ブライト・ノア
あさぎ
SPUR MEお誕生日プレゼント完全なる
『ヤオイ』話。ヤマ無しオチ無し意味無しww
実はここが元ネタ、BLリバーシ。
https://inkei.net/reversi/
オセロ寄港先での艦外打ち合わせに出ていたブライト・ノアが帰ってきた。
アーガマの艦内、重力抵抗の無い廊下で、浮かない表情を浮かべ、軽く溜め息を吐きながらブライトは、クワトロ・バジーナとすれ違う。
「艦長、また面倒な事を言われたのだろう?」
ブライトの表情を見て取ったクワトロは、そう話し掛けた。
「…ああ、口で言うだけなら誰にでも出来る。させられる側の身になってもらいたいものさ。」
無理難題な命令の愚痴を、心に留め置かずに、こうして口に出して仕舞える事が、ブライトの気持ちを楽にさせた。細やかなやり取りでも吐き出せる事は救いだ。
「あ…大尉、それは?」
生まれた意識の余裕に、ブライトの視野が広がる。クワトロの左に抱えた厚みの無いケース。
3193アーガマの艦内、重力抵抗の無い廊下で、浮かない表情を浮かべ、軽く溜め息を吐きながらブライトは、クワトロ・バジーナとすれ違う。
「艦長、また面倒な事を言われたのだろう?」
ブライトの表情を見て取ったクワトロは、そう話し掛けた。
「…ああ、口で言うだけなら誰にでも出来る。させられる側の身になってもらいたいものさ。」
無理難題な命令の愚痴を、心に留め置かずに、こうして口に出して仕舞える事が、ブライトの気持ちを楽にさせた。細やかなやり取りでも吐き出せる事は救いだ。
「あ…大尉、それは?」
生まれた意識の余裕に、ブライトの視野が広がる。クワトロの左に抱えた厚みの無いケース。
エミリオ_二次創作置き場
DONE【閃ハサ】ブライトさんがもし二人に日記帳をプレゼントしていたら…という妄想話です。チェーミンのキャラクターをだいぶ捏造していますのでご注意を。閃光のハサウェイに向けての話として書いておりますので、あまり明るくはないです。
2023/06/03
二つの日記帳「ただいま、いつもビデオレターをありがとう。チェーミン、もうあんなに文字を覚えたのかい?」
「うん! 『ぱぱ』も『まま』も『おにいちゃん』も、全部書けるんだ!」
久しぶりの帰還に駆け寄るチェーミンを抱きしめながら、ブライトは我が子の成長を噛み締めていた。
文字が書けることだけじゃない。髪も背丈も伸びて、少しずつお姉さんになっている。子どもの成長は早いものだと、ブライトは家族と長く過ごせない自身の職務を少し恨んだ。
もうすぐ五歳を迎えるチェーミンはトレードマークの赤いリボンを着けておめかしをして、自分の帰りを迎えてくれた。なかなか一緒に過ごすことのできない自分を思ってこの姿を選んでくれたのかと思うと、目頭が熱くなるのを感じた。
3253「うん! 『ぱぱ』も『まま』も『おにいちゃん』も、全部書けるんだ!」
久しぶりの帰還に駆け寄るチェーミンを抱きしめながら、ブライトは我が子の成長を噛み締めていた。
文字が書けることだけじゃない。髪も背丈も伸びて、少しずつお姉さんになっている。子どもの成長は早いものだと、ブライトは家族と長く過ごせない自身の職務を少し恨んだ。
もうすぐ五歳を迎えるチェーミンはトレードマークの赤いリボンを着けておめかしをして、自分の帰りを迎えてくれた。なかなか一緒に過ごすことのできない自分を思ってこの姿を選んでくれたのかと思うと、目頭が熱くなるのを感じた。
エミリオ_二次創作置き場
DONE【閃ハサ・ORIGNクロスオーバー】閃光のハサウェイとガンダムORIGINを掛け合わせたif設定です。前世の記憶と交差していく物語になる予定です。現状ハサウェイほとんど出てません!ほぼブライトさん(過去の捏造あり)です。長くなりそうな予感…Like the “Möbius loop” - 01一番古い思い出はなに?
そう聞かれると答えに詰まる。
いつからだろうか。あるときから不思議な夢を見るようになった。
夢の中の僕は別の名前で呼ばれていて、声の質感から考えると、恐らく今の実年齢よりも年上だと思われる。そして、必ず同じ女性と過ごしているのだ。
笑っている日もあればケンカのようなことをしている日もある。他愛もない日常だ。
そしてその夢には、ある場面だけが何度も繰り返し再生されるという特徴があった。その場面になると、普段よりも視界がぼんやりとして周りのことはよくわからなくなる。
毎日見るわけでは無いが、夢の中の僕は不定期に別の名前で呼ばれ、その名を呼ぶ女性と日常を共にする。
時に夢と現実が混じり合うような感覚があり、今が宇宙世紀何年で自分は誰で何をしている人間なのか、わからなくなることもあった。
3452そう聞かれると答えに詰まる。
いつからだろうか。あるときから不思議な夢を見るようになった。
夢の中の僕は別の名前で呼ばれていて、声の質感から考えると、恐らく今の実年齢よりも年上だと思われる。そして、必ず同じ女性と過ごしているのだ。
笑っている日もあればケンカのようなことをしている日もある。他愛もない日常だ。
そしてその夢には、ある場面だけが何度も繰り返し再生されるという特徴があった。その場面になると、普段よりも視界がぼんやりとして周りのことはよくわからなくなる。
毎日見るわけでは無いが、夢の中の僕は不定期に別の名前で呼ばれ、その名を呼ぶ女性と日常を共にする。
時に夢と現実が混じり合うような感覚があり、今が宇宙世紀何年で自分は誰で何をしている人間なのか、わからなくなることもあった。