Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    工場

    pheas357

    DONE今日って工場長と夜景の日なんです?(なんか違う)

    ほら、シンオウって絶対夜景が綺麗な町あるし、ダイパリメイクの暁には舞台として追加してくれないかなって(*'ω'*)

    CPは有りでも無しでも左右どっちでも。
    所用でシンオウに来ていたダツラと会って話をしていた時に、ネジキはホウエンに戻るのを一日遅らせられないかと聞いた。滞在先から少し離れているが、夜景が綺麗な町があるから一緒に見に行かないかと。以前から気になってはいたものの、今回は寄れないかと思っていたダツラだったが、一日延長するくらいは出来るし、せっかくの機会だからと誘いを受ける事にした。

    町の近くにある小さな山に登って見ようとなったのだが、ダツラが山の様子も見たいと言ったので、かなり早い時間から出かけた。ダツラにとっては、植物も生息するポケモンもホウエンとは違っていて新鮮だった。全体的に整備され、気を付けてさえいれば遭難の心配もほぼ無いのをいい事に、あちらを調べ、こちらを探索し、と、山中を歩き尽くしそうなほどに夢中になっていた。
    ネジキもシンオウに住んでいるとはいえなかなか来る機会のない場所で、一緒になって楽しんでいたのだが、ふと気が付くと、だいぶ日が傾いていた。
    まだ頂上までだいぶある上に、整備されているとはいえ、明るい時間に歩く事を想定された道に灯りは最低限で、これはそろそろ切り上げなくてはと思う。それに、集中していると気付かなか 3278

    pheas357

    DOODLE北工場長が危ない時に体張って盾になる南工場長っていいよねという話。

    ※ケガ描写とかあるよ※
    ※この話自体にカプ要素はありませんが書いた人は南×北派だったけど最近北×南もいいよねと思い始めている腐です※
    こんなに険しい地形の中を歩くのは随分と久しぶりだな、とネジキは思う。もともとあまり運動神経のよい方ではない上に、足元の悪さは歩き慣れるという事がなさそうに思える。それでも何メートルか先を歩くダツラに遅れないようにと足を下ろす場所に集中しながら進んでいった。

    足元にばかり集中しすぎていたらしい。前方でダツラの叫び声と、横の崖の上で何か大きな音がして我に返る。見上げた目に、崖を転がり落ちてくる石が映る。ちょうど自分のいる場所に向かってきている事は理解できた。一瞬遅れて避けなければならない、と判断するが、足どころか全身が竦んでしまっていた。
    唯一とれる行動として両目をきつく閉じる。一瞬後に体の正面に何かがぶつかるような感覚があったが、予想していたような衝撃や痛みはなかった。死ぬ時ってこんな感じなのかな、せめてこのくらい楽なまま死ねるならいいなーとぼんやり考える。
    じっとしていたが、次第に思考や感覚が鮮明さを取り戻す。体の前面に触れているものは岩にしてはやけに温かく柔らかかった。自分はまだ生きているのだろうかと考えながら、体を後ろにずらして目を開く。ぼやけ気味の視界のほとんどが濃紺色に蔽われ 3403