三日月宗近
Berry
DOODLE三日月宗近不在の本丸の背景がサ終直前の巨神と誓女のホーム画面をほうふつとさせたので
本丸にムニン連れてきた。
ちょっとそこから外出たら鐘を鳴らしてガチャできそうなくらい
しっくりくる気がしてきた…
らのじ
DOODLE習合のはなし。自己解釈なのでふわっと。女審神者+三日月宗近よすがを縒り合う・習合とは。
文化接触によって生じる2つ以上の異質な文化的要素の混在,共存のこと。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
《名》 哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。
出典:精選版 日本国語大辞典
刀剣男士としての彼らを鍛え上げる方法は、いくつか存在する。
まずは戦場。戦うを本分として励起された彼らを過去へと送り出し、戦の経験を積んでもらう。演練などの模擬演習もそのひとつだ。
つぎに内番。人の身を得た彼らに、ひととしての生活をしてもらうことで、その扱いを学んで貰う。
それから、錬結。玉鋼を重ねうたれる刀のように、他の刀剣の力を少しだけ、分けて貰う。
付喪神を呼び出してない生ぶの刀剣は、打たれた、もしくは手にした段階で如何なる刀か、政府のシステムで告知される。審神者の手もとに渡った時点で、ある程度の縁はできているから、だとか。
2988文化接触によって生じる2つ以上の異質な文化的要素の混在,共存のこと。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
《名》 哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。
出典:精選版 日本国語大辞典
刀剣男士としての彼らを鍛え上げる方法は、いくつか存在する。
まずは戦場。戦うを本分として励起された彼らを過去へと送り出し、戦の経験を積んでもらう。演練などの模擬演習もそのひとつだ。
つぎに内番。人の身を得た彼らに、ひととしての生活をしてもらうことで、その扱いを学んで貰う。
それから、錬結。玉鋼を重ねうたれる刀のように、他の刀剣の力を少しだけ、分けて貰う。
付喪神を呼び出してない生ぶの刀剣は、打たれた、もしくは手にした段階で如何なる刀か、政府のシステムで告知される。審神者の手もとに渡った時点で、ある程度の縁はできているから、だとか。
superaerial701
DOODLEお衣装収納三日月さんバージョン。いつも誰かに脱ぎ着させてもらっているようなイメージですが、一振りでできるもん(Eーてれ風)とお着替えしてもらいました。軽装なら髪飾りも替え忘れずに!aiporonica
DONEこれはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。本丸が出来て間もない頃、同じ平安刀のよしみで共に出陣を繰り返していた三日月宗近と鶴丸国永は島原の乱に出陣することになる。二人が向かった先はかつて山田右衛門作が暮らしていたという口之津村。その港口に潜んでいた歴史遡行軍と遭遇するが……
酷薄のインフェるノ②「オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
「変わった歌だな」
男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
「この土地に伝わる子守歌です」
「へぇ」
物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。
◆
「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
9367「変わった歌だな」
男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
「この土地に伝わる子守歌です」
「へぇ」
物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。
◆
「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
aiporonica
DONE刀ミュ新作のパライソ前日譚序章部。観劇後にご覧下さい。今回は主にその後の部分のみ。前日譚に関しては随時ポイピクに投げていきます。年明けくらい纏め&書き下ろしを添えて本にします。
【全体を通しての内容はこんな感じ】
鶴丸は二度目の島原の乱だった
三日月と鶴丸が二人だけで出陣した過去がある
今回よりももっと凄惨な歴史改変を試みている
鶴丸国永が山田右衛門作に残した仕掛けの話
みかつるではない
酷薄のインフェるノ「――オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
男は、海に向かって謡っていた。
白髪頭、皺が寄った手、決して若くはない。
太陽が赤く染まる逢魔時、その男は海に向かって歩き出した。
◆
彼らが本丸に帰城したのは、黎明の刻。言葉も交わさず、それぞれが自室へと帰って行く。しかし、出陣した六振りのうち一振りだけはこの本丸の主である審神者のもとへと向かった。
白く美しい眞白の刀、平安時代に五条国永の手によってこの世に生まれた名刀、鶴丸国永。あちこちを転々として辿り着いた先は明治天皇のもと。今では御物として納められ、人目に触れることはない。彼は今、刀剣男士として顕現を果たし、歴史改変を目論むとされる歴史修正主義者と相対する者としてこの世に存在している。今回の出陣で部隊長を務めたのは彼だった。
