兵衛
takatowasi
DONE年末の羽柴家のわちゃわちゃ。えびの天ぷら揚げるのがものすごく上手い半兵衛さんと、天ぷら食べてるだけの三人先輩はえびの天ぷらを揚げるのが上手い「もう少しで揚がるからね」
その言葉に三人の男の目がキラリと光る。
何故なら今、キッチンに立っている男が作っている料理はとても美味しいのを彼等は知っているからだ。
そしてそれは、料理中の当人が席に着く間も無く取り合いというバトルに発展するのだ。
もうすぐ年越しを迎えるこの時期、恐らく食べるであろうあの麺の上にのせる家庭も少ないと思われる…
【えびの天ぷら】がもうすぐ揚がる。
「いやー、うんまぁ」
「流石です先輩!今年も完璧な天ぷらです!!」
「去年より腕を上げてる…俺もまだまだだな…」
揚げたての天ぷらを前に秀吉、官兵衛、一氏の三人は舌鼓を打つ。
皿にのせられた天ぷらはあっという間に消えていく。
「相変わらず嬉しい事言ってくれるね。まだまだ揚げるからたくさん食べてね」
2697その言葉に三人の男の目がキラリと光る。
何故なら今、キッチンに立っている男が作っている料理はとても美味しいのを彼等は知っているからだ。
そしてそれは、料理中の当人が席に着く間も無く取り合いというバトルに発展するのだ。
もうすぐ年越しを迎えるこの時期、恐らく食べるであろうあの麺の上にのせる家庭も少ないと思われる…
【えびの天ぷら】がもうすぐ揚がる。
「いやー、うんまぁ」
「流石です先輩!今年も完璧な天ぷらです!!」
「去年より腕を上げてる…俺もまだまだだな…」
揚げたての天ぷらを前に秀吉、官兵衛、一氏の三人は舌鼓を打つ。
皿にのせられた天ぷらはあっという間に消えていく。
「相変わらず嬉しい事言ってくれるね。まだまだ揚げるからたくさん食べてね」
yumez1z
DOODLEかすがい二つの材木をつなぎとめるために打ち込む、コの字型のくぎ。転じてふたつのものを繋ぐはたらきをするもの。
以前から、官兵衛のことを恐ろしく思いながら殺すことのできない秀吉という解釈が愚かしくて大好きだったんですが、殺せないのは葛藤しているからなのだという考えに目から鱗だったので、メモに眠ってた後輩ちゃんの変容と鎹となる一氏のあれやこれやと捏ねました。勢いしかない。 2
syk_1529
CAN’T MAKE利三に愚痴る先輩の話(🚬🐉🎍の続き)カフェテリアで延々と利三にくだまいてる半兵衛。
それまでの流れはポイピクのログにて。
カフェテリアは人もまばらで、談笑するカップルや友人グループ、一人で読書をする者など様々だ。半兵衛は自動販売機で買ってきたコーヒーを一口飲むと、レポート課題に手をつけている利三に話しかけた。
「大体僕に当たり散らしたって何にもならないのに」
「……」
「道三様も道三様だよ。義龍様のこともっとちゃんと見てくれなきゃ」
「……」
「聞いてる?利三」
「聞いてない」
「聞いてよ!」
バン、と机を思わず叩いてしまう。口の開いたコーヒー缶が倒れてしまわないように、半兵衛は慌てて手で缶を押さえた。
「あまり大声を出すと傷が開くぞ」
「もう開いてるからいいよ」
裂けた唇の傷は喋るたびに口内に鉄の味を置いていく。ついイライラとして爪で引っ掻いてしまうので、塞がるものも塞がらない。昼ご飯の後マスクをつけ忘れたままゼミに行ったら、クラスメイト達にザワつかれた。顔の傷はどうしたのかと心配する者、不審な目を向け下世話な想像をする者、反応は様々で、曖昧な笑いで誤魔化した半兵衛はゼミの間一言も喋らず俯いていた。こうなるからひた隠しにしていたのに、と己を恨んでもどうしようもなく、ゼミの終わった教室からカフェテリアにいる利三を探すまでずっと掻いてしまっていた。食べる気にならずほとんど手をつけなかった昼ご飯の代わりにサンドイッチでも買って食べようかと売店を覗いたが、掻きむしり開いた傷が痛く、とりあえず何でもいいやと缶コーヒーを買って席についたのだった。
