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    女審神者

    NanChicken

    MAIKING一年以上前の書きかけを供養がてらにここに置きます
    未完です

    女審神者が出てきて喋ります
    初期刀は蜂須賀
    初鍛刀は前田

    極修行システムが導入される前の設定となっております
    本丸に遡行軍の小隊が侵入した。


    門の立番だった長曾根は重傷を負いながらも警報を鳴らす。
    すぐさま臨戦態勢を取るが審神者が執務室に居ない。
    長曾根昏倒のため侵入された敵の数が判然としない中、蜂須賀は必死で審神者を探した。

     審神者は、かねてより政府から送られてきている様々な連絡文書と、自らが就任する前の歴史修正主義者の動向、それに対する政府〈保護主義側〉の対応策、ことに刀剣男士の派兵に至る記録を調べていた。資料館代わりに使っていたのは蔵の一つであった。

     不意に警報が轟く。
     資料を戻し、出口へ向かうと、扉は既に破壊されて、一振りの大太刀が開け放たれた戸口にシルエットとなって立っていた。





     剣戟と叫ぶ声の響く中、主の居場所はどこか、と蜂須賀が問い歩くと離れの資料蔵へ向かう姿を前田が見ていた。
    前田と、手近にいた次郎太刀、山姥切国広と離れへ向かい、倒れた数振りの仲間の先で、蔵の扉が破壊されているのを発見。
    走り込むと、大太刀は抜刀せず審神者を組み敷いていた。審神者の白い肌が露わにされかかっている。


    「主から手を離せ!」
    大太刀が何をしようとしているのか、考えたくもなか 8056

    rainno🐌

    MAIKING明石くん×まんばちゃん (リバ)
    縁もゆかりも脈絡も無いセフレな刀剣男士。独断と偏見だらけの顔カプ。
    女審神者と刀剣男士の関係描写あり。
    R18になるかは未定。


     何がきっかけだったかといえば、とても些細な事だ。この本丸に来るまでは、縁もゆかりも無かった相手だ。美術品として飾られた時代に場を共有する機会くらいはあったかも知れないが、特段印象に残っているでもない。
     偶々。そう、偶々だ。屋敷が手狭になって、建て増しする際の仮住まいで、偶然、相部屋になっただけ。偶然、持て余していた欲求を互いの躰で慰めただけ。広く新しい部屋に越して尚続いてしまっている、謂わばなあなあの関係だ。それ以上でも、それ以下でもない。
     山姥切国広は、こう思い返す。


     この本丸の主は女だった。刀剣男士の中に懇意にする者が現れる事は、他の本丸を例に挙げても然程珍しい事ではないだろう。
     だが、であればこそ、それ以外の者はどうするのか。曲がりなりにもヒトの――男の躰を模しているのである。個体差はあれど、そこには欲求が存在する。腹が減ったり眠くなったりするのと同様に。
     中でも打刀は刀剣全体からして比較的歴史が浅く、精神的に若い場合が多い。何よりヒトでいえば最も血気盛んな年頃の躰を模している。それゆえか単独では処理しきれず、城下の花街に出掛けたり、本丸内で男色に染まる事例 1302

    夕月葵(または凌霄花)

    TRAINING小狐丸は自分の「ぬしさま」以外にはどこか冷たくて、自分の「ぬしさま」にはとてもとても甘くて優しいのです。小狐丸はとても冷たい。
     いや、正確には『こちら』にいる小狐丸ではなく、よその――まだ主を持たなかった小狐丸であるが。
     初めて逢った時こそ表面的には物腰柔らかで紳士的ではあったにせよ、触れるはおろか近付くことすら許さないような、審神者を見るあの冷めた瞳の中にあったのは――……


     あの日見たのは月夜に舞う美しき獣。月の光を受けて輝く白銀がとてもきれいで――、ふわりと長い髪をなびかせ舞い降りた彼は、そこに現れた溯行軍を素早い動きで一掃した。
     その場にいた動けぬ人の娘を助けたのか、それとも単に目の前にいたアレ等が邪魔であったのか――後者かもしれないなと審神者は思いながらも、今ではあの小狐丸が認めた者に対する瞳を見れば、それもまた揺らぐ。
    「いかがされましたか、ぬしさま?」
    「……っ」
     優しい瞳を向けるのは『わたしの小狐丸』であり、そこに愛しさと甘さを宿すのも、この小狐丸だけで。
     あの野生の獣がそれを向けるのは、自身の唯一だけだ。
     そう、宿るものの違いに審神者が気付いたのは、あの小狐丸と度々山で遭遇していたから。主を持たぬ狐と思えば、いつの間にやら気に入りの者を見つけていたのか。 1048

    雨実 彗*.甘味料

    DONE亀甲と女審神者の個人的な手紙のやりとり

    『不鮮明』 1/2
    #本丸コード三四九一七五

    後半 女審神者のターン
    https://poipiku.com/9685/3348122.html
    「え? ぼくかい?
    「そうだね…普段の付き合いは今後の円滑に繋がる、っていうのは分かるかい?
    「よかった。それを前提に話していくわけだけど…ああ、難しい話じゃないよ
    「ご主人様は一度は読んだことあるんじゃないかな。1人に対してひとつの関係に当て嵌める必要がないこと
    「その筆者の作品だよ
    「ご主人様が薦めていた本
    「んんっご主人様の好きな作品を見つけるだけではなく勝手に観たぼくを躾けてください♡
    「…話を戻そうか
    「以前書いていたよね。感情が何色ともどんな模様とも答えれないときがあるって
    「うつ…というのかは分からないけど
    「能力が正しく奮えなくなると聞いているよ
    「かと言え精神的な問題は専門家ですら未知の領域だからね。お互いの認知があってこそ成り立つ信頼だとぼくは思うね
    「んふふ。勿論ご主人様を知りたいって思う気持ちも偽りはないよ
    「ただ悩むことがあるなら直接口に出すことが出来たらどんなに嬉しいことか
    「貴方は口ごもりがちだけど通訳が必要ならぼくを呼んで欲しいな
    「たくさん携えて行くからね
    「では 455