朋友叶五年前死了，他人緣很好，來參加告別式的人甚至要排隊才能進去上香，其中也包括葛葉。

叶和葛葉本來是網友，玩遊戲認識的，某天叶提出要約線下，葛葉萬般不願意，於是叶跟他說「你下一場輸了就來見我」。

葛葉輸了。真奇怪，明明前幾局都贏了的。

他們約好下週三在叶的大學裡碰面，葛葉沒上過大學，對於要走進學校這件事有點緊張，但也有一些期待。

直到真的站在人來人往的校門口前，他才開始有點後悔了。

「這個混蛋高材生⋯」葛葉努力降低自己的存在感，偷偷摸摸往約定地點走。



正值午餐時間，學生餐廳被人潮擠得水洩不通，葛葉縮在最角落的位置上，不安的朝門口的方向看去。他其實不知道叶長什麼樣子，但好像只要看到就會知道那是他，葛葉心裡默默地想。

「────私は君の想いに応えることはできない」
　トレインは長考したあと、細く長くため息を吐き出してから目の前の男にそう告げた。
　愛しているのは夭折した妻、ただ一人だ。後にも先にも彼女以外を選ぶことはない。
　しかし、この男は余裕綽々の笑みで頷いてそれを受け入れる。
「わかっています」
「想いだけでなく、……肉体的にも、応えることはできない」
「もちろん。承知の上です」
　肌を合わせるのは当然のこととして、唇を重ねることさえ拒否してみせても彼はそれでいいと言う。その上で自分を受け入れてくれと。
　──どうしてこいつは今も昔も頭の痛くなる問題しか引き起こさないのだろう。
　有無を言わさない笑顔に頭痛がしてきて緩く頭を左右に振った。