4290「大体僕に当たり散らしたって何にもならないのに」
「……」
「道三様も道三様だよ。義龍様のこともっとちゃんと見てくれなきゃ」
「……」
「聞いてる?利三」
「聞いてない」
「聞いてよ!」
バン、と机を思わず叩いてしまう。口の開いたコーヒー缶が倒れてしまわないように、半兵衛は慌てて手で缶を押さえた。
「あまり大声を出すと傷が開くぞ」
「もう開いてるからいいよ」
裂けた唇の傷は喋るたびに口内に鉄の味を置いていく。ついイライラとして爪で引っ掻いてしまうので、塞がるものも塞がらない。昼ご飯の後マスクをつけ忘れたままゼミに行ったら、クラスメイト達にザワつかれた。顔の傷はどうしたのかと心配する者、不審な目を向け下世話な想像をする者、反応は様々で、曖昧な笑いで誤魔化した半兵衛はゼミの間一言も喋らず俯いていた。こうなるからひた隠しにしていたのに、と己を恨んでもどうしようもなく、ゼミの終わった教室からカフェテリアにいる利三を探すまでずっと掻いてしまっていた。食べる気にならずほとんど手をつけなかった昼ご飯の代わりにサンドイッチでも買って食べようかと売店を覗いたが、掻きむしり開いた傷が痛く、とりあえず何でもいいやと缶コーヒーを買って席についたのだった。
syk_1529
CAN’T MAKE現パロ半兵衛と光秀&利三の小話(よったつ様×はんべ前提、タバコの痕ネタで) 食欲が無くとも腹は減るもので、食べたところで吐くだろうのに足はいつものように学食へと向かってしまう。ホワイトボードに書かれたメニューはどれを見ても食べたいと感じられず、半兵衛は適当に日替わり定食を注文して席を探した。
出来れば、いや、絶対にカウンターがいい。一人で食べると斜め向かいに他人が座ってくることは当たり前で、しかし今日は誰とも向かい合いたくなかった。一人きりで壁を見つめながら、ほうれん草のお浸しと味噌汁だけで済ませたい気分だ。…というのに。
「半兵衛」
聞き慣れた声が半兵衛を呼び止める。振り向かなくてもわかる、光秀の声だ。光秀がいるということは利三も一緒なのだろう。取っている講義が違えどいつも二人は昼になると一緒にいる。揃って見た目が良いものだから、あらぬ妄想を掻き立て女子生徒が噂をしているのをたまに耳にする。
3328出来れば、いや、絶対にカウンターがいい。一人で食べると斜め向かいに他人が座ってくることは当たり前で、しかし今日は誰とも向かい合いたくなかった。一人きりで壁を見つめながら、ほうれん草のお浸しと味噌汁だけで済ませたい気分だ。…というのに。
「半兵衛」
聞き慣れた声が半兵衛を呼び止める。振り向かなくてもわかる、光秀の声だ。光秀がいるということは利三も一緒なのだろう。取っている講義が違えどいつも二人は昼になると一緒にいる。揃って見た目が良いものだから、あらぬ妄想を掻き立て女子生徒が噂をしているのをたまに耳にする。
yumez1z
DOODLE一氏と半兵衛ちょっと官兵衛 会話文当社比距離感がかなり近い
一氏には格好つかないとこもみせる半がいたらいいねという夢
「……軍師」
「ん。どうしたの」
「いい加減、自室へ戻られたらどうです」
「だって一氏くんの部屋、書庫から近いんだもの」
「軍師、」
「あと少し……」
「あいつ、来ますよ」
「えっ」
半兵衛は慌てて身を起こして身だしなみを整える。途端に足音が聞こえて障子に影が落ちた。
「失礼する。一氏、先輩はこちらにいるか?」
「あぁ」
「う、うん!いるよ」
「よかった……失礼します」
見計らったように官兵衛が部屋を訪れる
「どうしたの、官兵衛」
