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    根本

    ナナシ/ムメイ

    DONEネオゲ本編後竜隼。
    あの世界の竜馬はどうして研究所離れて、二人は五年間何考えて過ごしてあの後どうしたんだろうとか。

    ネタとしては粗方見終わった直後にはあったんですが、データ二回飛ばした(主な理由)り、書こうとしては原作と根本的な軸や核が色々噛み合わなさすぎることに悩んでこんな時間かかり……。
    原典周りから色々設定引っ張りながらネオゲの本編内容ある程度組み込んでるつもりです。
    ■ もう一度、何度でも五年、という月日は短かったのか、長かったのか。

    ……さっぱりわからねえな。なにもかも。
    そう胸の中で独りごちながら、竜馬は縁側で一人煙を燻らす隼人を眺めた。
    黒いスラックスに白いワイシャツ。ネクタイが外されて見える首元に、今はあの十字架の鎖も無い。

    恐竜帝国の再侵攻、そして六年近くに渡っての戦いの決着からしばし。
    あの日、あの瞬間、中天で輝いていた太陽の代わりのように月が静かに秋の夜闇を照らしていた。
    山中にあるこの烏竜館は、今は自分達以外に人もおらず、まだ手入れの行き届いていない庭の草むらからは澄んだ虫の声が響く。
    長い脚を持て余す様に片膝を立てて縁側に腰を引っ掛け柱を背に寄り掛かる隼人の姿に、竜馬は不意にいつか早乙女研究所のバルコニーで手摺に腰掛けていたその姿を重ねた。
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    緋翠結衣那

    DOODLE取り敢えず知っときゃ、何となく読めんじゃね?
    的な設定↓

    場所は、どっかの会社の部署。

    内藤さん→シリーズ上、皆の上司
    根岸→部下
    ※内藤さんと根岸はデキている。
    (根岸がダーリンで、内藤さんがハニーのBL話)
    根本→威張らない、皆の頼りになるエリートな部下。オイラのシリーズ上、何の物語も生み出してくれない主人公の片割れ。

    以上を踏まえて、ふわっと読んでもらえれば良いと思っている内容。
    人攫い内藤「どうして根本はこの会社に入社してきたんだろう……」
    根岸「どうしたんですか、急に」
    離れたところで仕事をしている根本を眺める二人。
    内藤「あんなに仕事ができて、人の上に立つカリスマを持っているのに、こんな所で燻ってるのが勿体無いと思ってな」
    根岸「あぁ、アイツは此処に、他社体験と人攫いに来てるだけです」
    オレはそれに付き合わされてるんですよ。
    と、事も無げにサラリと言う根岸。
    内藤「……は?」
    持っていたペンを落とし、ポカンと根岸を見る内藤。
    内藤「人…攫い?」
    根岸「アイツも中々面倒くさい立場なので」
    落ちましたよ、と内藤のペンを拾って渡す根岸。
    そこで理解不能に陥っている内藤に気付く。
    根岸「あ、言い方が悪かったですね。所謂ヘッドハンティングですよ」
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