所在地教えて　履歴書持っていくから「小芭内さん、見て！　ロイズのポテトチップスチョコレートがあるわ！　買ってもいいかしら」

　入店早々、甘露寺はレジ前の特設コーナーに飛びついた。『ああ勿論だ』という伊黒の声を棚越しに聞きながら、ラソマルは内心でガッツポーズをしていた。ここに勤める店員は甘露寺の胃袋をガッチリと掴み、彼女の嗜好に合いそうなものを見つけては店頭に並べていた。他のコンビニ行かせてなるものか、と画策しているのである。
　その辺のドラッグストアより品揃えがいい衛生品（お察し）コーナーといい、不気味なくらいニヨニヨしている店員といい、伊黒は自宅から最寄りのこの店にキナ臭いものを感じている。しかしながら甘露寺が『あそこのコンビニがいいわ！』と言うので、ひとつ返事するより他なかった。伊黒にとって甘露寺の言葉は憲法に等しい。

〈漫游時光〉🌺


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一開始是聖莓果餅乾的提議。

在他們開完這次的國王會議後，聖莓果餅乾攔住了要離去的他們，聲調愉快地說：「最近是我們王國的節慶，不多留幾天享受一下慶典的氣氛嗎？」

黑可可餅乾立刻婉拒了，享樂一向不是他們的教條，連每次會議後的午餐他也總是只吃一些單調乏味的食物，這讓聖莓果有些微詞，但也從不勉強。

只是聖莓果偶爾會嘆氣說：「我們這裡的食物這麼好吃，不嚐嚐看太可惜了。」

聖莓果王國的餐點的確豐富美味，有著繽紛的色彩與豪華大器的擺盤，每次的午宴總是讓所有餅乾印象深刻。

純香草餅乾受到這麼直接的邀約並不想拒絕對方的好意，所以點頭答應了下來；但黃金起司餅乾也直接搖搖手拒絕，她說得回去看看她的子民們建好雕像沒，下回有空再參加。