「少しお聞きしたいことがありまして」
「僕でよければ。何かな」
「はい、この書のこの記述なのですが」
すぐに二人の世界に入る様子を見つめてる一氏。
先程までの寛ぎきった様子から襟をただしてしゃんとした様子の半兵衛の姿を見て、その切り替えの速さと落差に思わず笑ってしまい、口元を押さえる。
1069「ん。どうしたの」
「いい加減、自室へ戻られたらどうです」
「だって一氏くんの部屋、書庫から近いんだもの」
「軍師、」
「あと少し……」
「あいつ、来ますよ」
「えっ」
半兵衛は慌てて身を起こして身だしなみを整える。途端に足音が聞こえて障子に影が落ちた。
「失礼する。一氏、先輩はこちらにいるか?」
「あぁ」
「う、うん!いるよ」
「よかった……失礼します」
見計らったように官兵衛が部屋を訪れる
「どうしたの、官兵衛」
「少しお聞きしたいことがありまして」
「僕でよければ。何かな」
「はい、この書のこの記述なのですが」
すぐに二人の世界に入る様子を見つめてる一氏。
先程までの寛ぎきった様子から襟をただしてしゃんとした様子の半兵衛の姿を見て、その切り替えの速さと落差に思わず笑ってしまい、口元を押さえる。
syk_1529
CAN’T MAKE煙草の話(現パロ、義龍×半兵衛) ひとつ、ふたつ、折れ曲がり横たわる数を数える。みっつ、最後のそれは吸われることなく灰皿の縁へ置かれていた。
「こんな不味いもの吸って何が良いんだか」
机に忘れられたライターで火をつける。店のテープが貼られたままで、持ち主の性格が見えてくる。
「体に悪いし、経済的じゃないし」
ひとりごちながらゆっくり肺へと吸い込み、半兵衛は咳き込んだ。何度か吸っているはずなのに、必ず初めは体が受け付けてくれない。煙を受け入れることを拒んでいるような、それを気持ち良いと脳が感じることを選択しようとしていないかのような。
鼻腔をつく匂いに、昨夜抱かれた太く大きな腕を思い出す。いつも苦しくて嫌なはずなのに、果てる頃にはその苦しみすら快楽に感じてしまっている醜い己がいる。
420「こんな不味いもの吸って何が良いんだか」
机に忘れられたライターで火をつける。店のテープが貼られたままで、持ち主の性格が見えてくる。
「体に悪いし、経済的じゃないし」
ひとりごちながらゆっくり肺へと吸い込み、半兵衛は咳き込んだ。何度か吸っているはずなのに、必ず初めは体が受け付けてくれない。煙を受け入れることを拒んでいるような、それを気持ち良いと脳が感じることを選択しようとしていないかのような。
鼻腔をつく匂いに、昨夜抱かれた太く大きな腕を思い出す。いつも苦しくて嫌なはずなのに、果てる頃にはその苦しみすら快楽に感じてしまっている醜い己がいる。
ろずまりん
MOURNING官兵衛さん、みくろさん、てるてさんの、褌リレーから、拙いながらも1頁のみですが漫画を描かせて頂きました。エロは有りませんが、露出が多いのでこちらで。ワンドロお題のの2,3コマ漫画しか描いた事が無いので、コマ割り下手で読みにくくてすみません。↓の順番でお読み下さいm(__)m
00kazauro
DOODLE伊礼 凌太郎(イレイ リョウタロウ) 37歳職業:警視庁警備部(特殊部隊)
沖縄出身ののんびりとした天然。だらしなく、とても特殊部隊所属には見えない。
銃を握らせるとスイッチが入る系。吞兵衛で三線握ると陽気に歌って踊り出す。残念ながらうまくはない。九死に一生を得るような経験が多い。 3
maguro_is_tuna8
MEMO「刹夏」作:八重樫アキノ様
KP:どん兵衛
HO1:雪うさぎ/八戸 奏汰
HO2:八坂まぐろ/八戸 航汰
エンドAでした!クリファンの嵐だったけど良い2人だった・・・☺
大好きだぞ奏汰~~!!
