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    催眠

    hbnho210

    SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライさまよりお題をお借りしました。モクマさんもチェズレイもでてきます。退行催眠でアーロンがルクバンちゃんになっています。※過去の拙著での設定がちょいちょいでてきます
    お題:「ネクタイ」「あいつが悪い」3/5 アーロンとチェズレイが大喧嘩をした。お互い反りが合わないということは周知の事実だけれど今回の喧嘩はちょっと派手で、華があっていいねえ、とモクマは笑っていたが少々厄介な事になってしまい、最初は面白がって笑っていたモクマも苦笑いをしている。ルークは顔面蒼白で口を開いたり閉じたりしていたが上手い言葉が見つからず、額ににじむ汗を拭って深呼吸をした。
    「……アーロン、……僕が誰だか、わかる」
    「おっきくなったヒーロー! また会えたね! ぼく、また未来の世界にタイムスリップしてきちゃったの?」
     ※注釈:過去の拙著でそういうネタがありました。
     チェズレイの名を呼ぶルークの声もむなしく、既にチェズレイの姿は此処には無く、派手な「喧嘩」の末にとんでもない置土産をのこして何処へと姿をくらましてしまった。のこされたのは、青くなったり赤くなったりして右往左往しているルークと、初対面の“ルーク”に怯えられてしまいショックを受けているモクマと、誰もがうらやむ体躯をした成人男性の身体に齢、七歳の少年の心を持つ“ルーク・バーンズ”だけであった。
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    花月ゆき

    DONEライ時代、催眠術をかけられてしまった赤井さん。
    組織壊滅作戦前、赤井さんが降谷さんへの恋心を自覚するのと同時に催眠の効果があらわれはじめ…というお話。

    催眠術の影響で、赤井さんが降谷さんにひどいことを言ったりします。
    なんでも許せる方向け。

    後編:https://poipiku.com/1436391/10602782.html
    ヒトフリの魔法(前編)-赤井Side-

    「任務以外で、あなたが女性に興味を持つなんてことあるのかしら。せっかくこんなに良い雰囲気の店に呼び出しておきながら……あなたのその顔、私にはまったく興味がないって感じね」
    「あいにく、興味があるのはこのデータの中身だけでね」
    「まったくひどい男ね。こんなときは、嘘でも何か気の利いたことを言うものよ」
    「……言う必要があればそうするがな」
    「私には言う必要がないってこと? 失礼しちゃうわね。バーボンはとても気が利く良い子なのに、あなたときたら……」
    「……バーボンに会ったのか?」
    「あら、随分と怖い顔。バーボンと私の関係が気になるの?」
    「…………いや」
    「ふふ。あなたが気にするようなことは何もないわよ。ほんの数回、取引で会っただけ。それにしても、今の顔すごく良かったわね。どこか余裕のない感じで。あなたのそんな顔、もっと見てみたいわ」
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