パチ
水 野
DOODLEふぃぱちょふぃ「あ」
静かな図書室に気を遣わない、何かに気付いたフィンの声に、その隣で本を読んでいたカルパッチョは顔を上げた。
「ぇ」
その瞬間には目の前にはフィンの顔があり、カルパッチョは固まった。
(キ、)
自身に向かって伸びてくるフィンの手に続く文字が過ったすぐ、それは額にきた涼しい感覚に打ち砕かれる。
「……?」
風が前髪に当たる感覚だった。
数秒してフィンが自身の前髪に向かって息を吹いたのだと分かった。
「埃ついてた」
「ぁ、あぁ…」
カルパッチョは前髪に手をのばす。
「もう取れたよ」
フィンは何事もないようにそう言うと、机の上に閉じられている本をまた読み出した。
カルパッチョも同じように読んでいた本に顔を戻すも、先ほどの光景が離れず本の内容は一切入ってこなかった。
449静かな図書室に気を遣わない、何かに気付いたフィンの声に、その隣で本を読んでいたカルパッチョは顔を上げた。
「ぇ」
その瞬間には目の前にはフィンの顔があり、カルパッチョは固まった。
(キ、)
自身に向かって伸びてくるフィンの手に続く文字が過ったすぐ、それは額にきた涼しい感覚に打ち砕かれる。
「……?」
風が前髪に当たる感覚だった。
数秒してフィンが自身の前髪に向かって息を吹いたのだと分かった。
「埃ついてた」
「ぁ、あぁ…」
カルパッチョは前髪に手をのばす。
「もう取れたよ」
フィンは何事もないようにそう言うと、机の上に閉じられている本をまた読み出した。
カルパッチョも同じように読んでいた本に顔を戻すも、先ほどの光景が離れず本の内容は一切入ってこなかった。
moetekasukasu
MEMO🚲あらと〜で🧞♂️パロ
コラボの衣装めちゃくちゃ似合ってたんだよな〜🥲🥲❣️
現代にやってきた🧞♂️ぱち、絶対世間知らずだけどみんなを幸せにしちゃうんだろうな、、
このパロの場合あらと〜はどちらかといえばコンビでいてほしい 転生したとうどうくんと出会って恋に落ちてほしい 2
Rui_rui624
DOODLE500字あるかないかの超短編。別垢にて、もくりで話題になった「チュッパチャプス」をお題に勢いのまま数分で書いたもの。
ほんのちょっとの加筆修正。
少しRを匂わせる文あり。
甘美なる君ころ、ころ。かり、ころ。
口の中で遊ぶ甘い粒。広がるフルーティな香り。
その香りにつられて、紫の紫陽花が隣に咲いた。
「珍しいね」
「む?」
「それ」と口元に指刺されたものをちゅぱっと音を立てて取り出す。幼い頃親しんでいた棒付きの飴玉。
先程まで口の中にあったそれは、光にかざすとてらてらと光る。
「咲希からもらったんだ。買いすぎたからと。」
お菓子好きの妹から譲り受けたと言う彼は、くるくると指先で棒を操る。その動きに習うように先端の宝石も光を反射しながらくるくると回る。
「味は?」
「わからん。たぶん、ミックスのものだ。」
見た目は、紫陽花の彼がもつ瞳のような黄色。それをまた口に含む。
時折漏れる音がなんとも、あの情事を思わすような露で、ごくりと喉が鳴る。
408口の中で遊ぶ甘い粒。広がるフルーティな香り。
その香りにつられて、紫の紫陽花が隣に咲いた。
「珍しいね」
「む?」
「それ」と口元に指刺されたものをちゅぱっと音を立てて取り出す。幼い頃親しんでいた棒付きの飴玉。
先程まで口の中にあったそれは、光にかざすとてらてらと光る。
「咲希からもらったんだ。買いすぎたからと。」
お菓子好きの妹から譲り受けたと言う彼は、くるくると指先で棒を操る。その動きに習うように先端の宝石も光を反射しながらくるくると回る。
「味は?」
「わからん。たぶん、ミックスのものだ。」
見た目は、紫陽花の彼がもつ瞳のような黄色。それをまた口に含む。
時折漏れる音がなんとも、あの情事を思わすような露で、ごくりと喉が鳴る。
taso_mobu_ogsan
MAIKING「何してんのよそんなとこで」ってしたっぱちゃんに上からのぞきこまれてる絵だったんですけど途中から乳のことしか考えてなかったしこれ以上どうする気も起きなくなってしまったので投棄するやつsuzumi_cuke
TRAINING295話ネタ鶴+月。少尉不在だけど気分は鯉月。もうなんにもわからないお前ら何を考えてるんだ。こんなん書いてるけど実際休載明けたら普通にまたドンパチしてると思います。295話の行間 / 鶴+月(鯉月風味)「私の味方はもうお前だけになってしまったな?」
――蛇に睨まれた蛙とはこういうものだろうか。
まるで金縛りにあったように身体が動かない。明かりの届かない建物の薄闇に、半ば溶け込むようにして佇む姿勢の良い死神が、じっと月島を見ていた。
「……それは」
口の中が渇いて、確かに発音出来たかどうかは疑わしかった。
――どういう意味なのだ。
お前は味方かと確認しているのか。それとも、鯉登少尉はもう味方では無くなったと言いたいのか。
――そんなはずはない。
鯉登少尉が、自分の忠告を聞かず、甘い嘘のことを話したのは何故か。彼は部下を守るためといったが、きっとそれだけではない。
彼は、鶴見中尉のこともまだ諦めてはいない。
1350――蛇に睨まれた蛙とはこういうものだろうか。
まるで金縛りにあったように身体が動かない。明かりの届かない建物の薄闇に、半ば溶け込むようにして佇む姿勢の良い死神が、じっと月島を見ていた。
「……それは」
口の中が渇いて、確かに発音出来たかどうかは疑わしかった。
――どういう意味なのだ。
お前は味方かと確認しているのか。それとも、鯉登少尉はもう味方では無くなったと言いたいのか。
――そんなはずはない。
鯉登少尉が、自分の忠告を聞かず、甘い嘘のことを話したのは何故か。彼は部下を守るためといったが、きっとそれだけではない。
彼は、鶴見中尉のこともまだ諦めてはいない。
まる|ポスト
SPOILER【咆哮エトランゼ】|HO2 赤ずきん
|目 夜嶋(ムゥ イェタウ|さがん やとう)
お金さえもらえるのなら文字通り何でもする。
本名と言うか名前がそもそもない。戸籍もない。でもなんか皆苗字と名前あるから適当に耳にした奴ぱちった。
椅子に座るよりも、地べたで犬みたいな座り方してる事の方が多い。
頭を撫でられるのは結構好き。 5