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    ナンパ

    maru00kichi

    DOODLEデア時空/ぐだロビ/水着ハンサムにナンパされたり口説かれたり

    夏イベで推しカプ出てくれ!!!!!!!!!!! の気持ちと 推しカプ出たら情緒が死ぬから出ないで!!!!!!!!!!!!! の気持ちで心がバラバラなので気を落ち着かせるために即興SS
    ヤマなしオチなしだわよ
    先着限定アヴァンチュール「そこの格好いいオニーサン、隣空いてる?」
    曰く、ナンパのコツは相手に警戒されずに心を開いてもらえるかにかかっている。そういう意味では今の声かけは満点だ。初手でさらりと褒めてくるリップサービス、それでいて隣に座るのに自然な切り口。しかも相手はこんなハンサムなのだから、そりゃあ大概の女の子には有効だろう。
    まあ、生憎ここにいるのは可愛い一夏の恋の相手ではなく、手持ち無沙汰にパフェをつつく野郎なのだけど。
    「何だよ、そういう遊び? ナンパごっこみたいな」
    「オレとしちゃ、遊びでも本気なんですけどねぇ」
    ぎらぎらと照り付ける陽光も眩しい昼下がり。暑気を避けるため街角のカフェで一時休憩しているときである。午前中一緒にいた面々は息抜きがてら外に出ているから、この場にいる知り合いはひとりだけだ。警護のために残ってくれた、水着姿の緑の人。
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    紫雨(shigure)

    MOURNING「明日は君の隣で」
    忘羨の現代AUで、2人とも大学生という設定です。
    女装して街へ繰り出した魏嬰が、藍湛をナンパして男だという事を隠してデートするお話。
    もとは前々回のワンライ(お題「誤解」)に合わせて書くつもりだったのに、まったく収まらず…!
    明日は君の隣で 廃屋の朽ちた扉に手をかけて中に入ると、左奥の物陰からゆらりと歪な動きの人影が飛び出し、こちらへ近づいてくる。――――――彷屍だ。
     魏無羨は、手にした銃の照準を彷屍の頭蓋に合わせると、数回トリガーを引く。彷屍はあえなく崩れ落ちるが、その後ろからも、二体の彷屍が続いて姿を現した。魏無羨は慌てる様子もなく次の彷屍に銃口を向ける。
    「お兄さん! 次、右手前から飛び出してくるからお願い!」
    「うん、わかった」
     呼びかけに応えた藍忘機は、自身の持つ銃を右手前に向け、彷屍が下部から頭を出した瞬間にその頭を撃ち抜くと、そのまま魏無羨に加勢して、襲い来る彷屍にとどめを刺した。
    「お兄さんさすが! かっこいい!」
     ここでゲーム画面が切り替わる関係で、少しのインターバルがあることを知っている魏無羨は、ここぞとばかりにはしゃいで、藍忘機を持ち上げつつ―――――その内心では、おかしな事になったな、と愉快に思う気持ちと、困惑する気持ちとがせめぎ合っていた。
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    あんか

    MOURNING没供養。SSで書いたナンパお持ち帰り探納をちゃんとすけべ込みで書こうとして没になったやつです。
    探が彼女持ちで冒頭から振られています。すけべ未遂。
    それはもう、最悪も最悪。一年の厄を全部今日という日に濃縮したのかと思うくらいの不運だった。

    それなりに長く付き合っていた彼女に「あなたとは将来が見えない」とLINEのメッセージひとつで振られ、送った返信には既読がつかず。
    あわてて家を飛び出し、走り出したはいいものの、その途中で家の鍵を側溝に落としてしまい、そのまま行方しれずに。鍵の業者を呼んで取替えする羽目になった。予想外の出費は三万円とちょっと。決して安くはない出費に懐が寂しくなった。
    ようやっと尋ねた彼女のアパートではドアを開けてももらえず、インターホン越しに門前払いを食らった。どうやら彼女の意思は固いらしく、もう僕とこれ以上付き合うのは無理だと言われてしまった。
    彼女は、体つきが最高に好みで体の相性も良かった。その上、程よく気が強く跳ねっ返りの強い性格は僕好みだった。愛しているかと問われると答えに言い淀んでしまうが、好きではあったのだ。けれど、ここで醜く追い縋るのは僕のプライドが許さない。家まで訪ねていったことを詫びて、自宅マンションへ帰宅した。
    その帰路で、道端に落ちていたビニール袋に足を取られ転倒。いい歳をして手と膝に擦り 1609