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    ネギ

    _no_kmt

    MEMOさねぎゆ+うず漫画の蛇足な補足メモ義勇の「俺は最期まで〜」の言葉を受けて実弥がなんともいえない反応をしていることについて

    実弥は義勇が気持ちをハッキリ伝えてくれて(自分とずっと一緒にいるつもりだと言ってくれて)純粋に嬉しくホッとする気持ちと、義勇の口からこのとき初めて明確に「最期」という言葉を聞き、数年先に迫り来る最期を義勇が受け入れてすっかりと覚悟していることに恐れ入る気持ち(実弥は自分が死ぬことはともかく、義勇を失う覚悟はまだできてない)、恐らく自分より先に逝く義勇を失う未来がグッと現実味を増して苦しくなったのとで、泣きそう&なにも上手い言葉を返せず、ああいう反応になっていました

    宇髄さんもそれがわかったので、実弥が顔を隠して黙り込んだことも茶化さず、あーあ〜…(わかってはいたけどめっちゃ好き合ってるじゃん、なんでコイツらがあとちょっとで死ななきゃならないんだろ)ってなりました

    このあと義勇は、実弥が無言で俯いてしまったことを不思議に思い声を掛けかけますが、宇髄さんが「こいつ嬉しすぎてなんも言えないみたいだぜ、なあ冨岡それ美味い? 喰ったら将棋しようぜ」みたいな感じでさりげなく義勇の意識からスルッと実弥を離し 797

    momohiki_saburo

    REHABILIイニと竜≡がてつはうを使ってほのぼのと魚を獲る話、概ねギャグ寄りです「竜三!おるか?」
     寒い夜が明け、ようやく陽が差し込み始めた時分に野営で響く大声。
     こんな朝早くから叫ぶなよ。思わず眉間に皺が寄る。
    「ここだ!」
     同じくらいの声量で手短に居場所を返す。
     菅笠衆以外でここに来るとなるとあいつしかいないだろう、欠伸を一つして声の主を待つ。

    「ここにいたか」
     少しすると声の主が岩の隙間から出てきた。
    「仁!なんだよ朝っぱらから」
     まだこの時間だと寝てる奴も多いんだからあまり大声を出すなよ。まあ俺も大声で返したが。
     あまり大きな声だと皆が起きる、そう続けると、はっ、とした表情の後、俺の側に寄ってきて耳打ちしてくる。
     違う、そうじゃない。
    「これから時間はあるか?」
    「そりゃ腐るほどあるがよ」
     耳元で喋られるとこそばゆい。
     時間はあると答えると、なら一緒に来てくれとぐいぐい袖を引っ張られる。
     やめろ解れが拡がると振り払って仁の顔を見ると、何やらひどくご機嫌そうな表情。

     今度は何をしでかそうとしてるかは知らんが、その顔がろくでもないこと考えてる顔だってのはよく知ってる。
    「なるべく大きい籠を二人分用意してくれ、すぐに出るぞ」
     仁があ 2936