Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    日中

    misano414

    DONEオリーブタウンより、イオユカ。
     今日誕生日を迎えられた調味料の方へ。途中だけどこれだけでも一本の話にはなってます。

     完成版はリアル今日中に書き上げます。
     ある日、起きるなりコロポンに呼ばれたユカは、不思議な場所でとんでもない授かりものをした。

    (どうしよう、どうしよう)
     コロポンの力で牧場に戻ってきたユカの頭を占めるのは、ただひたすらにその言葉だけだ。
     ユカは牧場主である。祖父の牧場を受け継ぐためにオリーブタウンに来て、最愛の伴侶を得て、今は南の牧場で幸せに過ごしている。だがその伴侶こそが、今最大の問題になってユカの身に降りかかっている。
     腕の中には、おくるみに包まれて、すやすやと眠る赤子。
     そう、赤子である。
    (ああもうユカの馬鹿!お人良し!!)
     罪のない赤子の寝顔を見つめながら、ユカは心の中でじたばたともがく。
     この赤子を育ててほしい、なんてコロポンに言われ、何故断らなかったのか。自分はいつだってそうだ。誰かから何かを頼まれたら、まず断れない。この赤子を、どうやって伴侶に説明したらいいのだ。そもそも、コロポンのことだって何も話していない。精霊さまのことだって、彼は知らない。ユカ以外の人間の目に見えない存在のことを、どう話せばいいのか。
    1468

    ksg000ksg

    DONEネロ♀ファウ♀の学パロ、友情、ちょっと百合風味予定です。(ブラネロ前提)
    短編いくつか書くつもりだったのですが予想外に長くなってしまったので一旦ポイピクに・・。
    近日中にもう一本アップ予定です。
    全て揃ったらしっかり誤字脱字チェックして、まとめて支部にアップします〜

    ※女体化
    ※生理ネタ
    出会いとある日の放課後の事だった。
    ネロは帰りがけに偶然担任教師とすれ違い、ちょうどいいと授業の資料を準備室に戻すようにと言いつけられ、いつもならば殆ど用事のない特進科校舎へ繋がる渡り廊下を歩いていた。

    「物置くらいこっちの校舎にも作ってくれよなぁ・・・・。」
    溜め息混じりにネロは独りごちる。
    ネロの通う高校は学力の高い生徒が集められた特進科とそうではない普通科に分けられ、校舎と制服色ごとはっきり区別をされていた。
    出入口や東西で分けられたそれぞれの校舎には特別用事がなければまず立ち入ることはない。特進科に親しい友人がいるわけでもないネロにとってはまるっきり縁のない場所であった。
    日頃勉強に精を出す特進科の生徒のために教材の類のほとんどは第一校舎の準備室に保管されているらしく、ネロはずっしりと重い資料を抱えそれなりの距離を歩く羽目になっていたのだ。
    3305