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    セバスちゃん

    しすい

    MOURNINGmoti様(@MotiTench)のおかずカウンターネタお借りして書き上げたもののもはやよく分からなくなったセバ転♀供養
    ・自機♀の自我が死ぬほどあるし名前もがっつりある、何なら設定もある
    ・セバスチャン口調むずかしい
    ・五億年ぶりの小説なんて書くもんじゃねえ
    果たして悪魔はどちらか ある日、頭上に変な数字が見えるようになった。
     なにこれ? と思えどレイヴィニアには全く分からない。ぴんとくるものもない。しかも頭上に数字があるのは男子だけで、その男子も全員が全員あるのだが、ゼロだったり、13とかだったり、数字にばらつきがある。
     談話室をうろついて友人を探せば、暖炉の前でその二人は談笑していた。当然二人の頭上にも数字はあって、5と31と書いてある。何の数字か分からないが、どうやらオミニスの方が少ないらしい。
    「おはよう、セバスチャン、オミニス」
    「ああ、おはよう」
    「おはよう、きみは今日も元気そうだな」
     ──ところでその頭の数字、なに?
     なんて事を聞けるはずもなく、レイヴィニアは他愛もない話をして二人と一日を過ごすことにした。魔法薬学で出来の悪いウィゲンウェルド薬を作ったり──主にオミニスだけだが──魔法史で睡魔と戦ったり。何の変哲もない平和な日である。レイヴィニアも毎日校外へ繰り出す訳ではないので、アッシュワインダースやランロクの信奉者と出くわすことなく済む日が一番好きだった。
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