ヴァイ
こうさか
PAST【SUMMON NIGHT 1+2】■みみとしっぽ(メイトルパ)
■トウヤ&カシス
■ルヴァイド&アメル
■ギブソン&ミモザ
■シオン&アカネ
■キール&ナツミ
■ガゼル&リプレ
■シャムロック&ルウ
■イリアス&サイサリス
■リューグ&ミニス
■ネスティ&トリス
■フォルテ&ケイナ
■カザミネ&カイナ
■エクス&パッフェル
■マグナ&ハサハ
■エルジン&エスガルド+α 29
noa1044974
DONEヌヴィフリ存在が消える病を患うフリーナちゃんのお話です
旅をするフリちゃんはある日、夢境の国にたどり着きます
そこは夢と現実世界がある不思議な国。
そこでフリーナはヴァイオリン二ストのヌヴィレットと出会い…
存在が消える病はスタレのホタルちゃんの病と同じ症状です
存在が消える病のフリーナちゃんのお話僕の存在は少しづつ消えていく
僕は少しづつ存在が消える病にかかってる。
この病は原因がよく分かっていなくて、ただわかるのは存在が消えていく病ってことだけ。
乖離症とも呼ばれている。
だから、僕、フリーナという存在は少しづつ消えていく。周りには気付かれないほどゆっくりだけど確実に消えていく。そしていつかはみんなの前から消えて居なくなって、多分記憶にも残らないと思う。そんな寂しい病だ。
だからいつもは僕はずっと病の進行を止める効果がある、医療カプセルの中にいて外に出る時は体に小さな機械を付けて生命維持をしてる。
その機械がないと僕は歩くこともあまり出来なくて、病の進行も速くなる。
医療カプセルも機械も僕を拾ってくれた組織の人が僕の為に用意してくれたものだ。彼らはみんな優しくて、機械があれば少しだけど外に出れて皆と同じ様に歩けてそして与えられた任務もできる。
14129僕は少しづつ存在が消える病にかかってる。
この病は原因がよく分かっていなくて、ただわかるのは存在が消えていく病ってことだけ。
乖離症とも呼ばれている。
だから、僕、フリーナという存在は少しづつ消えていく。周りには気付かれないほどゆっくりだけど確実に消えていく。そしていつかはみんなの前から消えて居なくなって、多分記憶にも残らないと思う。そんな寂しい病だ。
だからいつもは僕はずっと病の進行を止める効果がある、医療カプセルの中にいて外に出る時は体に小さな機械を付けて生命維持をしてる。
その機械がないと僕は歩くこともあまり出来なくて、病の進行も速くなる。
医療カプセルも機械も僕を拾ってくれた組織の人が僕の為に用意してくれたものだ。彼らはみんな優しくて、機械があれば少しだけど外に出れて皆と同じ様に歩けてそして与えられた任務もできる。
noa1044974
DONE存在が消えていく病にかかったフリーナちゃんとヴァイオリンニストのヌヴィさんのヌヴィフリ原神とスタレの世界を合わせたような世界のお話です
前編です
後編は後日投稿します
存在が消えていくフリーナちゃんの話僕の存在は少しづつ消えていく
僕は少しづつ存在が消える病にかかってる。
この病は原因がよく分かっていなくて、ただわかるのは存在が消えていく病ってことだけ。
乖離症とも呼ばれている。
だから、僕、フリーナという存在は少しづつ消えていく。周りには気付かれないほどゆっくりだけど確実に消えていく。そしていつかはみんなの前から消えて居なくなって、多分記憶にも残らないと思う。そんな寂しい病だ。
だからいつもは僕はずっと病の進行を止める効果がある、医療カプセルの中にいて外に出る時は体に小さな機械を付けて生命維持をしてる。
その機械がないと僕は歩くこともあまり出来なくて、病の進行も速くなる。
医療カプセルも機械も僕を拾ってくれた組織の人が僕の為に用意してくれたものだ。彼らはみんな優しくて、機械があれば少しだけど外に出れて皆と同じ様に歩けてそして与えられた任務もできる。
7886僕は少しづつ存在が消える病にかかってる。
この病は原因がよく分かっていなくて、ただわかるのは存在が消えていく病ってことだけ。
乖離症とも呼ばれている。
