愛妻の日
ひよこ@よく焼けている
DONE1/31愛妻の日の愛妻弁当のつぶやき→メルティさんは甘い卵焼きが好き。から出てきた短文。どうやって知ったのかな?って言う妄想。
まだ何もしてないけど、お風呂場でいちゃいちゃしてるからセンシティブ。
🔑←企画名英大5文字 1946
雨音@ししさめ
PAST2023.1.31。愛妻の日に、愛妻弁当の話を書きました。三等分の恋文「あなたの分だ、獅子神」
そう手渡された弁当箱が明らかに市販弁当のソレではないことに、獅子神は戸惑った。
昼時の、獅子神邸。
食卓につくのは、家の主である獅子神と、正面に座って弁当箱を差し出してきた本人。
金縁のラウンド眼鏡に見慣れたジャケット姿の、村雨礼二その人である。
「??」
疑問符を飛ばせば、訝しげに「要らんのか?」と問われ慌てて受け取る。
食卓の上に置き、じっくり見た。
木製の、楕円型。俗に言う、曲げわっぱ。
こういう入れ物に入ったお弁当も或いは売っているかもしれないが、恐らく、違う。
つるりとした蓋の表面に傷はなく、新品と思われた。
正面を見れば、同じ物をもう一つ取り出した村雨が「食べないのか?」と首を傾げる。
2319そう手渡された弁当箱が明らかに市販弁当のソレではないことに、獅子神は戸惑った。
昼時の、獅子神邸。
食卓につくのは、家の主である獅子神と、正面に座って弁当箱を差し出してきた本人。
金縁のラウンド眼鏡に見慣れたジャケット姿の、村雨礼二その人である。
「??」
疑問符を飛ばせば、訝しげに「要らんのか?」と問われ慌てて受け取る。
食卓の上に置き、じっくり見た。
木製の、楕円型。俗に言う、曲げわっぱ。
こういう入れ物に入ったお弁当も或いは売っているかもしれないが、恐らく、違う。
つるりとした蓋の表面に傷はなく、新品と思われた。
正面を見れば、同じ物をもう一つ取り出した村雨が「食べないのか?」と首を傾げる。
流菜🍇🐥
DOODLE1/31は愛妻の日だと聞いて『愛妻』か~と思いながら書いたTF主ルチです。ちょっとルチ優位な感じの終わり方になります。愛妻の日 彼の家に向かうと、夕食に好物が用意されていた。机の上に並んでいるのは、出前の寿司とたこ焼き用のホットプレートで、隣には生地や切り分けたたこが置いてある。この並びなら、冷蔵庫の中にはぶどうが入っていることだろう。
「どうしたんだよ。こんなメニューを並べて」
僕が尋ねると、彼はにこにこと笑って答えた。
「何でもないよ。ただ、ルチアーノに好きなものを食べてほしかったんだ」
彼が僕の好物を買ってくることは、日常茶飯事だった。頼んでもいないのに、寿司やたこ焼き、ぶとうにカレーなど、好物だと伝えた食べ物を買ってくる。それでも、ここまで本格的にもてなされることは稀だった。
「なにか、変なこと考えてないだろうな」
疑いながら言うと、彼は困ったような顔をした。
1848「どうしたんだよ。こんなメニューを並べて」
僕が尋ねると、彼はにこにこと笑って答えた。
「何でもないよ。ただ、ルチアーノに好きなものを食べてほしかったんだ」
彼が僕の好物を買ってくることは、日常茶飯事だった。頼んでもいないのに、寿司やたこ焼き、ぶとうにカレーなど、好物だと伝えた食べ物を買ってくる。それでも、ここまで本格的にもてなされることは稀だった。
「なにか、変なこと考えてないだろうな」
疑いながら言うと、彼は困ったような顔をした。
a_yousou
DOODLEカレンダー企画、2024年の1月担当しまして愛妻の日をテーマとして書かせていただきました。かいた作品の投稿は任意の形をとらせて頂きます。の言葉に前日譚的なものは大丈夫でしょうか?と訊ねましたら、そこもお任せしますとのお言葉を頂けましたので。印刷済みで読んでくださった方は440さんの挿絵の花と全体の色合いにニヤニヤして下されば幸いです!(440さん本当にありがとうございます!!)
愛妻の日/前日譚 ルイスがバラとチューリップを主に使った花束を手にして帰宅したのは冬中月の最終日の事。任務はどうしたのかとロザリーが訊ねると、新たな七賢人となった後輩に任せたらしい。
「今日が妻へ感謝の気持ちを伝える日だと口にしたら快く引き受けてくれました」
上機嫌に語る姿に「そう」と、素っ気ない返事をしてしまうが何気ない日も大切にしている事が嬉しくて堪らない。
「ロザリーいつもありがとうございます。……愛していますよ」
花束を抱えたまま、ロザリーの手を取り指先に口づけをひとつ。次は頬に触れるか触れないかのタイミングで——。
「ルイス、花を生けるのが先よ」
花束を奪い取りロザリーはくるりとルイスに背を向ける。丁寧な言葉も花束も勿論嬉しい。しかし粗野な口調で言ってくれたらもっと嬉しいのにと思ったのは内緒だ。
1887「今日が妻へ感謝の気持ちを伝える日だと口にしたら快く引き受けてくれました」
上機嫌に語る姿に「そう」と、素っ気ない返事をしてしまうが何気ない日も大切にしている事が嬉しくて堪らない。
「ロザリーいつもありがとうございます。……愛していますよ」
花束を抱えたまま、ロザリーの手を取り指先に口づけをひとつ。次は頬に触れるか触れないかのタイミングで——。
「ルイス、花を生けるのが先よ」
花束を奪い取りロザリーはくるりとルイスに背を向ける。丁寧な言葉も花束も勿論嬉しい。しかし粗野な口調で言ってくれたらもっと嬉しいのにと思ったのは内緒だ。
ranatitia
DOODLE【遅刻】愛妻の日バラソア二枚目追加というか再掲。
バランの「手」だけ人のままなのです!
ソアラに触れる手は温かな「人」の手なの〜!!
…という性癖を詰めまくったラクガキです。
「竜魔人」の姿はソアラにだけは絶対見せたくはないから、そっと目隠しをする。
ソアラだけが知っている、バランの大きなあたたかい「手」で。 2
ながつきみく
DONE愛妻の日「愛妻」と言うのはやっぱり女性に言うべきと思うから、俺にはその言葉を完璧に合致させる人はいない、と思っている。ただ、どれ程「姫さん」と呼べる女性が増えたとしても、俺の中の「女王様」の地位にあるのはシャイより他にいないと思う。
あぁ、いやそれも女性に対する呼称だな。
でも、俺の中ではそう言う意味では、なく。
あえて言うなら、クィーンと言うかなんと言うか。(それも一緒だな……)
まぁでもとにかく、俺が身も心も生涯もかけた約束ができる相手はシャイただ1人なのだ。
と言うわけで。
『……花か。今年こそ花か?』
でもどうにも花を贈る習慣がない。
別に花でも構わないのだが、そもそも貰う機会が多いから、多分普通の人よりも貰った時の喜びの度合いが高くはない。
その上、似合いはするがほぼほぼ興味が薄いカテゴリーなので、あればちゃんと世話もしてくれるが、自ら買う程……じゃないんだろうな、と言うものだから、言いようによっては忙しいシャイの手間を単に増やしそうな気さえする。
しかも、あぁ思い出すなぁ。
大昔にチューリップでブチ切れられたやつ。
懐かしい。
でも、あれは良い勉強になったな 1177