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    ピカる

    yukisuke_sbgd

    DONE弊社限パロシリーズ、キッチン・エミヤの番外編。夏なので!海です!海の家!!ずっと書きたかったの!! そして職質受けるキャスぐだ♀をずっとあたためていたので、ここで解放しました。職質かけてきたお巡りさんは雪介の趣味です。時間軸はキッチン・エミヤ3の春を越えた夏。トロピカルサマーなぐだちゃんとトロピカルサマーというよりもガラの悪いお兄さんになってしまったキャスニキの浜辺デートをお楽しみください。
    キッチン・エミヤ海の家編「はーい! ヤキソバ2つとかき氷2つですね!」
    「イカ焼き3つ入りましたー! 生3つもってきまーす!」
    「ご注文のたこ焼き大皿になります。ウーロン茶は――はい、失礼いたします!」
     わいわいわい、がやがやがや。
     そんな喧噪にも似た忙しさの中、色違いのアロハシャツを着た、まだ学生と思われる三人はつぎつぎとやってくる客の注文をとり、料理を配膳し、会計をしていく。
    「はあ~~! やっぱり今日は大盛況ですね」
    「すまないな。まさか、ここまでとは思わず……」
    「いいんですよ、その分、バイト代はがっぽり頂きますんで!」
    「それはもちろん」
     ここは所謂『海の家』。
     先週ようやく梅雨明けしたこの地域では、長期休みに入ったということもあり、砂浜や美しい海、そして波を求めた、若者から家族連れまで、さまざまな人々でごった返していた。
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