だから、僕、フリーナという存在は少しづつ消えていく。周りには気付かれないほどゆっくりだけど確実に消えていく。そしていつかはみんなの前から消えて居なくなって、多分記憶にも残らないと思う。そんな寂しい病だ。
だからいつもは僕はずっと病の進行を止める効果がある、医療カプセルの中にいて外に出る時は体に小さな機械を付けて生命維持をしてる。
その機械がないと僕は歩くこともあまり出来なくて、病の進行も速くなる。
医療カプセルも機械も僕を拾ってくれた組織の人が僕の為に用意してくれたものだ。彼らはみんな優しくて、機械があれば少しだけど外に出れて皆と同じ様に歩けてそして与えられた任務もできる。
花式 カイロ
DONEモノ君十四話更新です!かなり重要な情報が出てくる回出演メンバー
・ヴァイス
・ディアン
・スティル
・ノワール
・ニーファ
十四話 こういう体 忙しく流れていた時は嘘のように静まり返って、この場にしっかりと己の足で立っているのは大型異形のみとなった。爪に多量についたヴァイスの血を気にすることもなく、異形はあたりを見渡している。もう息をしていない仲間を数秒見つめて、そうしてこの場から立ち去ろうとした。
その時、先程まで地面に伏せって死体と成り果てていたヴァイスが体を起こした。体の裂け目から血を滴らせながら、ゆっくりと立ち上がる。ヴァイスは異形と同じように、自分の足でその地に立っていた。
異形は目を見開き、信じられない出来事にでも遭遇したかのような顔をする。それを見て、ヴァイスは思わずあははと笑った。
「仲間意識が強い、だけじゃなく……表情も、豊かなんだね。っ、ごめんね……僕、こういう体なんだ」
6840その時、先程まで地面に伏せって死体と成り果てていたヴァイスが体を起こした。体の裂け目から血を滴らせながら、ゆっくりと立ち上がる。ヴァイスは異形と同じように、自分の足でその地に立っていた。
異形は目を見開き、信じられない出来事にでも遭遇したかのような顔をする。それを見て、ヴァイスは思わずあははと笑った。
「仲間意識が強い、だけじゃなく……表情も、豊かなんだね。っ、ごめんね……僕、こういう体なんだ」
tukimizutuki
PASTプレゼント絵まとめ🎁フォロワーさんのお誕生絵、リクエスト絵、勝手に送り付けたものなど。
基本▽▲ですが、送る絵はお相手様の好きなカプを描いているので▽▲以外もあります。最後に別ジャンルが一枚あります。
⚠注意⚠
・喫煙〼
・同一カプ(GA▲▲、GA▽▽、AM▲▲)
・進撃の巨人(エレン&リヴァイ(カプ無し)) 24
ちはやぱんしー
DOODLEデンマークがビビりなのは周知の事実で...ノルウェーさんは映画によって、黙るか興奮するかが分かれてる気がするんですよね。どっちにしろビビらないとは思いますが。
そんなヴァイオレンスな彼女の被害者になってしまうデンマークさん。
PoPoPoPontatta
CAN’T MAKE5cmくらい書き進めました.ウロボロスとクワイヤは犬猿の仲だ。
それは彼らが所属する組織の中では周知の事実であった。
錬金術を究めるべく日夜研究に没頭するウロボロスと、それを多方面からサポートする代わりに利潤を受け取るクワイヤ。
関係性の上では互いに協力を結んでいるにも関わらず、ひとたび顔を合わせれば途端に飛び交う嫌味や皮肉。果ては口論にまで発展し、第三者の介入によってでなければ終わることのない言い争い。
ある時は教団の建物内にある通路で。またある時はウロボロスの使う地下の実験場で。更にまたある時は会議室の入口で。
「ありゃもう名物みたいなもんだな。なに、見慣れりゃ猫の喧嘩みたいなものさ」
そんなことを言ったのは、彼らと並んで科学技術派のリーダーである電解と名乗る男だったか。
6943それは彼らが所属する組織の中では周知の事実であった。
錬金術を究めるべく日夜研究に没頭するウロボロスと、それを多方面からサポートする代わりに利潤を受け取るクワイヤ。
関係性の上では互いに協力を結んでいるにも関わらず、ひとたび顔を合わせれば途端に飛び交う嫌味や皮肉。果ては口論にまで発展し、第三者の介入によってでなければ終わることのない言い争い。
