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    Y95880375

    DONE降風ワンドロ「お風呂」
    簡単な手作り品を作ったので、それを降谷さんにプレゼントしようとする風見さん。
    ※降谷さん出番無し

    ※タップしてお読みください。

    ウェブボも嬉しいです!
    https://wavebox.me/wave/c114grcrpwv58e24/
    【何でもない日のプレゼント】 人間、暇が極まると何をするか分からない。

    「いっぱい作っちゃったな……」
     目の前に広がるのは、二十を超える数の白い塊。
     百円ショップで買ったシリコン製の方で作られたそれらは、可愛らしくも星の形をしている。
     暇人の閃。暇人の遊び。
     僕はたった今まで、夢中で手作り入浴剤を作っていたのである。
     非番というのは、日々怒涛のように働いている僕には少し持て余すものである。
     ヨーコさんの円盤を見るのも良いが、たまには別の趣味でも探してみようかと検索してみた結果、手頃な材料で簡単に出来るという入浴剤を作ってみたのだ。材料はシリコン型以外は全てドラッグストアで買えた。
     手作り入浴剤は重曹、クエン酸、片栗粉を霧吹きの水を吹きかけながら混ぜて型に入れて固めれば完成だ。乾燥に一日ほどかかるから、さっき作ったこれらはまだ完成と言えないかもしれないが、あとは放置すれば完成なので完成ということにしておこう。
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    六花💎

    DONE【webオンリー】※タップ推奨 
    シャニライのホーンテッドナイトメアをベースにした短い話です。当時お互いのサイストで『トキヤ』『嶺二兄さん』と呼びあっていたことに大興奮して途中まで書いたものをwebオンリーのために完成させたものです。

    読んだことがない方への簡単な説明として、11人はすでに死んだ人間で、館に来た順番(現実でいう年齢順)で兄弟になっている設定です。
    全てのストーリーを読んだ上で書いていますが、捏造もかなりあるのでご注意ください。
    Framed Memories「いえーい! また俺の勝ち~」
    「くそー……音也! もう一回勝負だー!」
     広大な館の中、大理石で一際きらきらと輝く大広間に足を踏み入れれば、その荘厳で美しい雰囲気には全く似つかわしくない騒々しい声が聞こえてくる。声のする方向には階段があり、そもそもその階段を利用しようと思ってここへ訪れた私は、もう何度目か分からないため息をついた。それからすぅ、と大きく息を吸い込む。
    「……音也! 翔! ここは遊び場ではないといつも言ってるでしょう!」
    「げっ」
    「あ~…やっぱ見つかったか」
     階段の手すりに足をかけていた二人は、イタズラがバレた子どものように嫌そうな顔をし、片方は苦笑いを浮かべた。私がカツカツと靴音を鳴らして階段へと近づけば、先ほどまでの遊びを中断してとりあえずは反省している素振りをして見せる。
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