セレス
coco_mori7
DONEエアコレ2022展示④アンセレアンクゥの髪に触れたいセレスちゃんの話(ハッピー幸せ軸です。細かいことは気にせずにお読みください)
触れて、確かめて セレスには、ずっと気になっていることがあった。
彼女がじとりと見つめるのは、セレスの隣で眠るアンクゥの姿。それも、その視線は彼の長い髪に夢中だ。指でそっと撫でると、さらさらとしていて、よく滑る。一体どんな手入れをしているのだろうと以前セレスが尋ねたことがあったが、特に何もしていないとアンクゥは告げたのだ。
(……よく眠ってる)
心地良いアンクゥの寝息が、セレスの耳を優しく擽っていく。深い眠りに就いている今ならば、チャンスではないだろうか。
セレスがずっと気になっていること——それは、アンクゥの髪にしっかりと触れてみたい、というものだった。
本当はずっと、触れてみたかった。だが、男性の中には髪を触られることを嫌う人もいる、と聞いたことがある。だから、セレスはなかなかアンクゥに言い出せずにいたのだ。こうして眠っている今ならば、きっと気付かれることはないだろう。そんな期待を込めて。
2121彼女がじとりと見つめるのは、セレスの隣で眠るアンクゥの姿。それも、その視線は彼の長い髪に夢中だ。指でそっと撫でると、さらさらとしていて、よく滑る。一体どんな手入れをしているのだろうと以前セレスが尋ねたことがあったが、特に何もしていないとアンクゥは告げたのだ。
(……よく眠ってる)
心地良いアンクゥの寝息が、セレスの耳を優しく擽っていく。深い眠りに就いている今ならば、チャンスではないだろうか。
セレスがずっと気になっていること——それは、アンクゥの髪にしっかりと触れてみたい、というものだった。
本当はずっと、触れてみたかった。だが、男性の中には髪を触られることを嫌う人もいる、と聞いたことがある。だから、セレスはなかなかアンクゥに言い出せずにいたのだ。こうして眠っている今ならば、きっと気付かれることはないだろう。そんな期待を込めて。
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DONEエアコレ2022展示③アドセレセレスちゃんを食べたいアドルフの話
紅を奪う「ア、アドルフ……! 待って……!」
「嫌だ、待たない」
アドルフの下に組み敷かれたセレスは、必死に彼の胸を押し返そうとしている。その一方でアドルフは、抵抗の意思を見せる彼女の手首を掴み上げ、シーツへと自身の手で縫い止めた。
そもそも、こういう状況になるように仕向けたのはセレスの方だ。今更、待てと言われたところで、止められるはずがない。
「先に言い出したのは、お前だろ」
「そ、そうだけど、でも、」
セレスは今更ながら、己の言動を悔いた。軽い気持ちであんなことを言うんじゃなかった——そう後悔したところで、もう遅い。アドルフの瞳には、熱い炎が宿っていて、もう止められないとセレスも悟る。
「お前は、そういうつもりだったんじゃないのか?」
2021「嫌だ、待たない」
アドルフの下に組み敷かれたセレスは、必死に彼の胸を押し返そうとしている。その一方でアドルフは、抵抗の意思を見せる彼女の手首を掴み上げ、シーツへと自身の手で縫い止めた。
そもそも、こういう状況になるように仕向けたのはセレスの方だ。今更、待てと言われたところで、止められるはずがない。
「先に言い出したのは、お前だろ」
「そ、そうだけど、でも、」
セレスは今更ながら、己の言動を悔いた。軽い気持ちであんなことを言うんじゃなかった——そう後悔したところで、もう遅い。アドルフの瞳には、熱い炎が宿っていて、もう止められないとセレスも悟る。
「お前は、そういうつもりだったんじゃないのか?」
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DONEエアコレ2022展示②シアセレ痕をつけてみたいセレスちゃんの話
勝敗の行方は シアンには噛み癖がある。例えば、セレスの首筋だったり、太腿だったり。彼女の身体の至るところに、彼のつけた赤い花びらが舞っている。セレスも最初はその行為を恥ずかしく思っていたのだが、今ではシアンに肌を吸われる度に悦びで震え上がってしまうから、慣れというのは恐ろしいものだ。
だが、そんなセレスにも未だ慣れていないことがあった。
「へたくそだな」
ふ、とシアンが鼻で笑う。やはり、今日もだめだった——と、セレスはがくりと肩を落とした。
彼女がたった今口付けたのは、シアンの鎖骨だ。シアンと同じように自分も痕をつけてみたい、とそう思ってはいるのだが、なかなかうまく出来ずにいる。ほんのりと色が濃くはなるのだが、少し時間が経てば、あっという間に跡形もなく消えてしまう。その度にシアンには、先程のように揶揄われてしまうのだ。
2320だが、そんなセレスにも未だ慣れていないことがあった。
「へたくそだな」
ふ、とシアンが鼻で笑う。やはり、今日もだめだった——と、セレスはがくりと肩を落とした。
彼女がたった今口付けたのは、シアンの鎖骨だ。シアンと同じように自分も痕をつけてみたい、とそう思ってはいるのだが、なかなかうまく出来ずにいる。ほんのりと色が濃くはなるのだが、少し時間が経てば、あっという間に跡形もなく消えてしまう。その度にシアンには、先程のように揶揄われてしまうのだ。
