スモーキー
かじの
MOURNINGメモ帳の残り物を完成させたもの。スモーキーが描きたかっただけ。
無題「ここは自習室じゃあないのだが?」
本来であればドリンクを置くバーカウンターには、数式だらけのプリントが散らかっている。赤いストローを差したカップの坊やはその上に片頬をつけ、苦悶の表情を浮かべながらうんうんと唸っていた。
かたやカウンター内で呆れた表情を浮かべるのはダイス頭の男。このカジノの支配人であり、我々の上司だ。
「分からないならキミのお友達や家族にでも聞けばいいだろう。こっちはただでさえキミがここに居るのを我慢してやっているのに」
「いっつも手伝ってもらってるよ!でもっ、それがなんか悔しくてっ、今回はみんなの手を借りずにできるって言っちゃって……」
坊やは勢いよく顔を上げて反論したかと思えば、言葉尻はか細くなり、しまいには俯いてしまった。
1480本来であればドリンクを置くバーカウンターには、数式だらけのプリントが散らかっている。赤いストローを差したカップの坊やはその上に片頬をつけ、苦悶の表情を浮かべながらうんうんと唸っていた。
かたやカウンター内で呆れた表情を浮かべるのはダイス頭の男。このカジノの支配人であり、我々の上司だ。
「分からないならキミのお友達や家族にでも聞けばいいだろう。こっちはただでさえキミがここに居るのを我慢してやっているのに」
「いっつも手伝ってもらってるよ!でもっ、それがなんか悔しくてっ、今回はみんなの手を借りずにできるって言っちゃって……」
坊やは勢いよく顔を上げて反論したかと思えば、言葉尻はか細くなり、しまいには俯いてしまった。
りざりか
DONE自分とこのスモさんがカジノにやってくるまでのお話。⚠️スモーキーの対人関係や過去など、多大なる捏造・ヘッドキャノンを含みます。
⚠️乱文のため読みにくいです。
⚠️リザリカが自分の中でひとまずの答えを出したかっただけの語りなので、人によっては解釈違いが起きる恐れがあります。閲覧は自己責任にてお願いいたします。異論は認めます。
ミスター・スモーキーの過去 昔は義賊として生きる放浪者だった。
幼い頃は旅を夢見る普通の少年だったが、魔術師であった両親とは折り合いが悪く、時には暴力を振るわれることもあった。最終的には見限られて捨てられてしまったが、行くあても無く彷徨う中である男に出会い、拾われて育つ。
男は、金持ちなどを襲っては金品を奪い、貧困層の人々や身寄りの無い子供たちに物資を届けたり、孤児を自分のアジトに保護するなど、いわゆる義賊のような暮らしをしていた。そんな彼から、少年は荒っぽくも優しく愛されて育ち、義賊としてのノウハウや心構えをたくさん教わった。お陰で、それまで大人を信用できなかった少年は「世の中はいい大人も悪い大人もいる」と考えを改め、優しさを失うことなく成長した。ちなみに、タバコという嗜好品があることは、義賊の男から教わった。
2304幼い頃は旅を夢見る普通の少年だったが、魔術師であった両親とは折り合いが悪く、時には暴力を振るわれることもあった。最終的には見限られて捨てられてしまったが、行くあても無く彷徨う中である男に出会い、拾われて育つ。
男は、金持ちなどを襲っては金品を奪い、貧困層の人々や身寄りの無い子供たちに物資を届けたり、孤児を自分のアジトに保護するなど、いわゆる義賊のような暮らしをしていた。そんな彼から、少年は荒っぽくも優しく愛されて育ち、義賊としてのノウハウや心構えをたくさん教わった。お陰で、それまで大人を信用できなかった少年は「世の中はいい大人も悪い大人もいる」と考えを改め、優しさを失うことなく成長した。ちなみに、タバコという嗜好品があることは、義賊の男から教わった。