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    時緒🍴自家通販実施中

    TRAININGお題:「昔話」「リラックス」「見惚れる」
    盗賊団の伝説を思い出すネロが、ブラッドリーとの初めてのキスを思い出すお話です。軽いキス描写があります。
    かつての瞳 ブラッドは酔うと時折、本当に時折昔話をする。
     普段はそんな様子など見せないくせに、高慢ちきな貴族さまから後妻を奪った話だとか(彼女はただ可哀想な女ではなく女傑だったようで、しばらく死の盗賊団の女神になり、北の国の芸術家のミューズになった)、これもやはり領民のことを考えない領主から土地を奪い、追いやった後等しく土地を分配したことなど、今でも死の盗賊団の伝説のうちでも語り草になっている話を、ブラッドは酒を飲みながらした。俺はそれを聞きながら、昔の話をするなんて老いている証拠かなんて思ったりして、けれど自分も同じように貴族から奪った後妻に作ってやった料理の話(彼女は貧しい村の出で、豆のスープが結局は一番うまいと言っていた)や、やっと手に入れた土地をどう扱っていいのか分からない領民に、豆の撒き方を教えてやった話などを思い出していたのだから、同じようなものなのだろう。そしてそういう話の後には、決まって初めて俺とブラッドがキスをした時の話になる。それは決まりきったルーティーンみたいなものだった。
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    ふららふいきれ(再び)

    DONE天使→堕天→妖魔転換博士のブブテス(未満だけど双方クソデカ感情)
    ※魔的、王的ブブちのため本編のブブちを吸いたい方はブラウザバック!
    ⚠天使自己解釈
    ⚠悪魔たちと博士の仲が友好
    ⚠悪魔主従あり
    ⚠博士可哀想
    ⚠ブブちズタボロ
    ⚠記憶障害アリ ←new!
    会いたかったと言いに来た。 私の名前はニコラ・テスラ。種族人類、欧州出身の科学者である。死後後継者からは『人類史上唯一の魔法使い』と称されがちだが私はこの肩書があまり気に入っていない。私の手がけるものは非科学的極まりない魔法ではなく、理論と物理法則のもとに成り立つ科学だからに他ならない。まあこれ以上は今回話すには長くなる自覚があるので興味のある者は拙作を覗いてみてほしい。
     そんな一科学者である私はひょんなことからラグナロクという神と人類のタイマン試合の闘士に選出され、半神半人という稀有な乙女と力を合わせてとある神と戦った。(一科学者が! 神と!)素晴らしい研究となった試合の結果私は相手の神に敗れ、しばらく眠っていたような気もするが(眠っている間に何があったかわからないが)全試合決着がついており、、、いや話してあげたいのは山々なんだがこれ以上を舌にのせようとするとフリーズしたように顎が動かなくなってしまうんだ。これも非科学的である。いけ好かない。ともかくなんやかんやあって復活した私はまた仲間たちと研究を続けることができている。
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