マホロア
桜餅ごめ子
DONE真格闘王でマホロア奪還後、強い喪失感や悲しみに当てられたせいで闇堕ちしかけのカービィを光に連れ戻そうと奮闘する光堕ちマホの闇光反転の漫画マホロアやみんなを過剰に守ろうと暗闇に飛び込んで無茶ばかりするカービィの行先を照らし て、元の心穏やかなカービィに戻そうとするマホロア
エアスケブリクエストありがとうございました! 19
マホロアかわいーーーー!
DOODLE──ぜんぶ忘れたぼくに残ったのは、きみだけだったよ。生きていてさえくれれば、もしも死ぬ運命でも生きて、ただ生きていてほしいだなんて、ぼくたちの神様への冒涜かもね。裏切りにも等しい。だからこれまでのぼくは誰かに生きていてほしいだなんて、思ったことが無い気がするよ。きみが、息をしてる、手を振ってくれる、笑顔で出迎えてくれる! 幸せそうなきみに心が奪われてしまった。──好きだよ、マホロア。
厄介な来訪者と支配人「だって、顔が!顔が見えたんだもん!マホロアの!!マホロアはいないの!?」
「困りますお客様、今彼はお休みされていて──」
(エッ、何、何がアッタノ)
楽屋から出てきた途端、耳に入ってきたのはそんな喧騒。この遊園地に相応しくない、泣き喚くような声。
「やだやだやだ、マホロアの遊園地なんでしょ、会わせて! 会わなきゃ、安心できない、生きてるの!? 生きてるって、見せて!!」
「お客様落ち着いて、えっと、えっと……支配人は生きてます、生きてますから!」
──どういう状況だ、コレは。
ボクの思考は一瞬停止した。そののち、まず浮かんだのは「厄介な客が来たな」という感想。そして次になぜボクの生存を知りたがって泣き喚いているんだこのひとは、という疑問。観察してみよう、と、かれの様子を一通り見てみる。青み掛かった銀の髪、螺旋の冠、白い肌、青い目、白衣、妖精のような薄い羽、五本指の胴体から離れた手──その姿にはどこか見覚えがあった。……まさか、あいつが生きている? いいや、確かに一刀両断して彼は死んだはずでは? しかしそれでも確証はない?
2397「困りますお客様、今彼はお休みされていて──」
(エッ、何、何がアッタノ)
楽屋から出てきた途端、耳に入ってきたのはそんな喧騒。この遊園地に相応しくない、泣き喚くような声。
「やだやだやだ、マホロアの遊園地なんでしょ、会わせて! 会わなきゃ、安心できない、生きてるの!? 生きてるって、見せて!!」
「お客様落ち着いて、えっと、えっと……支配人は生きてます、生きてますから!」
──どういう状況だ、コレは。
ボクの思考は一瞬停止した。そののち、まず浮かんだのは「厄介な客が来たな」という感想。そして次になぜボクの生存を知りたがって泣き喚いているんだこのひとは、という疑問。観察してみよう、と、かれの様子を一通り見てみる。青み掛かった銀の髪、螺旋の冠、白い肌、青い目、白衣、妖精のような薄い羽、五本指の胴体から離れた手──その姿にはどこか見覚えがあった。……まさか、あいつが生きている? いいや、確かに一刀両断して彼は死んだはずでは? しかしそれでも確証はない?
ると🎀⚙️
DONE何者かに捕まったマホロアを助けに行く話。いつ4がマホロアのことを大事に思ってる様子が読みたいから書くか!と思いながら書き始めたらヘキが暴走しました。ちょっと痛い描写があります。後半カビマホ風味ですがCPではないです。pixivに掲載したものと同じです
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19776744
キミの名を呼ぶ情報を食う機械生命体の星にて
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無機質な機械音が鳴り響く部屋で、白衣を纏った複数人の技術者がコントロールパネルを操作していた。部屋の中央には大掛かりな装置が据え付けられ、何本ものケーブルがまるで樹木の根のように伸びている。
『被験体No.2786、これより脳内データの抽出を行う』
頭部に一つ目のレンズを光らせた技術者の一人が静かな声でそう告げた。
『我々の文明がまた一歩前進するだろう』
『尊い犠牲は無駄にしない』
周囲の技術者が賛同し、ある者は被験者を哀れみ、粛々と準備が進められていく中で哀れな被験者──マホロアは目を覚ました。
「(……エ?)」
『おや、目を覚ましてしまったようだ』
『かわいそうに、夢を見たまま処置された方が幸せだっただろうに』
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無機質な機械音が鳴り響く部屋で、白衣を纏った複数人の技術者がコントロールパネルを操作していた。部屋の中央には大掛かりな装置が据え付けられ、何本ものケーブルがまるで樹木の根のように伸びている。
『被験体No.2786、これより脳内データの抽出を行う』
頭部に一つ目のレンズを光らせた技術者の一人が静かな声でそう告げた。
『我々の文明がまた一歩前進するだろう』
『尊い犠牲は無駄にしない』
周囲の技術者が賛同し、ある者は被験者を哀れみ、粛々と準備が進められていく中で哀れな被験者──マホロアは目を覚ました。
「(……エ?)」
『おや、目を覚ましてしまったようだ』
『かわいそうに、夢を見たまま処置された方が幸せだっただろうに』
桜餅ごめ子
DOODLEマホロアの口、頑張って開けても本当にちっちゃいといいな ハンバーガーかぶりつけないくらいちっちゃいといいなカービィとファストフード店に行くけどハンバーガーにかぶりつくのが苦手なのでジュースとポテトだけ頼むマホロア 一方ハンバーガーをガンガン頼むカービィ
桜餅ごめ子
DONEヤンデレごっこしてるマホロアと真格で友情愛情拗らせたカービィの小説です。拗れまくってほしいとのことだったので拗らせようとしたら想定以上に拗れまくりました。
エアスケブリクエストありがとうございました!