6443男は、海に向かって謡っていた。
白髪頭、皺が寄った手、決して若くはない。
太陽が赤く染まる逢魔時、その男は海に向かって歩き出した。
◆
彼らが本丸に帰城したのは、黎明の刻。言葉も交わさず、それぞれが自室へと帰って行く。しかし、出陣した六振りのうち一振りだけはこの本丸の主である審神者のもとへと向かった。
白く美しい眞白の刀、平安時代に五条国永の手によってこの世に生まれた名刀、鶴丸国永。あちこちを転々として辿り着いた先は明治天皇のもと。今では御物として納められ、人目に触れることはない。彼は今、刀剣男士として顕現を果たし、歴史改変を目論むとされる歴史修正主義者と相対する者としてこの世に存在している。今回の出陣で部隊長を務めたのは彼だった。
namika_k
PAST有限世界 下巻 その②三日月宗近からの三日月宗近配布に混乱した記念あげ
これで完結。
※上中下巻構成の本の下巻のみです。
上巻・中巻・下巻はまとめてピクシブにあげてます。
上巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233554
中巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233548 62
namika_k
PAST有限世界 下 その①三日月宗近からの三日月宗近配布に混乱した記念あげ
後半に続きます
※上中下巻構成の本の下巻のみです。
上巻・中巻・下巻はまとめてピクシブにあげてます。
上巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233554
中巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233548 69
periofeel
MOURNING三日月が自分の事を嫌っていると思っている一振目の山姥切国広となぜか一振り目と仲良くなれないので二振り目のまんばくんを日々孫可愛がりしている三日月宗近と二振り目ことひろくんの日常の話。既刊の「あしたなんていらない」の前日譚です。
ひろくんの日常俺は山姥切国広。この本丸では二振り目にあたる為、皆からはひろくんと呼ばれている
「ひろくんや、奥の席が空いているところがあるぞ」
この穏やかに話しかけてくるのは、三日月宗近。
そう、天下五剣の中でもっとも美しいといわれるあの刀だ
なぜこの名刀中の名刀が俺なんかの世話を焼いてくるのかと言えば、鍛刀直後に勘違いで忘れられていたのを三日月に発見されたことから始まる
見た目から想像しにくいがこの三日月は大体のことをそつなくこなせ、特が付くまでの間面倒を見てもらっていたのだ
三日月は美しいだけでなく何でもできるものかと思っていたが、個体差というものがあるらしく、他の本丸の三日月はまた違うようだ
今では世話されるという事も減ったが、今日のように世間話をしたまま食堂に一緒に来ることも少なくない
2807「ひろくんや、奥の席が空いているところがあるぞ」
この穏やかに話しかけてくるのは、三日月宗近。
そう、天下五剣の中でもっとも美しいといわれるあの刀だ
なぜこの名刀中の名刀が俺なんかの世話を焼いてくるのかと言えば、鍛刀直後に勘違いで忘れられていたのを三日月に発見されたことから始まる
見た目から想像しにくいがこの三日月は大体のことをそつなくこなせ、特が付くまでの間面倒を見てもらっていたのだ
三日月は美しいだけでなく何でもできるものかと思っていたが、個体差というものがあるらしく、他の本丸の三日月はまた違うようだ
今では世話されるという事も減ったが、今日のように世間話をしたまま食堂に一緒に来ることも少なくない
xxxhako
DONEひらブー現パロ 三日月宗近(34)×山姥切国広(21)
続きました。
コインランドリーの恋②「やあ、山姥切くん。また会ったな」
翌週の金曜日、二十二時半。
山姥切がコインランドリーに行くと、にっこりと笑顔で親しげに声をかけてくる三日月がいた。
その両手には先週の何倍も多い量の洗濯物がある。
名指しで声をかけられてしまった山姥切は思わず動きを止めてしまった。
かろうじて声を出し、状況を理解しようとする。
「な、なにしてるんだ……」
「聞いてくれ。どうやら俺はここの洗濯機にとことん嫌われているらしい。先週教わったとおりに利用してみたのだが、蓋は閉まらなくなるわ、水は止まらなくなるわ、端末にエラーが出て決済はできないわ……まあ散々でな!」
表情をこわばらせる山姥切の前で三日月は先週己の身に起こったコインランドリーでの惨事を語り、声を上げて笑った。
3599翌週の金曜日、二十二時半。
山姥切がコインランドリーに行くと、にっこりと笑顔で親しげに声をかけてくる三日月がいた。
その両手には先週の何倍も多い量の洗濯物がある。
名指しで声をかけられてしまった山姥切は思わず動きを止めてしまった。
かろうじて声を出し、状況を理解しようとする。
「な、なにしてるんだ……」
「聞いてくれ。どうやら俺はここの洗濯機にとことん嫌われているらしい。先週教わったとおりに利用してみたのだが、蓋は閉まらなくなるわ、水は止まらなくなるわ、端末にエラーが出て決済はできないわ……まあ散々でな!」
表情をこわばらせる山姥切の前で三日月は先週己の身に起こったコインランドリーでの惨事を語り、声を上げて笑った。