ある時は教団の建物内にある通路で。またある時はウロボロスの使う地下の実験場で。更にまたある時は会議室の入口で。
「ありゃもう名物みたいなもんだな。なに、見慣れりゃ猫の喧嘩みたいなものさ」
そんなことを言ったのは、彼らと並んで科学技術派のリーダーである電解と名乗る男だったか。
ayano_gilvi
MOURNINGギルヴァイ旅行現パロの、エピローグにしようとしていたお話をメモ帳から発掘した!! いやもうこれはどうにもならん 勿体無い精神で供養!アナウンスは、未搭乗の客の名前を呼んだ。ヴァイオレットらの両肩に乗る大荷物は、故郷からの距離の遠さを思わせる。彼女は、ギルベルトの後ろ髪のハネを撫でて直した。
「ヴァイオレットも疲れただろう。気分は悪くないか?」
「お心遣い、ありがとうございます。私の体調に異常はありません。ギルベルト様も問題ないようでしたら、このまま列車に乗り、中心街へ向かいましょう。」
「そうだな。列車に乗る時間を使い、休養を取ろう。...何だかここは、随分と近未来的だね。」
ギルベルトは見渡す限りガラス張りの建物内部を、珍しいものでも見るようにキョロキョロと見回した。
「はい、今までとはまた一味違う場所にお連れ致します。ですがまず...」
562「ヴァイオレットも疲れただろう。気分は悪くないか?」
「お心遣い、ありがとうございます。私の体調に異常はありません。ギルベルト様も問題ないようでしたら、このまま列車に乗り、中心街へ向かいましょう。」
「そうだな。列車に乗る時間を使い、休養を取ろう。...何だかここは、随分と近未来的だね。」
ギルベルトは見渡す限りガラス張りの建物内部を、珍しいものでも見るようにキョロキョロと見回した。
「はい、今までとはまた一味違う場所にお連れ致します。ですがまず...」
narima_sngk
DONE #リヴァハン絵to字リレー第二幕ひまねこさんからいただいたプロット「原作軸、壁外調査で負傷したハンジさん&その現場に居合わせられなかったリヴァイの帰還後の二人きりの会話」を書きました。
悔い選から数ヶ月後の若リハ、まだリヴァイさん翻訳機能を十分に備えていないハンジさんをイメージ。
まともな会話 鈍い痛みを抱えながら、ハンジは薄暗い部屋でゆっくりと目を開けた。メガネがないせいで視界がぼやけている。でも、椅子に座ってこちらを見下ろしているその男が、リヴァイであることはわかった。有無を言わせないような威圧感。彼が纏っているオーラには、独特のものがあるのだ。
「やあ。ここは医務室かな?」
「そうだ。ここに担ぎ込まれた記憶はあるか」
ちゃんとは見えないけれど、どうやら彼はハンジをひどい目つきで睨んでいるらしい。その目線に気づかないフリをして、ハンジは天井を見つめながらこれまでのことを思い出そうとする。ベッドの上で右脚を伸ばそうとすると、不快な痛みが走った。それと同時に、徐々に記憶がよみがえり出す。
4430「やあ。ここは医務室かな?」
「そうだ。ここに担ぎ込まれた記憶はあるか」
ちゃんとは見えないけれど、どうやら彼はハンジをひどい目つきで睨んでいるらしい。その目線に気づかないフリをして、ハンジは天井を見つめながらこれまでのことを思い出そうとする。ベッドの上で右脚を伸ばそうとすると、不快な痛みが走った。それと同時に、徐々に記憶がよみがえり出す。
千瞑(senbei)
MOURNING進撃の巨人ライナー夢を書く前に考えてたリヴァイ夢。ボツになったので供養。リヴァイ夢暗殺者クロガネ。団長直属の影。団長が変わるたびに契約を結ぶ。謎の部分が多く気配や痕跡を残さない。調査兵団にいながら調査兵団ではない。名簿に名前が載っていない。
白夜---------------
エレンに渡すその瞬間
エルヴィン
腹がえぐれて内臓まで損傷。
アルミンかエルヴィンか
この注射はエルヴィンに打つ。
人類を救えるほうを生かす
エレン、おまえ何を言っているかわかるか?
エルヴィンを調査兵団団長を見殺しにしろと言っているんだぞ
全員ここから離れろ!