ごっこ遊びはほどほどに プププランドにも古本屋があると聞いて、どんなものかと覗いてみたのがことの始まりだった。小さな店だったが、品揃えは存外悪くなく、それなりに興味をそそる書籍をいくつか発見することができた。
――そう思ったのだが。
「ウッカリしてたナァ」
購入したものの中に、ブックカバーと中身が異なる本が混ざっていたのだ。よく確認すればよかった、とボクはローアの書庫でひとりごちる。
「ドレドレ……」
目当ての本ではなかったことに苛立ちながら、ブックカバーを外す。中身はどうやら「ヤンデレ流♡ 愛の指南書」というタイトルのようだった。曰く、ヤンデレとは意中の相手への愛情が高まりすぎて病的な精神状態になっていることを指すらしい。一途な愛情とほっとけない危うさで好きな人のハートを射止めよう、というキャッチコピーが大きく印字されている。
8023――そう思ったのだが。
「ウッカリしてたナァ」
購入したものの中に、ブックカバーと中身が異なる本が混ざっていたのだ。よく確認すればよかった、とボクはローアの書庫でひとりごちる。
「ドレドレ……」
目当ての本ではなかったことに苛立ちながら、ブックカバーを外す。中身はどうやら「ヤンデレ流♡ 愛の指南書」というタイトルのようだった。曰く、ヤンデレとは意中の相手への愛情が高まりすぎて病的な精神状態になっていることを指すらしい。一途な愛情とほっとけない危うさで好きな人のハートを射止めよう、というキャッチコピーが大きく印字されている。
桜餅ごめ子
CAN’T MAKEマホロアに心をぐちゃぐちゃにされたカービィが脳内にいるからいつか形にしたいきらいになれたら 嫌いになれたらよかったのに。
嘘つき、よくも裏切ったな、もう友達じゃない、お前なんか大嫌い。そう言えたら、そう思えたら。どんなに楽だっただろう。
74嘘つき、よくも裏切ったな、もう友達じゃない、お前なんか大嫌い。そう言えたら、そう思えたら。どんなに楽だっただろう。
桜餅ごめ子
MEMOカービィに助けを求めたキャラフローチャートを作ったら、マホロアを助ける理由がなくなったそんなマホロアを助けるところが彼らが彼らたるゆえんだし、そんな彼らに助けられたからこそマホロアは再起できたんだなあ……
こうしてみるとWiiそのものが他でもない「マホロア」を助ける物語なのが分かって感慨深くなるのだった
桜餅ごめ子
DOODLEマホロアが帰ってきたあとカービィがローアに行ったらマホロアがWii本編と同じようにローアのキーボード叩きながら「ヤァ、カービィ。調子はドウダイ?」って言ってきて、ああ、マホロア帰ってきたんだ……ってじんわりくるカービィを描きたかったんだけどなんか違う感じになった
ると🎀⚙️
DOODLE打算と食欲100%の関係なマルマホ。魔力を啜りたいマルクと魔力径路強化できるので受け入れてるマホロアの話のやつ。食事中です。https://www.pixiv.net/novel/series/10146110
sgjubt
MOURNINGマホロアがマルクにハルカンドラに連れてってもらうところまで2人の出会いは多分こんな感じ、というヘッドカノン
「ほら、見えたのサ。あれが、お前が行きたがってたハルカンドラって星だろ?」
道化師は、翼をきらきらと輝かせながらスピードを上げた。背には青いフードの魔術師と大量の書物を載せて、はるか銀河の彼方からひとっとび。長い長い旅路の果てに、ようやっとこの惑星に辿り着いた。
「コレが、ハルカンドラ……!」
星の表面に広がっているのは、荒廃した岩肌と、川のように流れるマグマ。一部には永遠に動き続ける機械工場の跡地があり、何のものかもわからない何かを作り続けていた。
星の中心に聳え立つハルドラボ火山の火口からも絶え間なくマグマがあふれ出し、機械工場の一部をも飲み込んでいる。上空では工場から排出される煙と、ハルドラボ火山から上がる噴煙が混じりあう。地表は未だ熱を帯びたマグマと冷たいコンクリートで覆われ、枯れかけた草木がわずかに生えているだけ。
2484道化師は、翼をきらきらと輝かせながらスピードを上げた。背には青いフードの魔術師と大量の書物を載せて、はるか銀河の彼方からひとっとび。長い長い旅路の果てに、ようやっとこの惑星に辿り着いた。
「コレが、ハルカンドラ……!」
星の表面に広がっているのは、荒廃した岩肌と、川のように流れるマグマ。一部には永遠に動き続ける機械工場の跡地があり、何のものかもわからない何かを作り続けていた。
星の中心に聳え立つハルドラボ火山の火口からも絶え間なくマグマがあふれ出し、機械工場の一部をも飲み込んでいる。上空では工場から排出される煙と、ハルドラボ火山から上がる噴煙が混じりあう。地表は未だ熱を帯びたマグマと冷たいコンクリートで覆われ、枯れかけた草木がわずかに生えているだけ。