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    チョコレート

    すいろ

    MOURNINGヒアアナ 深いことは何もありませんが、深く考えずにお読みください…。
    黄金裔みんなで住むマンションで起きたある日の出来事。洋酒入りチョコレートを食べて酔ってしまったヒアンシー。アナイクスとは付き合ってないしキスなんてしたこともない二人がキスをするお話。
    現パロっぽくはないですが現パロです。
    ギャグテイストな部分があってみんなのノリが良いです。ヒアンシーがだいぶ酔ってます。ご注意ください。
    どうしようもなく逃げられない。────────────



    「キャスたんは、いつもい〜っぱいがんばってて、えらいです!お花のおせわだって、まいにちありがとうございます。キャスたんのおかげで〜、おはなさんもよろこんでますよ〜♡ふふふ、わたしはキャスたんがだいすきです!よしよし〜、いいこのキャスたんは、あたまをなでてあげましょうね〜♡」
    「あ、ありがとうございます…。ですがその、あまり…こういったことは」
    「む、てれてるんですかぁ?えんりょしたら、だめっ!ですよっ。がんばっているひとは、ほめられないと、いけませんから!」


    「───この状況を説明出来る者は?」
    「ヒアンシーが酒気を含んだ菓子を口にし、酩酊状態となりました。キャスが介抱しようとしたところ捕まり、抱き着いたままひたすらに褒められ、頭を撫でられていますね」
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    hauntedxmansion

    DONE月一お題企画!(もはや月一ではない)
    2月のお題は【バレンタイン】です🍫⛓️⏳️
    ミルクチョコレートみたいに甘い囚墓を書きたかったはずなのに、どういう訳かカカオ80%くらいのビターなものに仕上がりました。
    どうしてこうなった。
    何だかじめっとしていますが、誰がなんと言おうとこれは囚墓です。
    A Form of Accepting Love❖ ❖ ❖ ❖ ❖


    小さな村で迫害を受けてきた痩せぎすな墓守の男と、没落し自分を失った囚人の私。
    おおよそ生きている中では出逢わなかったであろう二人が、荘園という奇妙な箱庭で邂逅を果たし、何の因果か恋仲にまで発展したのは此処では珍しい話ではないようだ。
    人の好意的な感情や恋愛沙汰に酷く疎い私達は、付かず離れずの距離を保ちつつ、今日まで恋人としての関係を続けられている。

    そんな私を含むサバイバー陣営の者達が生活を送る居館にて、すれ違う女性陣の浮足立った様子に「はて」と思考を巡らせる。
    足を運んだ食堂から漂ってくる仄かなカカオの香りに「ああ、今日はバレンタインの日だったな」とふと思い出した。
    私や恋人のアンドルーが此処に来る以前から、毎年バレンタイン等のイベント事がある日はご馳走やお菓子を作ったり、贈り物を贈ったりと思い思いの一日を過ごしているようだった。
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