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    ヨガ

    hiro16jbsssm

    DONE子狐のスープのほんのり続きですが前のを読まなくても全然大丈夫です。
    先生がしし君とやる事やってやるぞと意気込むだけの話、ノリとテンションがおバカです。続くかもしれない。
    なろう風サブタイトルは
    ~フィジカル最弱の医者は見返す為にヨガで最強誘惑スキル習得を目指す~
    百戦錬磨の一途な子狐に手心を加えられた件について 獅子神が私にある頃から持たせるようになった手弁当とスープに『食事時に急患が来ないように』などという呪いを掛けたお陰で、恋人からの貴重なまじないが無事に為されるべく日夜気を張り詰めて急患を避け食事時間の確保に勤しむ、という本末転倒な行動をしながらのひと月以上に及ぶ神経をすり減らす勤務の為、無駄に疲弊した私の不調を気遣われ、私の好意からの奮闘に浮かれた獅子神に労いと称して自宅へと連れ込まれたあの日。

     双方が機を見誤ったが故に互いのエナメル質が接触する鈍い音を立て不格好な形となった初めての口付けは、その後はすぐに自然に交わし触れ合えるようになっていて、事前に書籍や動画で学習していた成果は遺憾なく発揮され、恋人同士のファーストコンタクトとしては失態も落ち度もなく、一緒に何の問題もなく充実した楽しい夜を過ごせる、などと嘯いた子狐の可愛らしい二つ目のまじないをこのまま叶えてやるのもやぶさかではない、と意気揚々と彼のねぐらに乗り込んだ結果、果たして何事もないままに充実した楽しい夜は明けた。
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    echichibom

    MOURNINGその後冒険者になったトモエ(ミサトの初恋の女性)とトモヨがエンカウントする話

    トモエのミサトへの想いはミサトが里を去ってから募っていったものだとおもてる。なので恋心とかではない。恋心未満ではあるかもしれない。
    その先の光私は成すべきことを全てを終わらせたようだ。
    休む間もなく体が先に動いて、導かれるようにラノシアから船に乗った。抜け出した里に帰るのは危ないだろうからその近辺だけど…何となく故郷の景色を見たくなった。

    あれから何年、何十年経っただろう。
    「…ミサト」

    彼の名前はずっと頭の片隅にある。ゴルモアへ発った彼のその後を私は知らない。事実として知っている事はこの旅で得た世界の情勢と歴史、そして当時…あの時の戦いでダルマスカが帝国の属州になったこと。
    私達が暮らしていた里は位置が遠かったから大きな被害はなかったけど、そこで何が起き、どんな惨状が広がっていたのかをこの目で見た訳ではない。

    私が今ここに立っている理由は一つ。彼の、自由…世界の豊かさを求めるあの眼差しだった。私に向けられたものではない。血にも塗れていた。でもあの目には私の心に訴えかける何かがあった。あの時ははっきりとわからなかったけど…。共に過ごした子供に、私は授けてしまったのだと思う。
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    🍏🥝🍣現遂🍣🥝🍏

    PAST〈庶法0〉【毒占翼】 

    2023初夏頃に投稿したものです。
    軽微な加筆をしました。
    後半で若干、独りよがりに進行する場面があるので少し分かりづらいかもしれません。

    ●内容補填
    ・二人は平服で逢っている
    ・ほせ殿が身に付けているお馴染みの首筋エチ紐は、徐庶の事を想って性的な衝動に駆られるとスルリと結び目が解ける
    ・ほせ殿は、休日が空いていたのに互いを焦らす為に誘いを断り続けた
     仰向けになった法正殿の首元にふと気を取られてしまう。
     隠れ家の寝台で、誘われるままに君を押し倒した。夜も更けて、四つん這いになった俺の下で艶かしさを深める小麦色の肌。首筋に何となく視線を移したら、様子がいつもと違うことに気がついた。首元に緩く巻かれた目新しい紐?みたいな。言い方が今ひとつなのは分かってる。けど、これを何と呼ぶのか俺は知らないから……。
     装飾品を多めに身につけているのは普段から目にしていたけど、政務に就かない休日用に着用するものも別にあるんだなぁとぼんやり考える。
     俺はそういうものにあまり詳しくない。身なりだって最低限ととのっていればそれでいいかって性分だから、その見慣れない首飾りをついまじまじと凝視してしまった。とても似合っているけど……正直に言わせて貰うとこれも外してしまいたい。少しずつ、全部脱がせてからでいい。それを許されるのが俺だけだったら良いのに。策だの学びだの言ってたって、欲望を前にして最後に残るのは浅ましさだけだ。
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