Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    修羅場

    なめこ

    PAST【同人小説風】

    『新米隊員の長い一日』序章・あらすじ

    見慣れないピンク色のマンホールの蓋を開け、救助活動に向かう新米隊員たち。そこは様々な修羅場を潜り抜けてきた新米隊員も青ざめるような予想外のトラップばかりで──。果たして、無事に脱出できるのか!?

    ※以前Twitterであげた、新刊同人小説サンプル雑導入編風のネタ文章です
    ※そういう、トラップダンジョンっぽいですが年齢指定入る描写は無いです
    新米隊員の長い一日「あれ?地下への入口がピンク色の蓋なのはじめてみますよね?」
    オペレーターのコリーが無線越しにそう言うと、新米隊員もマンホールの蓋の色に目を向ける。

    「ここにも遭難者がいるかもしれないな。様子を見に行ってもらえるか?」

    シェパード隊長の指示に従い、蓋を開け洞窟内に向かう新米隊員とオッチンたち。
    新米隊員は洞窟に入ってすぐ脳みそがぐわんぐわん、と掻き回されるような感覚に違和感を覚え、思わず岩壁に手をついて立ち止まる。
    どうやらオッチンとピクミンたちは平気らしく、心配そうに新米隊員の顔を覗き込んでいる。

    「大丈夫ですか!?……!まって、あの扉に何か書いていますっ!」
    「なになに…各層に配置されたトラップを解除して出口を目指せ………?トラップを解除しないと途中で地上に戻れないようだな…」
    844