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    未来

    pocopeco_2

    できたそれすらも愛おしく思うくらい、君のことが大事なんだ。

    唐沢さんと三輪くんの話。
    唐沢さんはある意味ちゃんと距離を取って三輪くんに接してくれそうな大人だなと思ってる。

    (三輪くんお誕生日小説です🎉全然明るくないしちゃんと祝えてないけど君への愛は十分過ぎるくらいに込めました。どんだけ傷ついても生きてきた君が大好きです。どうか少しでも明るい未来がありますように)
    その傷は君が生きてきた証で、「顔色が悪いね、大丈夫かい」
     唐沢がそう聞いた相手は、三輪隊の隊長を務めている三輪である。普段からお世辞にも健康的とは言えない顔色をしている子どもは、今日は一層顔色が悪かった。思わず唐沢が声をかけてしまうくらいに。
     声をかけられてようやく唐沢の存在に気づいたらしい三輪は、ゆっくりと二度瞬きをするとはい、と小さく答えた。その後に「大丈夫です」と続ける。
     明らかに嘘だとわかるそれに唐沢は小さく笑ってしまう。「大丈夫か」と聞かれても「大丈夫ではない」と答えられる人間はそれほど多くはないとはいえ、嘘を吐くならもう少し取り繕うべきだと唐沢は思っている。
     いつもは冬の空気のように冷たい雰囲気を纏わせている三輪だが、今はそれもない。むしろ触れると消えてしまいそうな弱々しさを感じる。
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    umeno0420

    できた※タグ、キャプションをご覧の上、ご閲覧ください。
    帝襟アンリさんが「元々私はなでしこジャパンに憧れてサッカー始めたんですけどやっぱり日本って女子サッカー界のクリスタルトーキョーになるべきでは?」「アンリちゃん、今の子はセーラームーン知らないよ」と言い出した感じでブルーロック内の男女比が240:60になっています。
    りんばち♀で未来捏造で同棲です。
    愛されてるって当たり前!たくさんおしゃべりがしたいなら、小さめの手仕事をもっとたくさん用意しなさい。

    そう教えてくれたのは優だった。だから今日の夕飯は、手作り餃子にすると決めたのだ。なんでって、凛ちゃんが久しぶりに日本へ帰ってきたからである。

    ブルーロックとかいうイカれたフットボールデスゲーム施設で、私と凛ちゃんは出会った。そうしてたまたま踏んだ影の寂しさがほんのり重なったことをきっかけに、私たちはどうにも絡まってしまったようだ。ぐにゃぐにゃのままお互いの手を掴んでみたり、間違えた片結びでみんなをたくさん振り回したり、最終的に国境を何度も超えてターンしたり! めちゃくちゃに転がり回った末に、彼が私を捕まえた。

    ここ数年は私が日本のチームでプレイしていて、凛ちゃんはヨーロッパリーグのあちこち武者修行中だから、凛ちゃんのオフシーズンだけ日本で一緒に暮らしている。そして今回のお休みのため、昨日の深夜に帰ってきたところ。移動の疲れと時差ぼけでとろけた凛ちゃんをお布団で包んだとき、明日は餃子を作ろうと決めた。
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