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    三日月

    moonlight_32111

    DONE触手んばみか(セクピスパロ)
    ベッター再録

    セクピスパロんばみか注意またふたりは番にはなってない。山姥切は初めて三日月を抱いたときから自分の嫁!!!!って思ってるけど、三日月は欲のはけ口にしてるんだなぁと思っているのですれ違っている。とだけ思っていただければ・・・。詳しくはウィキさん又は希望があればまたこの二人の設定と話の流れー的なネタ
    大学の授業が終わり家に帰ると引き戸を開けても、いつも出迎えてくれる最愛の三日月の姿が見えなかった。
    いつもならば、家に帰ると自分を出迎えるために台所からとたとたという音をさせて出迎えてくれるのに。
    そしてうっすらと笑みを浮かべて、出迎えてくれる嫁にいつも緩みそうになる頬を引き締めるのが大変なのだ。
    「…ただいま」

    出迎えがなかったことに、落ち込みそうになる気持ちを抑え、靴を脱ぎ、台所の方へ向かう。
    ただ、基本的には三日月は買い物に行く以外は、家でのんびりと縁側で日向ぼっこをしている。
    自分が帰ったことに気が付かないのは可怪しい。
    首を傾げながら、台所に行くも目的の人物の姿は見当たらない。
    机には夕飯だけが用意されている。今夜は出かける用事があるなんて聞いていない。
    ますます不思議で仕方がない。まさか家出じゃないだろうか?山姥切の脳裏に浮かんだ答えにひやりと背中に汗をかく。
    いや、三日月が何も書き置きをせずにいなくなるはずはないと、自分の番を失うかもしれない
    という考えに震えそうになる身体に言い聞かせた。自分を落ち着かせるため、はぁと声を出して深呼吸をした。
    冷静になった頭で考えた。三 1268