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    トト

    reiraaa0112

    DOODLEゆずこさんお誕生日おめでとうございます!!✨️✨️✨️✨️
    昨日お話してくださってお誕生日とお伺いし!リクエストとか聞くのなんか緊張しちゃって一か八かの日ということでちょっとした、かけのような🍎🎸を…
    エロくない甘い感じで☺️
    🎉🎂🥂𝐻𝑎𝑝𝑝𝑦 𝑏𝑖𝑟𝑡ℎ𝑑𝑎𝑦💐🧸🎁
    恋の薬「そこの天使さん」

    ルシファーの城を抜け出して地獄の街を散歩していると、いかにも怪しいですという風貌の老婆が手招きしている。
    無視しても良かったが何故か気になってしまい話を聞いてしまった。

    「なんだよ」
    「あなた、恋をしていますね?」
    「はぁ!?なんだよ急に!」
    「ほほほ、恥ずかしがることではありませんよ。みんな誰しも通る道です。そんなあなたを応援したくてこんなものを用意しました」
    突然セールス口調になった老婆にアダムは頭を抱えた。
    「おい、私は金をそんなに持ってないぞ。押し売りならもっと金持ちにやりな」
    「いえ、貴方にお渡ししたいのです。この、『恋の薬』を」
    「恋の薬?」
    「はい。この薬は相手の恋の感情を倍増させる薬。ただし、相手に恋の感情がなければ憎悪の感情が倍増する。そういう、掛けみたいな薬ですよ、あなたに差し上げます。恋する乙女よ」
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    GK_mineko

    DOODLE昨年夏のちかポリさん祭りでととさん(@recoj33)の描かれた巡査元さんから始まった妄想の第2弾。asrpさん中学生編。やっと形に出来ました。もう妄想が捗っちゃって捗っちゃって。
    ③は多分書きません。このお話の杉リパのその後は皆様の心の中に…
    ↓妄想元のととさんのイラスト
    https://x.com/recoj33/status/1805975948405395957?s=61
    杉元巡査とアシㇼパさんのお話②(フチが悪いんだ)
     アシㇼパは足早に交番を立ち去りながら心の中で言い訳をする。耳が熱い。早足だった足はだんだん駆け足になって行った。
    (フチがあんなこと言うから)
     将来あんな男と結婚してくれたら安心だ、なんて言うから。
     いつも気軽に叩いていた大きな手だったのに、今日初めて杉元からアシㇼパの手のひらを打った。ほんの一瞬感じる熱さに手が痺れて顔にその熱が感染した。こんな顔、彼には見せられない。
     手のひらを弾いた一瞬で頬を中心に広がった熱は未だ冷める気配がない。交番から一刻も早く離れたい気持ちと急に湧いた初めての感情に戸惑う心とで、アシㇼパは訳もわからず走り出していた。
    (もう、何なんだこれは〜〜!!)
     桜の花びらがセーラー服のリボンを掠めて行く。大きめのプリーツスカートを膝で蹴り上げるようにアシㇼパは中学校までの道のりを全速力で駆け抜ける。これだけ走っていれば、顔が赤いのは走って来て暑いからだとクラスメートには言い訳が出来るだろう。だが、今朝ハイタッチをした杉元に用意していた言い訳はない。
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