棘
nicoyossy
PAST1-① 五棘でオメガバースのはず漫画なんちゃってオカルト表現があったりいろいろ捏造しまくってるので
何でも大丈夫!な方はお楽しみください。
2021/4/19~ツイッターで連載 pixiv2021/4/26投稿 15
ネギとキメラ
DONE #kmt夢ワンドロワンライ【ひらり】
🔥×🚺/現パロ/社会人/恋人同士/ネギ作
支部にて公開中の「深海と棘梨」の1年後のお話です。(本作のみでもお楽しみいただけます。)
白昼の白――真っ白い何かが、視界にひらめいた。
「こんにちは~~! 今年も遊びに来ましたぁ~~!」
うら若き乙女もかくやという華やいだ声音で宣言したのは、御年五十を疾うに超えたらしい我が社の社長である。
百六十センチに届くか届かないかという小柄で可愛らしい見た目に反して、中身は社内きっての男前であり、そして我が社の歩く最高意思決定機関なのだ。
「……どうも」
そんな社長の言葉に対して絶妙な間をもって返事を返したその人――キメツ商事の品質管理担当者である冨岡さんは、例によって人目を引くブースゲートの傍らに佇んで、僅かに頭を上下させながらごく短い歓迎の言葉を口にした。
冨岡さんの属するキメツ商事と、パワフルすぎる社長が率いる我が社とは、四年前の今日この日――年に一度催される大規模な化粧品関係の展示会をきっかけとして取引が始まった。
3391「こんにちは~~! 今年も遊びに来ましたぁ~~!」
うら若き乙女もかくやという華やいだ声音で宣言したのは、御年五十を疾うに超えたらしい我が社の社長である。
百六十センチに届くか届かないかという小柄で可愛らしい見た目に反して、中身は社内きっての男前であり、そして我が社の歩く最高意思決定機関なのだ。
「……どうも」
そんな社長の言葉に対して絶妙な間をもって返事を返したその人――キメツ商事の品質管理担当者である冨岡さんは、例によって人目を引くブースゲートの傍らに佇んで、僅かに頭を上下させながらごく短い歓迎の言葉を口にした。
冨岡さんの属するキメツ商事と、パワフルすぎる社長が率いる我が社とは、四年前の今日この日――年に一度催される大規模な化粧品関係の展示会をきっかけとして取引が始まった。
満尾。
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ第58回「いただきます」第59回「リボン」お借り致しました!伏棘オメガバースです!
前半悠仁目線
→中盤(回想)伏黒目線
→後半棘目線です。
🐺🍙に巻き込まれ🐯。
(続き)深淵の緑 下
https://poipiku.com/4725366/6886913.html
R18パートです🙌
深淵の緑 上『爆ぜろ!!』
呪霊の大群が、バスン!と大きな音を立てて一斉に爆ぜた。
狗巻先輩の呪言の効果だ。俺は先輩に指示されて、工場中に広がった呪霊をかき集めて、走り回った。
もう呪霊の気配はしない。全て排除できたようだ。
「よっし!いっちょあがり!!先輩お疲れ様!」
「だがなー。」
「わ、先輩喉枯れてんね、大丈夫?」
「じゃげじゃげ。」
先輩はポケットからノドナオールを取り出す。
キュポ、と開けて、そのまま容器を口につけてゴクリと飲み干した。
「うわぁ、相変わらずだけど…よくそれ飲めるね、先輩。」
「しゃーけ。」
そう言って先輩はピースして俺に笑った。
もう味に慣れたからなんともないよ、と言ってるようだった。
先輩とそんな話をしていたら、帳が上がって、すぐ近くには伊地知さんがいた。
5195呪霊の大群が、バスン!と大きな音を立てて一斉に爆ぜた。
狗巻先輩の呪言の効果だ。俺は先輩に指示されて、工場中に広がった呪霊をかき集めて、走り回った。
もう呪霊の気配はしない。全て排除できたようだ。
「よっし!いっちょあがり!!先輩お疲れ様!」
「だがなー。」
「わ、先輩喉枯れてんね、大丈夫?」
「じゃげじゃげ。」
先輩はポケットからノドナオールを取り出す。
キュポ、と開けて、そのまま容器を口につけてゴクリと飲み干した。
「うわぁ、相変わらずだけど…よくそれ飲めるね、先輩。」
「しゃーけ。」
そう言って先輩はピースして俺に笑った。
もう味に慣れたからなんともないよ、と言ってるようだった。
先輩とそんな話をしていたら、帳が上がって、すぐ近くには伊地知さんがいた。
