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    ハッピーエンド

    シオクマ

    MEMO※あたなる🗼コラボの二次創作メモです。CP要素無し。リコリスメインで、カオマ+自由くん
    ※口調、一人称、名前の呼び方、性格がご本人様とは異なる可能性が300%ございます。

    ※オリジナル設定詰め込みまくっています。完全無欠のハピエン厨によるハッピーエンドですが、何でも許せる人向け。
    ※ジャッジアイズとロスジャとコナン映画が好きです。警察と公安をなんだと思ってるんだ…?状態です。
    【澄空に咲く、明日の太陽とともに】(それは)

    (わたしの人生で、一番初めに優しくしてくれたあなたたちとの)


    (『はじめまして』と『さよなら』の夜噺)




     次第に初夏の気配を孕み始めた昼間の太陽の空気も、沈んでしまえば途端になりを潜める。地上250mにある東京タワーのトップデッキは寒いくらいだ。
     涼しい夜風に、僕のアイボリーの外套が揺れる。
     熱帯夜は、未だ遠い。


    「怪盗リコリス」


     滑舌の良い、凛と張った爽やかな声が僕の背を軽く叩いた。
     今の彼の声には、これまで幾度となく追われてきた際に投げつけられたような棘はない。この穏やかな声音が、生来のものなのだろう。
     驚くことはない。選択を委ねたのは紛う方無き僕だ。仰ぎ見ていた月から視線を外し、背後を振り返る。
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    S_Na3_Na03

    MOURNING久しぶりに小説を描こうとして力尽きたヤツ。

    クロムを喜ばせたくて変装も兼ねて女装したエクスだけど、女装姿が可愛すぎて注目を集めてしまい、それにクロムが嫉妬してホテルに連れ込んでエクスを一方的に…、でもエクスがクロムの為に女装したって知ってラブラブハッピーエンドになる♥

    って話が書きたかった残骸です…(;´д`)
    女装えくすの話「クロムってボクのこと好きじゃないのかなぁ…」

    銅田産業のベイブレード練習ルームにて、バトルを終えたシグルとエクス。ひと息ついていると、ソファーに膝を抱えて座っていたエクスがポツリと呟いた。

    「そんなこと、ないと思うけど…」

    シグルはそんなエクスを立ったまま見詰め、淡々と冷静に返事をした。しかしクロムがエクスを愛してやまなことを知っていたシグルは無表情ながらも内心ではエクスの言葉に驚いていた。

    「どうして、そう思うの?」
    「だって最近のクロムって仕事ばかりで全然遊んでくれないじゃん…」
    シグルはもう何度もエクスのこの不満を聞いている。
    「それは…」
    エクスの仕事を代わりにクロムがしているから、と言いかけてシグルは止めた。この言葉ももう何度もエクスに言っているからだ。クロムとエクスのことは2人の問題であって自分が口を出すことではないとシグルは考えていた。
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