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    陽ルタ

    MEMO侑李君(プラム君)とアヤ(ゆの)とハフズ(ハウル)を取り巻いた色々と、「そうして彼女は、決意した」の補足纏め。小説書く用に書いたメモなので変わるかもだし、分かりやすさというものは無い。知ってる人向け。
    アヤ中心の補足アヤの罪悪感
    ・親友を救えなかったこと
    ・プラム君を救えなかったこと
    ・両親を恨んでいること
    ・ハフズを殺してしまったこと

    侑李君に対しては (和解するまで)
    ・親友と両親のことはもう言わない。
    ・プラム君を救えなかったことについても言わない。
    侑李君が帰って来てプラム君がどういう存在だったか聞いて、多分ハフズも説得してるだろうから同一人物視は一応出来てるかもしれない。ただそれでも「私を最初に救ってくれたプラム君(の記憶)はもう存在しない」て気持ちはあるし、プラム君を失った(守れなかった)経験は紛れもない本物で、侑李君に対しては「またプラム君のように失いたくない」という気持ちが強そう。それ故に距離を取ってる。(アヤは親友を亡くしたのは自分のせいだと思い、ずっと結望を親友と呼ばなかった(親友になったら結望も居なくなるかもしれないと恐れていた)。それと同じ。自分と居たらまた…と考えて傍に居れなかった)
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    tuduriki_dai

    DOODLEサチは華鬼ではないけれど、華鬼達と友人の一般人です。宮様は華鬼達を通じて知り合いました。華鬼達たちが「宮様」と呼ぶのでサチもそう呼んでいます。
    サチは夫を早くに亡くし、女手一つで息子を育てました。息子は無事に成長して結婚し、孫も生まれましたが、ある夜息子一家は妖異に襲われ亡くなってしまいました。
    サチが李夭を拾ったのは、孫が生きていたら李夭と同じくらいだと思ったからです。
    たらちねの母の腕は知らねども 祀蛇李夭は、自分の人生をろくでもないものだと思っている。
     どこかの路地で腹を鳴らしながらうずくまっているのが一番古い記憶という時点で、語らずともわかるだろう。
     親の顔も、声も、生まれた家も記憶にない。辛うじて覚えていたのは「りおう」という名と、自分の歳が四つだということ。
     初めの頃は、それほどひどい状況ではなかったように思う。顔の整った幼子が、哀れにも腹を空かせて座り込んでいれば、一定数の人間は何か施してやろうとするものらしい。どこかの軒を借りて道行く人間を見上げていれば、簡単に食べる物が手に入った。あまり長居すると、さすがに迷惑そうに追い払われるため、一所にはいられなかったが、それでも日々どうにか生きていた。
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