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    ルドマン

    MenthoKATOU

    MEMOAIのべりすと先生にチルドマンさんとニトロマンさんのお話を書いてもらいました(未完)。「俺は人工物は撮らない」以降が先生作です。
    人工物は撮らない主義のチルドさんが夜景の代わりに満月を撮るところまではスゲーよかったのに、誰だよスピアヘッド戦隊の部隊長代理パーセプションって!?!?!?唐突すぎるし実際ニトロさんの知り合いに絶妙に「いそう」なのが草を誘います。
    ◆◆◆までで終わりでよさそう(無慈悲)
    ニトロマンが駆るバイクの上で、チルドマンは線になって過ぎ去る標識や車のライトを横目に考えていた。
    たまの休暇に街にやって来て、友人たちと再会を喜び合い、つかの間の賑わいを楽しんだ後。決まってニトロマンはチルドマンを己のバイクの背に乗せ、空港まで送ってくれるのだった。
    チルドマンにはそれが不思議でならなかった。ニトロマンは寡黙な男で、どんな行動をするにしろ、自分の意図するところをほとんど喋らない。
    ニトロマンと自分とは、対して親しい仲である訳でもない。にもかかわらず毎回こうも律儀に、送り届けてくれる理由とはなんなのか。
    彼が何を考えているのか。何一つわからないのが、チルドマンには不安であった。
    「おい」
    不意にかけられた声が、チルドマンを現実に引き戻した。
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