高く自分が可愛いことをちゃんとわかっているのでおじじにしっかり甘えてくれるのでなお可愛いことこの上ない。溌剌として利発的でパトリック自慢の初孫。プラント評議会の上役で職場に行くときに連れて行かなくてもいいのに長女ちゃんを連れて行ってそれとなく孫自慢するパトザラ。自慢する時に「アスランも幼少の時から利発的だったがこの子はもっとかしこい」とか言うので、後ろでそれを聞いていたアスランが幼い頃面と向かって父からあまり褒められたことがなかったので幼い自分を利発的だと思っていたのかと驚く。孫に無表情ながらもデレデレしているパトリックを見て父にこんな一面があったのかとカルチャーショックを受けると思う。長男もアスランそっくりで初めて対面した時にレノアママが「あらあら、この子もアスランそっくりね〜男の子だから本当にうり二つ」って笑いながら抱っこするんだけど、レノアママが長男くん抱っこした姿を見てパトリックはアスランが産まれた時のことを思い出してじーんとしちゃうんだよね。レノアママとちっちゃい頃のアスランの話を聞いて笑っているカガリ、その横で優しい目で自分の子供と妻、レノアママを長女ちゃんを抱っこしながら見ているアスランを見守って、厳しく接するばかりで甘やかすことのなかった息子をパトリックは想う。アスランが子煩悩で子供たちの面倒をよく見るし、子供たちをよく抱きしめているのをパトリックは意外に思うし、自分はアスランを抱きしめたり撫でたりしただろうかと思い返す。息子のことを愛していたがそれを目に見える形で伝えてはこなかったことを振り
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