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    トド

    Namako_Sitera

    DOODLEシグナ・ル・プリマ【1】:シグナと選ばれし者。
    (一貫してシグ→サザ)(全体通して恋と愛がテーマの作品になります)
    全極前でシグナが旅団に同行したらというif シグナとどうにかこうにか和解しようとしてなんか斜め上に行きそうな話。
    シグナ追憶はこの話よりも前に起きているが、焼かれた時の記憶がないみたいなフワッとした設定をしています。来るべき時まで誤魔化していけ…!!
    シグナ・ル・プリマ【1】:シグナと選ばれし者。 狩王女、盗公子、雷剣将、三つの神の指輪を正しき場所へ戻すために訪れたオルサ島、その小さな小さな港口。聖火神の指輪が導く一行を待っていたのは一人の少女だった。神秘的な雰囲気に気圧され一行は戸惑ったように……実際戸惑ってそれぞれ顔を見合わせる。
     これまで何となくではじまった奇縁の旅だったので、こういった仰々しい展開になるとは思っていなかったのだ。神の指輪を回収し正しき場所に返還するという使命の重さを理解しているのはそういない。……ただ一人を除いては。
     
    「お待ちしておりました、選ばれし者よ。わたしはシグナ、指輪の巫女の一人でございます。どうぞこちらへ、姉様たちの待つ祠へ案内いたします」
     
     戸惑う者たちの中に一人だけ一貫として動揺を見せなかった青年に、巫女シグナは恭しく一礼する。シグナの目は正しく今現在の選ばれし者を見抜き、四肢はこれまで叩き込まれた作法に従う。さながら生まれるより前から決められていたことの様にことは進む、かに思われたのだが。
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    りーな

    DOODLEとどちワンドロワンライ 9回 【媚薬を飲んだ受け】【マフラー】【「俺のせいじゃない」】
    藤←千 高二公式戦前。片想いを勝手に封じ込める千早が好き。マフラーはバイクのマフラーになった
     藤堂君が好きだ。もはや認めるしかなかった。綺麗な女性に憧れたり男女交際を夢見たりAV女優の淫らな姿に興奮したりしていたはずの俺だったのに。気づけば隣の席で爆睡している金髪ロン毛の元ヤン球児に恋をしていた。やってられない。藤堂君といえば意外とデリカシーがあって、野球に真面目で、イップスを克服するくらい根性があって、家族思いで、友情に厚くて、いい奴なくらいで……惚れた欲目という言葉を脳から追い出しておく。
     藤堂君とどうこうなりたいかといえば、正直なりたい。恋人に。恋人になるには……無理無理無理! 告白してオッケーしてもらう必要がある。絶対に無理だ。まず告白できる気がしない。なんで胸の内を他人に晒さねばならないんだ。相手に自分の心の生殺与奪の権を与えるなんて、俺にはできない。しかも告白できたとして、藤堂君がオッケーするはずもない。藤堂君のタイプはどうやら清楚系の女子っぽいし。仮に藤堂君が男子に好意を抱くとしても山田君や要君みたいなタイプの方に惹かれるだろうし。
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