上級者向け
メモ帳
DONE公式様の推しカプ供給最高~~~~~~~~~~~~~~(許容限界を超えて倒れる音)気になった人はゲームやってねと言いたいけど今回ばかりは上級者向けコンテンツの話だから言えない悲しみ。
きみへと 青い空の中、躑躅が舞う。闇を形にしたような漆黒を身に纏い、色鮮やかな牡丹と輝く銀の銃を操り、何十何百もの弾丸を撃ち放ち、長い躑躅の髪が宙を舞って踊る。青の中、少女は縦横無尽に闘い踊った。
バトル大会決勝は、激闘と呼ぶのが相応しい試合だった。両者ともにすさまじい気迫でぶつかりあい、実力を遺憾なく発揮し闘う姿は迫真に満ち、見る者全てを圧倒させるものだった。
それ以上に、飛び回る躑躅に目を奪われた。
空高く舞い上がるきみ。天も地も関係ないとばかりに飛び回って闘うきみ。届かない場所へと駆け上がっていくきみ。
鮮やかな姿が目に焼き付いて離れない。訳の分からない何かが胸を掻き乱す。理解できないこの情動は、どうすれば解決できるのだろう。
3314バトル大会決勝は、激闘と呼ぶのが相応しい試合だった。両者ともにすさまじい気迫でぶつかりあい、実力を遺憾なく発揮し闘う姿は迫真に満ち、見る者全てを圧倒させるものだった。
それ以上に、飛び回る躑躅に目を奪われた。
空高く舞い上がるきみ。天も地も関係ないとばかりに飛び回って闘うきみ。届かない場所へと駆け上がっていくきみ。
鮮やかな姿が目に焼き付いて離れない。訳の分からない何かが胸を掻き乱す。理解できないこの情動は、どうすれば解決できるのだろう。
しおソルト
PASTバトゥーキの三月末頃に描いたやつ?もうそんなに時間が…。バは下書きのやつかなり放置してます。いつか着手できるといいな〜。れいちゃんは、いっち←←←れい←しゅん。な関係図があります。
れいしゅんは、いっちへの荒れた気持ちをうんだらなややこしい関係図が理想。
やっぱりおなごのが描いてて楽しい。れいちゃんは常に動きがあるから難しい。上級者向け過ぎる。個人的にセーラー上はもう少し、ゆとりがあると思うの
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DONE数年前から書きたいと思ってた地味地味推してたコンビをようやく書けた。Part2。気になった人はゲームやってねと言いたいけど今回ばかりは上級者向けコンテンツの話だから言えない悲しみ。
いつだって貴女を見据えて フィールドに細かな光が瞬いては消えていく。輝きが生まれる度、金属と金属が擦れ合う音が蒼天へと昇った。光と音を伴う鮮やかな剣戟が繰り広げられる様に、ワァ、と数多の高揚した声が空間を満たした。
場内を一望できる特等席――出場者待機所上部に設けられた観覧席、その欄干に両腕を突けて乗せ、烈風刀は剣と鎖が交わり合う競技場を眺める。姿勢悪く背を曲げ力なくもたれかかる姿は、いつだってしゃんとして過ごす彼らしくもないものだった。
碧の表面を白が、桃が瞬く。常は澄んだ川底色の目は、覇気無くぼんやりとしていた。愛する少女が全身全霊で闘っている最中だというのに、その手に汗握る風景を映し出す水宝玉はどこか膜を張ったようにぼやけて見えた。
5004場内を一望できる特等席――出場者待機所上部に設けられた観覧席、その欄干に両腕を突けて乗せ、烈風刀は剣と鎖が交わり合う競技場を眺める。姿勢悪く背を曲げ力なくもたれかかる姿は、いつだってしゃんとして過ごす彼らしくもないものだった。
碧の表面を白が、桃が瞬く。常は澄んだ川底色の目は、覇気無くぼんやりとしていた。愛する少女が全身全霊で闘っている最中だというのに、その手に汗握る風景を映し出す水宝玉はどこか膜を張ったようにぼやけて見えた。
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DONE数年前から書きたいと思ってた地味地味推してたコンビをようやく書けた。嬉しい。もっと早くにやれ。気になった人はゲームやってねと言いたいけど今回ばかりは上級者向けコンテンツの話だから言えない悲しみ。