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DONEエアコレ2022展示①イヴセレセレスちゃんを独占したいイヴの話
見えぬ華「セレス、髪伸びたね」
セレスの髪をくるくると指に巻き付けながら、イヴが嬉しそうに笑う。二人が出会った頃、短かった彼女の髪は、今や肩よりも長くにまで伸びていた。
「このままだとイヴと同じくらいになるかもしれないわね」
ふふ、とセレスもまたイヴと同じように顔を綻ばせた。セレスの髪が伸びたということはつまり、それだけの長い間、二人が共に過ごしたということになる。
イヴの身体を蝕んでいた毒は、見事消滅した。アルペシェールから呪いが消えた今、二人が死の恐怖に怯えることもなくなったのだ。
「君とお揃いなのは、俺としても嬉しいけど。でも、少しだけ寂しいかな」
そう言って、イヴが困ったように眉を垂れ下げた。その手は未だセレスの髪を愛おしそうに撫で続けている。イヴは、彼女の髪が好きだ。もちろん、髪だけでなく、彼女自身も大好きだが。そんな彼が「寂しい」と思うのにも理由があった。
2040セレスの髪をくるくると指に巻き付けながら、イヴが嬉しそうに笑う。二人が出会った頃、短かった彼女の髪は、今や肩よりも長くにまで伸びていた。
「このままだとイヴと同じくらいになるかもしれないわね」
ふふ、とセレスもまたイヴと同じように顔を綻ばせた。セレスの髪が伸びたということはつまり、それだけの長い間、二人が共に過ごしたということになる。
イヴの身体を蝕んでいた毒は、見事消滅した。アルペシェールから呪いが消えた今、二人が死の恐怖に怯えることもなくなったのだ。
「君とお揃いなのは、俺としても嬉しいけど。でも、少しだけ寂しいかな」
そう言って、イヴが困ったように眉を垂れ下げた。その手は未だセレスの髪を愛おしそうに撫で続けている。イヴは、彼女の髪が好きだ。もちろん、髪だけでなく、彼女自身も大好きだが。そんな彼が「寂しい」と思うのにも理由があった。
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DONEアンソロにのせたガスライト漫画出演:ドロシー、スカーレット、ロゼ、アンソニー、セレスティア、ヴィルゴ、ノエル、ホーク、ヴィヴィア、ルチオ、ロレンツォ、フィリップ、ラミ、ジジ 12
猫谷美甘&98
MOURNINGオリジナル:バジル様の全身。全身ページに載せようとリゼット比較してみたところ手直しはじめちゃって終わらねえ……供養。身長は「ルーファス>バジル>リゼット>セレステ」だよな~とそんな感じで…あわせてみたのが2枚目だけどわりとデカいな?(こっちは修正後バランス) それだとルーファスは何cmになるんだろうか…設定は同じ170cm台か。修正はじめたら1枚目は頭デカいので面白いな…絵が不安定奴~ 3ngb_app
DOODLE正確に言えば私がセレスちゃんの視界をジャックしてアドルフがセレスちゃんに会いに来たあとすぐに後ろにいる自警団に打ち合わせに呼ばれた...というシチュエーションのアドルフの背中でした(ややこしい)ムラサキゲジゲジ
DONEセレスティアルドラゴン##ムラサキゲジゲジのクリーチャー
#オリキャラ #創作 #お絵描き #イラスト #oc #originalcharacters
#ケモノ #furry #furryart 3
injoke
DONEマステようやく届いた~‼️セレスたそ可愛いねえ…可愛いねえ…!
予想以上にディテールの再現性は良く繊細な仕上がり。色味は思っていたより薄めで黄色の発色がシビア。油断すると黄色のつもりが黄緑になってる件。
瀬菜悠貴
MOURNING個人サイトで公開していた作品で2004年作。BLゲーム「王子さまLv1シリーズ」で王子×従者(カナン×セレスト)。写真、のお題で書いたものです。カナン視点。「うん?」
調べ物をしようとして書庫から持ってきた本を机に置いた拍子に、ひらりと何かが床に落ちた。
―――…? 写真…?
床に落ちた一枚の写真を拾い上げて僕は眉を顰めた。
そこに写っている人物。
それは僕がよく知っている―――彼だった。
しかし、今と比べて新緑の瞳は心なしに大きく、顔立ちも幼い。
あどけない表情で微笑んでいるその姿は……まるで天使が微笑んでいるようで。
何故こんな写真が本に挟んであったのか。
思う事は沢山あるが、今そんな事を考えてもどうしようもないのも解っている事で。
―――確か、アルバムが在った筈だな…。
ふと思い立って僕は自分が持っているアルバムが収まっている本棚へと足を向けた。
「……ふむ」
僕はおやつを運んできたセレストの横顔をじっと見ていた。
こうしてみると……やはり写真の面影は所々残っている。
流石に輪郭は大人の男の其れになってはいるが。
伏せると意外に長い睫毛が表情に影を落として。
「…? どうかされましたか? カナン様」
お茶の用意をしていたセレストが僕の視線に気付いたのか、困惑したような表情で問い掛 2184