おい、聞いているのか?お前もだ。
聞いているよ。
でも、私はその命令に従う必要がない。
は?何言ってやがる
どっちに打つかはリヴァイが決めなよ。
私は部外者だからそもそも決定権がない。
1797白夜---------------
エレンに渡すその瞬間
エルヴィン
腹がえぐれて内臓まで損傷。
アルミンかエルヴィンか
この注射はエルヴィンに打つ。
人類を救えるほうを生かす
エレン、おまえ何を言っているかわかるか?
エルヴィンを調査兵団団長を見殺しにしろと言っているんだぞ
全員ここから離れろ!
おい、聞いているのか?お前もだ。
聞いているよ。
でも、私はその命令に従う必要がない。
は?何言ってやがる
どっちに打つかはリヴァイが決めなよ。
私は部外者だからそもそも決定権がない。
asaumi18rh
MOURNINGハンジさんソロプレイからのリヴァイに浮気を誤解される(※R15:性描写あり)
言葉足らずは身を女でもムラムラすることってあるんだ。
こんなの男の生理現象だとずっと思っていた。身体中が興奮で燻っている。
リヴァイと会える時には毎日セックスするのに、忙しい時期になるとめっきり会えなくなってしまった。ご無沙汰で最後に寝てから、もう一ヶ月は軽く経つ。
人肌が恋しい。男なら誰でも良いわけではなく、正確にはリヴァイが。
今日は自宅に帰れて、いつもより早めにベッドに潜り込んだものの、なかなか寝付けず寝返りばかり打っている。抱き枕──リヴァイの身長と同じだから買った緑色のやつ──に腕を回して足を絡ませた。抱き枕が服越しに秘部にあたり、ますます変な気分になる。いや、元から変な気分だった。無意識に腰を揺らして、抱き枕にこすりつけている。
4389こんなの男の生理現象だとずっと思っていた。身体中が興奮で燻っている。
リヴァイと会える時には毎日セックスするのに、忙しい時期になるとめっきり会えなくなってしまった。ご無沙汰で最後に寝てから、もう一ヶ月は軽く経つ。
人肌が恋しい。男なら誰でも良いわけではなく、正確にはリヴァイが。
今日は自宅に帰れて、いつもより早めにベッドに潜り込んだものの、なかなか寝付けず寝返りばかり打っている。抱き枕──リヴァイの身長と同じだから買った緑色のやつ──に腕を回して足を絡ませた。抱き枕が服越しに秘部にあたり、ますます変な気分になる。いや、元から変な気分だった。無意識に腰を揺らして、抱き枕にこすりつけている。
Sei
PASTZwei Stern ツヴァイシュテルン (二つ星)「テリアカ」(カプ無しパラレルパルミラ漫画本)2022.12.18発刊
ファイアーエムブレム無双風花雪月本 A5サイズ・40ページの本
23ページを寄稿させて頂きました。無双風花雪月漫画です。
黄燎。発刊+完売から一年ちょっと経過しているので公開します。
クリスタも全然分からない上に当時初めて描いた漫画だったので、「フフッこやつめ」と、笑顔で赦してつかあさい
物語の都合上オリキャラがいますお気をつけてください。 23
一條アフロ
PAST◆テスト用サンプルポイピク以前から使ってみたかったので
らくがきはこちらで展開していこうかなと思います
よろしくお願いします!
【↓絵】
2022年ミラキュWEBオンリーの仮サクカにしてたものです
支部のらくがき集の方に掲載し忘れてたんで
また後日追加します
黒猫スーツ着せただけのルカ(のつもり)
ルカはヴァイペに変身すると肩の筋肉モリモリになるので
遠慮なくモリモリにしました!