その後予想通り企画は二つ返事で通った ねぇ、烈風刀。
すっかりと耳馴染んだ声が己を呼ぶ。モニタから顔を上げ、少年は音の方へと身体ごと向く。椅子を回した先、すぐ隣には鮮やかな躑躅が佇んでいた。勝ち気な目が、少し高い位置から碧をじっと見据える。鮮烈な輝きを放つその中にはかすかな怒りが滲んでいるように映った。
「レイシスったら、最近なまってると思わない?」
疑問符がついた言葉と頬に指を添え小首を傾げる様は問いのそれだが、発せられた響きは断言というのが相応しいものだ。ねぇ、と同じ音色をした追撃が飛んでくる。緩く弧を描くマゼンタは、どこかサディスティックな色をしていた。
「そう、でしょうか」
気圧されながらも、烈風刀は何とか言葉を返す。静かながらも恐ろしさを感じさせるほどの気迫に、ひくりと無意識に口元が引きつった。
4975すっかりと耳馴染んだ声が己を呼ぶ。モニタから顔を上げ、少年は音の方へと身体ごと向く。椅子を回した先、すぐ隣には鮮やかな躑躅が佇んでいた。勝ち気な目が、少し高い位置から碧をじっと見据える。鮮烈な輝きを放つその中にはかすかな怒りが滲んでいるように映った。
「レイシスったら、最近なまってると思わない?」
疑問符がついた言葉と頬に指を添え小首を傾げる様は問いのそれだが、発せられた響きは断言というのが相応しいものだ。ねぇ、と同じ音色をした追撃が飛んでくる。緩く弧を描くマゼンタは、どこかサディスティックな色をしていた。
「そう、でしょうか」
気圧されながらも、烈風刀は何とか言葉を返す。静かながらも恐ろしさを感じさせるほどの気迫に、ひくりと無意識に口元が引きつった。
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DONEレイグレてぇてぇんだよなぁ。気になった人はゲームやってねって言いたいけど今回ばかりは上級者向けコンテンツの話だから言えない悲しみ。
青い。
一面の青に、レイシスは桃色の目を眩しそうに瞬かせる。寝起きのようにぼやけた瞳に、醒めるような青が注ぎ込まれる。鮮烈な色は、丸く美しい瞳を包み込み、食らうようにすら見えた。
懐かしい青だ。己の心の奥底に刻まれた青だ。始まりの色。己が生まれ落ちた世界の色。愛しい愛しい、守るべき世界の色。一色で輝く世界は、少女の胸をめいっぱい刺激する。郷愁が小さな心を満たした。
真っ青な光に塗り潰された世界に、少女はぱちぱちと目を瞬かせる。何故この青にいるのだろうか。この色は何年も前にバージョンアップの末歴史に刻まれ今は無い色だというのに、何故自分は再びこの青に包まれているのだろうか。記憶を遡ってみるが、全て靄がかっていて朧気だ。思い出せることは一つ。自分はナビゲーターであることだ。プレイヤーを導き、ゲームを楽しんでもらうために尽くす役。それが自分であり、生まれた理由であった。
6196一面の青に、レイシスは桃色の目を眩しそうに瞬かせる。寝起きのようにぼやけた瞳に、醒めるような青が注ぎ込まれる。鮮烈な色は、丸く美しい瞳を包み込み、食らうようにすら見えた。
懐かしい青だ。己の心の奥底に刻まれた青だ。始まりの色。己が生まれ落ちた世界の色。愛しい愛しい、守るべき世界の色。一色で輝く世界は、少女の胸をめいっぱい刺激する。郷愁が小さな心を満たした。
真っ青な光に塗り潰された世界に、少女はぱちぱちと目を瞬かせる。何故この青にいるのだろうか。この色は何年も前にバージョンアップの末歴史に刻まれ今は無い色だというのに、何故自分は再びこの青に包まれているのだろうか。記憶を遡ってみるが、全て靄がかっていて朧気だ。思い出せることは一つ。自分はナビゲーターであることだ。プレイヤーを導き、ゲームを楽しんでもらうために尽くす役。それが自分であり、生まれた理由であった。