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    ヅラ

    カリフラワー

    DONEマ右ワンライ/ルスマヴェ/お題「歌声」
    わかりづらいですが、段落ごとに時間が進んでます。本当にわかりづらいです。反省してます。
    Sing for me 幸せだと感じる時、聞こえてくるのはいつも彼の歌声だった。
     ブラッドリーは歌が上手い。ピアノも弾ける。彼の父親もそうだった。二人揃って音楽の才能があった。だけどそれをブラッドリーに伝えると、彼はこう答えた。「俺が親父と違うのは、俺はマーヴを惹きつけるために歌ってるってこと。俺の歌声はマーヴのためにあるの」だから同じにしないで、と彼は笑った。

     繋ぎっぱなしのビデオ通話で、かつて僕たちは会話もせず黙って時間を過ごした。ブラッドリーは料理をして、僕は洗濯物を片付けて。お互い画面なんてあまり見ていなかったと思う。自分が映っているかどうかも気にしていなかった。ただ画面上で繋がってさえいれば、二人の時差も距離も忘れてしまった。時々思い出したように画面を見ると、ブラッドリーはナイフや缶切りを持ったまま、同じタイミングで僕の様子を確認しに来る。そして安心したように微笑み、また画面の前から消える。それを何度か繰り返していると、そのうち彼の歌声が聞こえてくる。
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    na3kobushi

    MOURNINGA▽さん視点のラブコメのつもりで書き始めましたが失敗しました。大してラブコメしてないです。書き始めて失速して、もうこれ以上やる気がなくなったので供養です。推敲とかあんまりしてないので色々重複してたり読みづらかったりかもです。
    タイトルの通り、A▽さんに対して「アンタだよ!」という気持ちを常に心に抱いたまま読み進めていってほしいです。
    どう考えてもお前だよ!という気持ちをもって読んでほしいお昼休憩のクダノボ青天の霹靂ってこういうことを言うんだと思う。

    「私、お慕いしている方がいるんです」

    二人揃っての早番、同じ時間のお昼休憩。
    コンビニにご飯を買いに行くというノボリ兄さんにくっついて、二人並んでお昼を買いに外へ出た。「今日は私、カルボナーラの気分です」と笑む兄さんに「奇遇だね!ボクもカルボナーラの気分!」と同じものを買い込んで、休憩室で仲良く向かい合ってパスタを巻き始めた。午前中、そちらはどうでした?とノボリ兄さんから口火を切って情報共有が始まる。
    朝の運行に不調は無し!絶好調でラッシュを乗り切って、10時を過ぎてちょっと落ち着いてきた頃、シングルの挑戦者がノボリ兄さんと相対し、華麗なノボリ兄さんが見られるとわくわくしていた所にATOが不調を訴え始めた。せっかく兄さんの勇姿をこの目に焼き付けようと管制室の特等席を陣取ったのに、最悪のタイミングでATOがグズりだしてしまったせいで泣く泣く直しに行かなければならなくて兄さんの凛々しい姿を見られなかったとか…。クラウドが迷子のポケモンを見つけて、抱えて練り歩いたら無事にトレーナーに会えて、大事な子だったからぜひお礼がしたいというその人を丁重にお断りしていたとか。そんなこんな午前中のボクの出来事を報告する。
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