花式 カイロ
DONEモノ君十三話!です!!出演メンバー
・ヴァイス
・ノワール
・ニーファ
十三話 真紅の花 三人分の足音がバラバラなリズムで鳴っている。ヴァイスは自分の隣を行く、怯えたような早歩きの主に声をかけた。
「僕はヴァイス、あっちはノワールです。……多分、気遣ってくれたのに、こんなことになっちゃってごめんなさい」
恐らく同世代である初対面のニーファにどう接して良いか分からず、ヴァイスは辿々しげに言葉を選んだ。ニーファは少し遅れてそれに反応し、瞬きを一つする。
「い、いえっ! 実はちょっぴり怖かったので、助かりました」
屈託なく笑うニーファの表情は、どこかの誰かさんが浮かべるテンプレ微笑とはまるで違う。久しぶりに目にする純粋な笑みを眩しげな思いで見ながら、いえ、と答えた。
「それより、その……私のせいでギクシャク? させてしまって、ごめんなさい」
6085「僕はヴァイス、あっちはノワールです。……多分、気遣ってくれたのに、こんなことになっちゃってごめんなさい」
恐らく同世代である初対面のニーファにどう接して良いか分からず、ヴァイスは辿々しげに言葉を選んだ。ニーファは少し遅れてそれに反応し、瞬きを一つする。
「い、いえっ! 実はちょっぴり怖かったので、助かりました」
屈託なく笑うニーファの表情は、どこかの誰かさんが浮かべるテンプレ微笑とはまるで違う。久しぶりに目にする純粋な笑みを眩しげな思いで見ながら、いえ、と答えた。
「それより、その……私のせいでギクシャク? させてしまって、ごめんなさい」
花式 カイロ
DOODLEモノ君十話で〜〜す。前半にクソ長い説明があります、ゆるして出演メンバー
・ヴァイス
・ノワール
・ディアン
・スティル
・青鈴
十話 依頼任務 休みは明けて、そうしてまた仕事仕事の日々がやってきた。
とは言ったものの、ここ数日の任務はどれも軽いもので、カティアに対して盛大な宣誓をしてしまったが故に肩透かしを喰らったような気分だった。けれど、至って平穏な日々を享受するのもそれはそれで構わないし、きっとそちらの方が良いことではあるのだろう。そうしてヴァイスは、急がば回れと善は急げのラインを反復横跳びしていた。
ある日、ヴァイス含むNoDiWS一行はいつぞやの執務室へと呼び出されていた。あらかじめ任務の話ではあると聞いていたので、四人は既に戦闘服に身を纏っている。
入室してみれば、青鈴が何やら一人で忙しそうにしていた。カティアは別の用事があって今日はいないらしい。
6114とは言ったものの、ここ数日の任務はどれも軽いもので、カティアに対して盛大な宣誓をしてしまったが故に肩透かしを喰らったような気分だった。けれど、至って平穏な日々を享受するのもそれはそれで構わないし、きっとそちらの方が良いことではあるのだろう。そうしてヴァイスは、急がば回れと善は急げのラインを反復横跳びしていた。
ある日、ヴァイス含むNoDiWS一行はいつぞやの執務室へと呼び出されていた。あらかじめ任務の話ではあると聞いていたので、四人は既に戦闘服に身を纏っている。
入室してみれば、青鈴が何やら一人で忙しそうにしていた。カティアは別の用事があって今日はいないらしい。
花式 カイロ
DONEモノ君九話!区切りが雑です(すまん)出演メンバー
・ヴァイス
・ディアン
・ノワール
・スティル
九話 成し遂げるよ ツルツルとした広い廊下。そんな廊下を二人で歩けばコツコツと硬く心地の良い音が耳に入ってくる。ふいに、ヴァイスの後ろで鳴る足音が止まった。くるりと振り返る。
「随分デカい啖呵切ったな」
そういう割に、ディアンは楽しそうな表情を浮かべていて。へへと笑いながら肘で小突いてやった。
「かっこ良かったろ〜? さっきの僕」
誇らしげに笑ってみせれば、はいはいと適当に返される。全くつれないやつだ。ふんっ、と鼻を鳴らした。
ヴァイスはふと天井を見上げ、そしてのろのろと廊下の壁際に後退する。後手を組んで、片方ずつ足をぷらぷらとさせる。ザラザラとした壁の感触を手に与えた。それと同じタイミングで壁際にやってきたディアンは、不思議そうな顔をして首を傾げている。ヴァイスの不意の行動に疑念でも抱いたのだろう。目を合わせてから、にっと笑ってやった。
7329「随分デカい啖呵切ったな」
そういう割に、ディアンは楽しそうな表情を浮かべていて。へへと笑いながら肘で小突いてやった。
「かっこ良かったろ〜? さっきの僕」
