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    一家

    ひつじのゆめ

    MEMO始祖一家シリーズのゆるふわっとした設定メモです。合言葉は「困った時の神パワー」。
    矛盾に目をつぶりまくって爆走しているパロディなので、軽く「こんなイメージなんだな……」くらいの気持ちでご覧ください。たまに増えます。
    始祖一家のゆるふわ設定まとめ【世界観】
    108もあるのに、いつまで経っても埋まらない神の席。それをどうにかするために、新しく作っちゃおう! と神様たちが思いついたところまでは本編と変わりません。

    ただこの軸の神様たちは、先にこんなことを考えました。「もし期待が外れたらどうする?」と。
    例え少なめに作ったとしても、期待が外れれば多少は損をしてしまいます。そこで、誰かが言い出しました。
    「そうならないように、始めから教育すれば良いのでは?」
    よしそれだ!ということで神々は地上に学校を作り、教師をすることになったのです。この計画は概ね成功。初めは一つしかなかった学校も、育てた超人を教師に据えることで各地に数を増やしていきました。

    そんな数ある超人学校の中でも、最も歴史の古い『超神小学校』。そこに子始祖たちは通っています。そこに通いながらスクスク成長していく子どもたちと、それを見守るザ・マン。
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    tuduriki_dai

    DOODLEサチは華鬼ではないけれど、華鬼達と友人の一般人です。宮様は華鬼達を通じて知り合いました。華鬼達たちが「宮様」と呼ぶのでサチもそう呼んでいます。
    サチは夫を早くに亡くし、女手一つで息子を育てました。息子は無事に成長して結婚し、孫も生まれましたが、ある夜息子一家は妖異に襲われ亡くなってしまいました。
    サチが李夭を拾ったのは、孫が生きていたら李夭と同じくらいだと思ったからです。
    たらちねの母の腕は知らねども 祀蛇李夭は、自分の人生をろくでもないものだと思っている。
     どこかの路地で腹を鳴らしながらうずくまっているのが一番古い記憶という時点で、語らずともわかるだろう。
     親の顔も、声も、生まれた家も記憶にない。辛うじて覚えていたのは「りおう」という名と、自分の歳が四つだということ。
     初めの頃は、それほどひどい状況ではなかったように思う。顔の整った幼子が、哀れにも腹を空かせて座り込んでいれば、一定数の人間は何か施してやろうとするものらしい。どこかの軒を借りて道行く人間を見上げていれば、簡単に食べる物が手に入った。あまり長居すると、さすがに迷惑そうに追い払われるため、一所にはいられなかったが、それでも日々どうにか生きていた。
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