「この度は……誠に申し訳ありませんでした……っ！」
　床に額を擦りつける勢いで、土下座をする。
　ベッドに腰掛けているアレイン殿下の顔は見えないけれど、困惑している雰囲気は伝わってきた。
「あ、アデル、顔を上げてくれないか？　俺はもう気にしていないし……」
「俺が気にするんですよ！　だって俺、殿下にあんな酷い事……」
　殿下を抱き潰した挙げ句、中に出してしまったのは勿論だけど。
　首筋に噛み跡は付いてるわ、手首に痣は出来てるわで、俺が相当無茶してしまった事は想像に難くない。
　更に最悪なのは、俺は自分が何をしたか、全く覚えていなかったのだ。
　言葉を濁す殿下から断片的に聞き出した話を繋ぎ合わせると、どうやらオーシュ殿の術で前後不覚になっていた──らしい。けどそんな事をしてしまったのはオーシュ殿のせいではなく、俺が心のどこかで殿下に対してそういう欲望を抱いていたからだ。

【彰冬】He's still alive 05虽然只是夏天的尾巴，但这个夜晚格外漫长，仿佛这个世界就本该如此——无尽的黑暗，瘆人的晚风……叶落归根。


可怜的机械被一个长相英俊的男人放在手里来回摆弄，发出沙哑的“滋滋”声。

“啧，怎么突然没信号了。”他指了指身边的几个人，“你们，都去那黄毛小子那边看看是怎么回事！”

“可是老爷，您一个人……”

「砰！」

机械彻底报废，男人好看的脸上挤出了一个僵硬的笑容：“说多少遍了，在外面要喊我‘少爷’，不然我换上这张脸有什么用？”

他的属下见状，后背不禁生出了一丝凉意，匆忙改口后，头也不回地奔向自己的任务地点，也不知道这一行为是敬业的表现，还是单纯地想从疯子的身边逃离。


青柳冬弥算好时间，按照恋人的指示，找到了这位曾“追求”过他的男人。