誇らしげに笑ってみせれば、はいはいと適当に返される。全くつれないやつだ。ふんっ、と鼻を鳴らした。
ヴァイスはふと天井を見上げ、そしてのろのろと廊下の壁際に後退する。後手を組んで、片方ずつ足をぷらぷらとさせる。ザラザラとした壁の感触を手に与えた。それと同じタイミングで壁際にやってきたディアンは、不思議そうな顔をして首を傾げている。ヴァイスの不意の行動に疑念でも抱いたのだろう。目を合わせてから、にっと笑ってやった。
花式 カイロ
DONEモノ君八話「啖呵」です。出演メンバー
・ヴァイス
・ディアン
・カティア
八話 啖呵 黒鉄を纏ったような重厚感のある扉。ヴァイスは見た目ほど重くはないそれを、隣に立つディアンと一緒に押し開いて中へと入った。中央に鎮座する、紙が高く積まれたスクエアテーブルと、乱雑に文房具が転がっている壁際の長机。年季の入ってるらしい赤褐色のそれらを見ながら、ヴァイス達は部屋の中を歩いた。
「先生、いないね」
「だな。まぁ、いつも事務室にいるとは限らねえしな……」
そうだね。柔く同意して部屋を出て行こうとするが、ヴァイスは部屋の壁に気を取られその足は止まったまま。視線の先にあるのは、様々な文字が書き連ねられた大量のメモだ。真新しい質感のものもあれば、色褪せて黄ばんだものもあったり。幼いながらにも、ヴァイスはそれらに“歴史”を感じることができた。
5700「先生、いないね」
「だな。まぁ、いつも事務室にいるとは限らねえしな……」
そうだね。柔く同意して部屋を出て行こうとするが、ヴァイスは部屋の壁に気を取られその足は止まったまま。視線の先にあるのは、様々な文字が書き連ねられた大量のメモだ。真新しい質感のものもあれば、色褪せて黄ばんだものもあったり。幼いながらにも、ヴァイスはそれらに“歴史”を感じることができた。
花式 カイロ
DONEモノ君七話「NoDiWS」です。元々彼らのチーム名は決まってたのですが、ようやく本編でも名付けることができましたね、おめでとう。今日はNoDiWS記念日です。因みに読みは「ノーディウズ」です。
出演メンバー
・ヴァイス
・ノワール
・ディアン
・スティル
七話 NoDiWS 翌日、チームを組んで初めての見回り以外の討伐任務を請け負っていたヴァイスたちは、家族由来の抜群のチームワークを発揮し、特に大きな負傷もなく無事に仕事を終え帰路についていた。ぽかぽかとした柔らかい陽気に当てられながらも、彼らの足取りは一人を除きやけに重い。ヴァイスは胸に抱えるもどかしさを吐き出すように、剣身が剥き出しの片手剣をブンブンと振っていた。諭すような口調でスティルに「危ないですよ」と言われてからは、ぐっと眉間に皺を寄せながらも代わりとして硬い質感の白黒制帽を振った。
チーム名無し——ヴァイスが仮名として勝手に呼んでいる——は、本日の任務で現地に赴く最中にもチーム名候補をいくつか考えようとしていた。
4623チーム名無し——ヴァイスが仮名として勝手に呼んでいる——は、本日の任務で現地に赴く最中にもチーム名候補をいくつか考えようとしていた。
花式 カイロ
DONEモノ君六話〜!出演メンバー
・ヴァイス
・ノワール
・ディアン
・スティル
六話 苦戦 歩を進めるたびに、暖かな空気が頬を撫でていく。朝との寒暖差にうんざりとしながら、けれどヴァイスにとってはその暖かさが何よりも気持ちの良いもので。ぽかぽかとした空気に自ら当たりに行くようにして足を動かした。
「お昼寝にはちょうどいい気温だね」
「今日はそんなことしてる暇、なさそうだけどな」
柔らかにつぶやかれたその言葉は、ディアンの硬質な声色によって否定された。瞬時にと言った風に、ヴァイスはぶすくれてみせる。
「冗談だもん」
「そーだな」
拗ねたようにそう言えば、笑い混じりに返された。
昨日と変わらぬ場所での見回り。効率重視で二手に分かれよう、ということになり、何故かディアンがヴァイスをご指名したことにより二人は行動を共にしていた。
5995「お昼寝にはちょうどいい気温だね」
「今日はそんなことしてる暇、なさそうだけどな」
柔らかにつぶやかれたその言葉は、ディアンの硬質な声色によって否定された。瞬時にと言った風に、ヴァイスはぶすくれてみせる。
「冗談だもん」
「そーだな」
拗ねたようにそう言えば、笑い混じりに返された。
昨日と変わらぬ場所での見回り。効率重視で二手に分かれよう、ということになり、何故かディアンがヴァイスをご指名したことにより二人は行動を共にしていた。