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    ヴィル

    黒崎/grifith

    MOURNING採用されなかったザック(黒魔道士)とヴィル(学者)の会話。没なので供養。「お前割と色んな事してるよな。」
    「うん?何がだ?」
    手元の端末を弄りながら褒めるでもなく淡々とザックは口にした。
    「クラフターは全部終わってるのか…ヒラキャスも終わってる。遠隔もほぼ完了か。」
    「ああ、レベルの話か。」
    「うん。」
    端末に移るのは冒険者として公式登録してある情報で、氏名を調べればある程度の事はわかるようになっている。便利な世の中になったものだと、ザックは呟いた。
    「お前の名前、なんで読むんだ?ヴィルヘレム?」
    「そんなに読みにくい名前ではないと思うが?ヴィルヘルムという。姓はベッカーだ。」
    「ヴィルヘルム、ベッカー…」
    「なんでまた…」
    「いや、純粋に知らんかった、と言うか覚えてなかった。」
    「お前は。アイザック…ボヌール?」
    「いや、ボンネル。結構間違われるな…」
    「へぇ。」
    「支障はねぇけど。姓は適当だからな。」
    「は?」
    「別に登録名は偽名でも構わねぇんだよ。本名と紐付けできてれば。」
    「知らなかった…」
    マジか…少々驚いた顔で返事をするとヴィルは苦笑する。
    「出身はイシュガルドだからな。こっちの風潮とか登録のルールなんかには疎かったからかな」
    「そりゃそうか… 877

    case669

    MOURNINGヴぃる様のとこでモデルになるレオジャミちゃん達の話を書こうとしたけど挫折した喋ってるだけのやつ
    出てくるのはヴぃる様、えぺる、ふろいど、らぎーとレオジャミ
    『ヴィル・シェーンハイトと交際中のレオナ・キングスカラー、謎の美女と深夜密会!まさかの二股!?王族のふしだらな夜遊び!!!』



    「なんでコイツと付き合ってることになってんだ?」
    「そこっスか!?アンタがこの前、何故モデルになったか聞かれた時に「可愛い恋人に頼まれたら断れねぇ」とか格好つけたこと言ったからでしょーが!その上でヴィルさんとイチャイチャしたでっかいポスターをあんな街のど真ん中に出したら恋人のヴィルさんに頼まれたんだって誤解もするっスよ!」
    「僕の周りでも、レオナサンとヴィルサンが寄りを戻したんだって、皆勘違いしていました」
    「公私混同甚だしいな」
    「メディアなんてそんなものよ。諦めなさい」
    「放っておいていいんですか、これ」
    「どーせ何言ったって無駄でしょー。俺、その二人は付き合ってないって散々言ったのに信じてくれなかったしぃ」
    「俺の可愛い恋人が名乗りを上げてくれりゃあこんな記事も出なくなるんだがな」
    「自分で言ってて恥ずかしく無いんですか」
    「事務所でいちゃつくの止めてくださーい」
    「公表するのは構わないけど、レオナ王弟殿下の恋人というレッテルがどれだけ世間の関心を引 1005