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    ヒキ

    ビールハム

    PROGRESS年内に本にすることが叶わなそうなので、プロットを公開します。
    いつかブラッシュアップして本にできたらいいな

    鬼水/全年齢/水が死にます
    鬼が自分の想いに気づく話

    登場妖怪:センポクカンポク
    大きなヒキガエルのような体と、人間のような顔を持つ。家に死人が出ると、死んだ者の掛けむしろのもとに現れる。死者の霊魂の番をし、墓場まで道案内をする役目を持つ者と考えられている。
    鬼水 輝きの名前季節は春
    ゲロゲロ、というセンポクカンポクの声から始まる

    「ただいま、水木さん」「よぉ水木」
    「鬼太郎!ゲゲ郎!今日も来てくれたのか、嬉しいよ。 お帰り」ぎゅっと抱きしめる

    「砂かけばばあから美味しいニシンの佃煮をもらったんです、一緒に食べましょう」
    「それはいいな!ニシン蕎麦にするか。さ、あがりなさい」

    ・料理をしてる光景
    ・食べる光景
    ・将棋をして遊ぶ光景
    ずっと水木の笑顔を眩しそうに見る鬼太郎

    ゲロゲロ
    カァー カァー 

    「そろそろ日が暮れますね」
    「…帰るのか。」
    「えぇ…でもまた来ます。ここで待っててくださいね」
    「ああ、待ってる。またな」

    鬼太郎が帰る際に後ろ手に戸を閉めると蜃気楼のように想い出の光景が消え去り、
    家がボロ小屋になる
    3108

    pimmpimmuuu

    DONE2024.8.16-18
    渡米後沢深WEBオンリーの展示SSです!

    X(旧Twitter)沢深ワンドロライ様からお題をお借りしてます
    【電車】【ひきとめる言葉】

    大学生の沢深🇺🇸🇯🇵

    若さゆえ軽率にいろいろ口にしちゃう沢
    どっしり構えてるようで実は不器用な深

    青年から大人にむかう時期のふたりの小話です
    糖度低め、サラッと読めます

    ※セリフありモブくんたち♂がでてきますが無害です
    そらいろ「いかないで、って言ってほしいピョン?俺に」

    いややばい
    なんだこの凍り付いた空気
    鋭くオレを射抜く瞳からは光が失せて、表情からは何一つ感情が読み取れない。

    「寂しい、って言えばいいピョン?」

    「俺が」

    やばいやばいやばい
    心臓は早鐘を打ち、視線は泳ぎ、握りこんだ両手には爆速で手汗が滲む。

    分かるのはただ一つ
    深津さんの地雷をオレが盛大に踏み抜いたらしいことだけ。


    ここは深津さんが住むアパート
    アメリカから一時帰国したオレは週末土日の二泊の予定でお世話になっている。
    本当はあっちに戻るまでずっと一緒にいたかったけど、学生である以上、帰国したからにはきちんと親御さんに顔をみせにいけと譲らなかったのは深津さん。

    『奨学金がもらえても向こうでの生活費だって馬鹿にならんピョン。それを出してるのは誰だか考えたことあるか?学生で、バスケさせてもらってる分際で親不孝働くなんて百年早いピョン』
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