実は雪うさと2PL初めてでした!!
maguro_is_tuna8
MEMO「沼男は誰だ?」原作:ma34様
改変:むつー様
KP:雪うさぎ
HO1:岸谷/二階堂 航
HO2:どん兵衛/白波 美海
HO3:八坂まぐろ/雨夜 礼司
HO4:春ちゃん/足達 晴信
3ロスト1生還です。HO3は生還しました。
takatowasi
DONE一氏が半兵衛の部屋の掃除をお手伝いするだけの話尊敬していた人が予想以上に以外だった件 とある昼下がりのこと。
特にするべく事もなく、夕方頃まで城下を見回ろうかと一氏は支度を整え、いざ城門を抜けようとしたその時であった。
「待って、一氏くん!」
呼ばれた声に反応はするものの、一氏はその場を振り向くこと無く相手の動向に身を委ねた。
忍たるもの背後を易々と取られるとはと思うのだが、自分の腰に手を回し抱きついてくるその人が、自分にとって敬愛すべき人物とあれば話は別だ。
「どうしました?軍師」
自分に抱きついている軍師こと、半兵衛の方を振り向きながら一氏は声をかけた。
「君に手伝って欲しい事があるんだ…だめかな?」
互いの背の関係から、少し上目遣いになって見つめてくるその瞳はまるで子鹿の様にも見えてしまい、これを見ても断ろうものならとんだ冷血漢だなと、そう思いつつ一氏も主君である秀吉の様に、つい半兵衛を甘やかしてしまう事を自覚し、一つしかない返事を返した。
5379特にするべく事もなく、夕方頃まで城下を見回ろうかと一氏は支度を整え、いざ城門を抜けようとしたその時であった。
「待って、一氏くん!」
呼ばれた声に反応はするものの、一氏はその場を振り向くこと無く相手の動向に身を委ねた。
忍たるもの背後を易々と取られるとはと思うのだが、自分の腰に手を回し抱きついてくるその人が、自分にとって敬愛すべき人物とあれば話は別だ。
「どうしました?軍師」
自分に抱きついている軍師こと、半兵衛の方を振り向きながら一氏は声をかけた。
「君に手伝って欲しい事があるんだ…だめかな?」
互いの背の関係から、少し上目遣いになって見つめてくるその瞳はまるで子鹿の様にも見えてしまい、これを見ても断ろうものならとんだ冷血漢だなと、そう思いつつ一氏も主君である秀吉の様に、つい半兵衛を甘やかしてしまう事を自覚し、一つしかない返事を返した。
maguro_is_tuna8
MEMO「さよならを言いにきた 優等生×不良」作:針鼠様
KP:シノエ
HO1:黒鋼 嵐/八坂まぐろ
HO2:白藤 時雨/どん兵衛
両生還です!た、楽しかった・・・・!!!青春を浴びてしまったな・・・
ハイライト「親より怖いものはない」 2
ろくろをまわす馨
DONE『小指』十兵衛/帰蝶《幼少期》(麒麟ワンドロ提出品)カラーにしたら結局3時間になりました(小声)
十兵衛の涙を隠す帰蝶…幼馴染てぇてぇ…ありがちなゆびきりげんまんでネタ被りしてそうだけど恐れぬ心で…
maguro_is_tuna8
MEMO【マダミス】「四人の令嬢と執事たち」作:caname*mm様
GM:シノエ
東堂令嬢:半子
長谷部執事:Rabi
西門令嬢:どん兵衛
吉良執事:春ちゃん
南條令嬢:八坂まぐろ
剣持執事:岸谷
北園令嬢:レイン
綾小路執事:LEi6
上品で儚げ淑女、南條まぐろです。
楽しかった~~~!!!みんなの立ち絵がかわいいんじゃ・・・ 2