高校卒業後、数年ぶりに偶然再会をしてバーで学生時代の話をするアィとロジ。
「あの時は自分の尊敬する人の事で言い争いしたよなー」とか言ったら「私は今もマスターの方が優れてると思います」「あ？アニキが1番だろ！」と、その時と同じような喧嘩して盛り上がって、そろそろ帰らないといけない時間になったから酔い潰れてるロジに帰ろうって促すんだけど帰ろうとしないロジが「今だから言うけどあの時、お前のこと好きだったんだぜ」と突然告白をする。
その後アィが「私は今でもロージーさんが好きですよ」と言い出して……
って感じでそこから始まる人間パロアィロジラブストーリーが読みたいです。

ハッピー・バースデイぴゅうと北風が吹く。思わず肩をすくめて縮こまる。確かに今日は今季初めて強い北風が吹くという予報だったっけ。天気予報ってやっぱりすげぇなと思いながら少しだけ歩を早める。授業でわからなかったところを先生に質問していたら、思いの外遅くなってしまった。早足で寮まで戻る途中、見慣れた人影を見つけた。
まだバスが走っている時間ではあるものの、バス停ではなく中庭のベンチにひとりで座っている。こんなにくそ寒いのに、一体あいつは何をやっているのだろう。カバンを背負い、帽子を被り、視線は足元を見つめていて、その表情はうかがえない。なんとく肩が落ちているようにみえるのは気のせいだろうか。枯葉たちが風に舞いながらフォージャーの足元に絡みつき、かさかさと音を立てていた。