ナトリウム
yuu_GmhtR
SPOILER夢喰いサナトリウムのNPC立ち絵をぴくるーの遊び屋さんちゃんと街の女の子メーカーで作ったぱすは『夢サナNPC』
菖蒲
「遊び屋さんちゃん」
https://picrew.me/share?cd=jALGfYVZJS
茉莉花
「街の女の子メーカー」https://picrew.me/share?cd=6BzzF149RG 2
magu_farm
DOODLE寝室へ行くとベッドにベビードールを着たユカちゃんが居ました(あらすじ)※また恥ずかしいだけの顔漫画です
天女というワードはナトリウムさんのお言葉をお借りしました…!本当にありがとうございます!! 2
shiraosann2
MAIKING力尽きました元々🏛の死ネタになる予定だったサナトリウムパロの🌱🏛
中略とかあるけど雰囲気で読んで欲しい
学祭イベとキャラスト読んで結局8500文字お蔵入りすることにしたんですけど、あまりにもしんどくてですね
やくそく◈◈◈
「おい、お前さん、あんたここらでは見かけない顔だけど、この街に新しく引っ越しでも?」
とある片田舎の小さな商店街にて。
蝉時雨の降り注ぐ中、八百屋の店番をしていた初老の男は目の前に横された買い物籠の中一杯に詰められた野菜やその他の食材と日用雑貨などの値段を計算しながら、その籠を持ってきた青年に尋ねた。
月白色の銀の髪に翡翠と琥珀の不思議な色をした瞳を持つ青年は明らかにこの周辺に住む人では無い。
この地域は観光地があるような街でも無いから、こんな所に外からわざわざ人が来る事は殆ど無く、だから不思議に思ったのだ。
「うん、ここの裏山に療養所があっただろう。そこがもう無くなったので、土地を買って屋敷を立てたんだ。昔あの療養所には世話になったことがあって、終の住処を作るならそこにしようと思ってね」
8587「おい、お前さん、あんたここらでは見かけない顔だけど、この街に新しく引っ越しでも?」
とある片田舎の小さな商店街にて。
蝉時雨の降り注ぐ中、八百屋の店番をしていた初老の男は目の前に横された買い物籠の中一杯に詰められた野菜やその他の食材と日用雑貨などの値段を計算しながら、その籠を持ってきた青年に尋ねた。
月白色の銀の髪に翡翠と琥珀の不思議な色をした瞳を持つ青年は明らかにこの周辺に住む人では無い。
この地域は観光地があるような街でも無いから、こんな所に外からわざわざ人が来る事は殆ど無く、だから不思議に思ったのだ。
「うん、ここの裏山に療養所があっただろう。そこがもう無くなったので、土地を買って屋敷を立てたんだ。昔あの療養所には世話になったことがあって、終の住処を作るならそこにしようと思ってね」
Akiba_108
DONEエンジェル・デビル・インプロパー / LaLuLa / 共感覚 / ゴースト刑事 / 最後の蕃神 / 紺碧に堕ちるサナトリウム / 同居人 / 辜月のN 現行未通過× 仕上げたので満足 2ringofeb9
DOODLE夏ノ雪くにちょぎスピンオフ。きっとこういう物語もあったかもしれない。完全に後付け設定。2人を軍属にするかサナトリウムに入れるか悩んで後者を選びました。こういうの書いてみたいなっていう試し書きです。
昭和初期の設定なので現代にそぐわない表現や考えがありますが当時の時代背景を考慮した創作上のものですので悪しからずご了承ください。
君ノ記憶 学徒出陣の命が出されたのは昭和18年10月のことだった。大学生の水心子正秀も徴兵検査を受けて国のために戦う――はずだった。
「……診断に間違いは?」
窓から海が見える診察室でレントゲンのフィルムを睨む医者を見つめながら水心子は訊ねた。
「ないな。典型的な肺結核の所見だ」
カルテに万年筆を走らせながら金髪の医者は答えた。
「では、国のために私は戦えないということか」
「そうなるな。大人しくここで療養してもらうことになる」
「……」
水心子は俯いた。結核患者は徴兵の対象にはならないから命を賭して国のために戦うことは出来ない。
「そんな体で戦地に赴くと、あんたが結核を広めてしまう可能性がある。そうなるとこの国は戦力が大きく削られる」
3688「……診断に間違いは?」
窓から海が見える診察室でレントゲンのフィルムを睨む医者を見つめながら水心子は訊ねた。
「ないな。典型的な肺結核の所見だ」
カルテに万年筆を走らせながら金髪の医者は答えた。
「では、国のために私は戦えないということか」
「そうなるな。大人しくここで療養してもらうことになる」
「……」
水心子は俯いた。結核患者は徴兵の対象にはならないから命を賭して国のために戦うことは出来ない。
「そんな体で戦地に赴くと、あんたが結核を広めてしまう可能性がある。そうなるとこの国は戦力が大きく削られる」
kohan_saniwa
DONE #FoxAkumaサナトリウムに入所させられた🦊とちょっと不思議な👹の👹🦊
多分🦊は転生してると思う。設定ふわっふわ。
⚠ご本人様方とは一切関係ない二次創作です⚠
⚠無断転載・自作発言禁止⚠
⚠なんでも許せる人向け⚠
BGMはA/im/erさんの「w0nderland」でお願いします。
wonderlandばさ、と窓の外から大きな音がした。眠れなかったミスタは、そっとカーテンを開いた。静かなサナトリウムの周りには建物なんて一切ない。整備された庭と、裏の林と、下の街へ続く道があるだけで、不気味な程に静まり返っている。鳥の羽ばたきと、猛禽の鳴き声と、風と葉の擦れる音と、それから、リノリウムを踏み鳴らす足音。夜のサナトリウムを構成するのはたったそれだけだった。明かりもなければ、娯楽もない。星がチカチカとしていて、勝手な星座を作ることばかり得意になりそうなくらいだ。ミスタの小さな部屋にはベッドと机とものを仕舞うタンスだけ。ささやかな花瓶に活けられた生花は、きっと今晩で枯れてしまうかもしれない。看護師が持ってきたチューベローズとエゾキクが、花弁を数枚落として俯いている。何となく気になって、ミスタは窓を開けた。ふわ、と涼しい風が吹き込んで髪を揺らす。ばさ、ばさ。また頭上を鳥が飛んだのかと上を見上げれば、ばさ、と一際大きな音を立てて真っ黒な鳥が横切った。
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