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    ネガ

    つちだ

    MOURNING⚠︎︎コガネガワ夢 交換する話3

    ※初手から捏造いっぱい
    4月○日
    今日は入部届けを出した!
    バレー部に入ろうと思ってる!
    俺、身長それなりにあるから誘われてさ、見学もさせてもらったんだ!
    バレー部の先輩たち、すげーかっこよかった!
    俺もあんな風になりたい!
    体動かすのは好きだけど、バレーやるのははじめてだからワクワクしてる!
    ミョウジちゃんは、何部に入るんだ?もし決まってたら教えてくれ!

    「部活、かぁ……」

    気になって気になって休み時間にこっそりと見てしまった例のノート。
    「おはよう!これ、書いてきた!じゃ、また後でな!」といつもよりバタバタしていたのは、朝練に行くからだったのだろうと今納得した。
    そうか。黄金川君、バレー部に入るんだ。
    それにしても、全部語尾に!マークが付いていて面白い。文にも性格出るよなあと思いながら”部活”の二文字に目をやる。正直、今回も帰宅部かなあと思っている。部活となると嫌でも人との関わりが発生するからだ。作業する時はひとりでいたいタイプである私には、どれも向いていないように思う。ましてや運動部なんて、チームスポーツがほとんどだ。仲間意識とか連帯責任とか、私が最も苦手とするところである。
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    mazetamagohan

    DOODLEネと晶さんが一緒にいることに気付いていた先生が、ほんの少しの嫉妬心でネに「昼間、何を話していたんだ」と聞く→二人の関係を知ってるネが笑いながらその時の状況を話した、みたいな感じを想像してます😋

    ※ネは自分でも言ってる通り親切心で晶さんに悩みを打ち明けさせたし、自分が気に入ってる二人(晶さんと先生)がうまくいくといいなって他意なく思ってる
    甘えたい晶さんとファウストのふぁうあき「いいなあ……」
     食堂の窓の外、中庭で繰り広げられる穏やかな光景に、気付けば思ったことがそのまま口から零れ出ていた。
    「いいな? ――ああ、あれか」
     濡らした布巾を手にキッチンから出てきたネロが、晶の独り言に小首をかしげながら同じように中庭へ視線を向け、そして納得したように頷く。
     穏やかな日差しの差し込む中庭には、影のように真っ黒な人影が一人、木の傍に腰を下ろしていた。その膝には三毛柄の猫が、心地よさそうに腹を見せて寝転がっている。
    「あんたもファウストも、本当に猫が好きだな」
    「あっ、いえ、そうではなくて……」
     くくっ、と喉の奥で笑ったネロに、うっかり首を横に振ってしまって、反応を間違えたと後悔した。これでは晶の先ほどの独り言について、確実に言及されてしまう。
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