Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    告白

    まめさん

    DOODLE誤って別垢の方に上げてしまったチヒ柴チヒの話。
    支部にも上げてますが、前のに加筆修正を加えています。
    告白してるだけなのでチヒ柴も柴チヒもないんですが、どっちも好きなので決めきれなくて…🫠
    もし続いたら両方書くかも。
    誤手と悪手で先送り なんでや。
     柴の脳内は句読点込みの五字で埋め尽くされた。
     妖刀を巡る毘灼との戦いは幕を下ろした。戦後処理は半年以上かかったが斉天戦争はそれ以上の時間を要したわけであるし、当然といえば当然だろう。
     そして唐突ではあるが、事の起こりは五分前。
     チヒロの復讐も終わり彼を含む少年達がやっと戦いのない日常に馴染み始めてほんの少し経ったある日、芝はいつか伯理に妖術の解説をした公園で一服しているとチヒロがやってきた。
     伯理はヒナオのお使いでおらず、シャルは学校にいる時間。当たり前のはずなのに、二人きりになるのがとても久しぶりに感じてしまう。
    「こうやって話すんのも久しぶりやなぁ」
    「最近は忙しかったですから」
     ブランコを囲む柵に腰掛ける。チヒロの膝くらいの高さしかないので柴にとってはしゃがみこむような体勢になるが、その程度で足腰を痛めるほど歳を取ってはいない。
    4346

    kototo7777

    DONEクロイン。支援Aプラスの後、互いの気持ちが通じ合うまでの話。
    とっくに両想いの状態なのに、互いにはっきり言えない、もじもじしている(?)感じ。
    クロードは本気の相手にいざ告白ってなった時は、意外と臆病になりがちなんじゃないかなあ。この続きも書くかも。
    通じ合う想い(クロイン支援Aプラスの後の2人) まだ戦争は終わっていないし、こちらが優勢になってきているとはいえ、まだまだ予断は許さない状況ではある。しかし、そんな状況にあっても……いや、そんな状況だからこそしっかりとした休息は必要だ。そして僅かばかりでも楽しむことも……許されるのではないだろうか。

     連れられてきたガルグ=マクからそう遠くない町の市場。戦時中ではあるが、そこはそれなりに人出もあり、まあまあの賑わいを見せていた。

    「おっ、珍しい薬草があるな」

     自分を連れ出したその男は興味深々といった表情で、露店に並べられている品々を見て回っている。

    「目当ての物は見つけられたのですか?クロード」

     イングリットの問いかけに、彼……クロードは「ああ」と彼女に顔を向ける。今、同盟軍は次の戦に備え、束の間の休息期間中だ。その貴重な時間をイングリットは彼と共にいる。
    5669