Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    予告

    しんどうゆか

    DONEチェリまほ94話の予告で、久々に安達の弟・和也くんの登場か……? にワクワクし過ぎて待ちきれなくて、気が付いたら、こんなド鬱な話書いていたんですけど、何ででしょうね……(聞くな)
    ええ……死ネタです。作中で安達が死んじゃいます。苦手な方、本当にごめんなさい。あと世界の理不尽さについて私的解釈で書きました。(長くなったので本文に続く)
    黒沢視点の話です。
    思い出のあとさき(キャプション続き)
    第1話から追っていたとはいえ、ブランクがあり、チェリまほ新規に近い人間なのと、こんな話、世の中にn番煎じにあると思ったんですが、私がくろあだで読みたかったから書きました。既に似た話があったら申し訳ないです。黒沢の心情を考えると、とても辛かったけど、書きがいはありました。
    くろあだ、前世でも今世でも来世でも幸せになってほしい(どの口が言う)。ちなみに私、伊藤左千夫の野菊の墓がめちゃくちゃ好きです(突然の性癖暴露)。あと直近でミスチルのHANABI聴いてました。


    ――――――――――――





    俺たちの穏やかな日常が、あんな形で終わりを迎えるとは想像もしていなかった。







    口下手で、分かりやすい言葉では、あまり表さないけれど。だけど、何気ない一言、さり気ない行動で、溢れる愛を示してくれて。
    2728

    mgkg_ai

    SPUR ME【新刊予告】CROSS OUT
    ロサンゼルスからニューヨークまで、車で横断するブロマンス赤安です。ひとまず書けているところまで。文庫サイズで、いつも通り挿絵をちょくちょく挟む本にできたらと思います…
    【新刊予告】CROSS OUT「その人の素顔を知りたければ、一緒に旅をするといい」


    【 到着 】
    ロサンゼルス国際空港トム・ブラッドレーターミナル。世界で7番目に混み合っているらしいこの場所は、途切れる事なく人波が押し寄せては引き返し、巨大な波打ち際の様にも感じられた。

    そんな空港の出口付近に赤井は1人、壁に背中を預けて立ってた。ごった返す人混みを抜け何とか日陰を確保したものの、8月の日差しからなる暑さは容赦がなく、首元を次から次へと汗が伝う。乱暴に雫を拭うついでに腕時計に視線を落とす。事前に伝えられたフライト時刻と入国審査、その他諸々を考えるともう間もなく現れるはずだ。

    果たして彼は本当に来るのだろうか。

    数日前から幾度となく繰り返された問いが、再び頭を擡げる。足元に置いたボストンバッグには、数日分の衣類と必要最低限の日用品、そしていくばくかの本が入っている。荷物を詰める間、寸分たりとも興奮を感じなかったかと問われたら嘘になるが、旅の前夜とはそういうものだと納得させた。これで待ちぼうけを食らった末に、傍のボストンバッグを抱えて家に帰った日には笑いものだが、リアリティがあるのはむしろそちらの方だった。
    2377