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    チョコレート

    sakaki_novel

    PAST第103回 安赤ワンドロワンライで投稿していたお話です。お題は【チョコレート】をお借りしました。
    pixivの方に赤井さんの差し入れコーヒーで始まるお話を載せましたので、再放送をば。
    安赤ワンドロワンライ【チョコレート】「あなたに毒を盛りました」
     自身のデスクで書類と睨み合う赤井の目の前に、降谷はトラベラーリッドが被せられた紙コップを一つ置いた。そして、もう片方の手に持っていた紙コップも、その隣に並べるようにして。二つのカップは大きさも模様も、巻かれたカップスリーブも全く同じで、どこかに目印がついている様子はない。無論、プラスチック製の蓋に覆われているからには、色や匂いも外からはわからない。
    「物騒なことを、随分と楽しそうに言うものだな」
    「ええ、僕の念願ですので」
     赤井の隣に立つ降谷は、くす、と笑みをこぼしながら、二つの紙コップの間で指先をゆるりと往復させた。
    「中身は近くで買ってきたコーヒーで、片方にだけ毒が入っています。あなたは必ずどちらかを選び、飲まなくてはならない。残った方は、僕が飲む。片方には死、片方には生が……ほら、あなたの好きな、あの名探偵が活躍する長編小説にも、そんなくだりがありましたよね? あれに倣った、賭けのようなものです」
    1922

    toka

    SPOILER3/22発売の本誌(322夜)感想とらくがき&1p漫画だよ!
    気を付けてね!!!













    ホワイトデー漫画可愛かったですね~!😊和みました…!!!
    そしてね…あくましゅうどうし様の作品がすごくてですね…😊
    パティシエはあなただよ。ケーキ模写してて気が付いたんですが、
    これ土台部分姫のベットになっているんですよ!すごくない?

    というかですね…自分もでびあくまのチョコレートプレゼントしてる
    4コマとか描いてましたけれども、まさか原作で手作りの
    でびあくまのチョコレートを姫にプレゼントするとは
    思ってなかったですよね😊😊😊🐻✨💝
    いや、すごいですね。

    ふぃ~!😊今若干落ち着いているのは、
    らくがきと1p漫画描いた後だからというのもありますが、
    ここ3日くらい風邪でダウンしていたのもありますね。
    幸いにもコロナじゃなかったんですが、久々の風邪できましたね…
    ていうか昨日まで絵が全然描けなかったので
    今日大分元気になってるのがわかります😊良かった。

    あっ途中で横に逸れましたが、
    またもや次回予告に踊らされて…!
    ザスタルには申し訳ないですが、
    尋問してる様子見るの楽しみで…楽しみで仕方ないです!!!!!!✨
    来週はお休みなので再来週ですね、(先生もゆっくりお休みください)
    それまでに単行本の感想ログの方もUPしたいですね~!😊
    2

    hydroxideion010

    DONEチョコレートと鋭百
    【鋭百】チョコレート・ジェネシス 真っ赤な果実がプリントされた箱の中からは、十粒ほどの艶やかなチョコレートが顔を覗かせた。その中の一粒がつままれて、口の中へ放り込まれる。こり、とチョコレートを頬張った百々人は口元を綻ばせた。
    「美味いか」
    「うん、すごく美味しい」
     こちらに顔を向け、とろん、と目尻を下げて微笑む百々人に自然とこちらも頬が緩んでしまう。ほんのりと爽やかな甘い香りがして、友人から貰ったという珍しいチョコレートはなるほど確かに美味しそうだ。
    「マユミくんも食べる」
     そんなに物欲しそうにしていただろうか。一瞬己の行動を省みたが、一人じゃ食べきれないから、と言われてしまえば断る理由もない。
    「いいのか」
    「もちろん」
     百々人はそう言ってもう一度箱に手を伸ばし、一粒チョコレートをつまみ上げる。てっきり箱ごと差し出されると思っていたから、その一粒は百々人の口の中へと運ばれていくのだろうと思った。しかし百々人はそのまま自分の顔の前に手を持ち上げて動きを止めた。どうするのだろうかと眺めていたが、動く気配はない。意図を図りかねて顔を見ると、小首を傾げてこちらを見つめ返してきた。
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