RightFalling
DOODLE明日方舟同人,CP棘刺X极境 罗曼蒂克存活史 本文为第一章全文搬运改连载已暂停
十分抱歉
【棘境】罗曼蒂克存活史第一幕 审判的日子
——————————————
世界在我们之前只有虚空,在虚空之前就有怪物。
——造物者,奥利瑞安•索尔
——————————————
-
雾都的天还蒙蒙亮,大广场上就挤满了人。泥地上满是脚印,呼声喊叫此起彼伏。走街的小商贩卖着幸运草、木剑和小木偶绞刑架,木偶大多是一些海盗和女巫的制式。法庭的杂役举着长杆,上面是印刷体告示:“女巫于明日处决,来看她被绞死”。告示还有一连串强盗与海贼的名字,但是没有女巫的。
在猎巫年代,法庭不加审判便可处死女巫和异端,居民像碾死老鼠那般将其视为地上的流毒,这样的状况一直持续到那位癫狂的教皇被自己毒死在床榻上。教会现如今只对“确切表现出异常”的人士动手,再有例外便是海盗——那是国王的手谕:劫匪海盗一经核实,格杀勿论。
17607——————————————
世界在我们之前只有虚空,在虚空之前就有怪物。
——造物者,奥利瑞安•索尔
——————————————
-
雾都的天还蒙蒙亮,大广场上就挤满了人。泥地上满是脚印,呼声喊叫此起彼伏。走街的小商贩卖着幸运草、木剑和小木偶绞刑架,木偶大多是一些海盗和女巫的制式。法庭的杂役举着长杆,上面是印刷体告示:“女巫于明日处决,来看她被绞死”。告示还有一连串强盗与海贼的名字,但是没有女巫的。
在猎巫年代,法庭不加审判便可处死女巫和异端,居民像碾死老鼠那般将其视为地上的流毒,这样的状况一直持续到那位癫狂的教皇被自己毒死在床榻上。教会现如今只对“确切表现出异常”的人士动手,再有例外便是海盗——那是国王的手谕:劫匪海盗一经核实,格杀勿论。
名無し
MOURNING棘乙突発ネタ纏め3ースプラッシュバトルー
「ということで今から、一年生対二年生のスプラッシュバトルを行いまっす!」
ある日の休日、プールサイドに集められた高専東京校一年生と二年生。各々準備されたシャツと迷彩柄のズボン(パンダは迷彩柄のスカーフ)を身に付け、配布された水鉄砲を手に取っている。
五条の発言を皆余所に、虎杖は辺りをキョロキョロと見回している。
「すげー…室内プール貸しきりだ!伏黒釘崎、あの滑り台行こうぜ!」
「大人しくしろ。仕事だ、一応。」
今にも駆け出しそうな虎杖の首根っこを掴み、やれやれと肩を竦める伏黒。
「モデル撮影っていうから張り切って来たのに…。水浸しになるとか聞いてねぇんだけど…。」
「まぁ、モデルっちゃモデルだろ。室内プール宣伝用の。」
5834「ということで今から、一年生対二年生のスプラッシュバトルを行いまっす!」
ある日の休日、プールサイドに集められた高専東京校一年生と二年生。各々準備されたシャツと迷彩柄のズボン(パンダは迷彩柄のスカーフ)を身に付け、配布された水鉄砲を手に取っている。
五条の発言を皆余所に、虎杖は辺りをキョロキョロと見回している。
「すげー…室内プール貸しきりだ!伏黒釘崎、あの滑り台行こうぜ!」
「大人しくしろ。仕事だ、一応。」
今にも駆け出しそうな虎杖の首根っこを掴み、やれやれと肩を竦める伏黒。
「モデル撮影っていうから張り切って来たのに…。水浸しになるとか聞いてねぇんだけど…。」
「まぁ、モデルっちゃモデルだろ。室内プール宣伝用の。」
名無し
MOURNING棘乙格好いい感じの五条先生が書きたかっただけ「乙骨術師、次の任務は○○病院跡地です。呪霊は準二級相当になります。」
ー報告書ー
○○病院跡地
呪霊、二級相当と思われます。
特に問題なく祓い終わりました。
損害なし。死者、怪我人共になし。
「乙骨術師、お戻りの所申し訳ございませんが、次の任務に向かってください。準一級の呪詛師が現れました。」
ー報告書ー
市街地裏路地
呪詛師と思われる集団を発見。
交渉を試みましたが失敗、攻撃されたのでやむを得ず交戦しました。
三人捕縛。一名自殺にて死亡を確認しました。
他被害なし。
「乙骨術師、かの地にたむろう呪詛師暗殺の命を下す。」
呪霊の雄叫び、呪詛師の悲鳴が、耳にこびりついて離れない。
呪霊を祓い、呪詛師の肉を斬る、手の感触が気持ち悪い。
2346ー報告書ー
○○病院跡地
呪霊、二級相当と思われます。
特に問題なく祓い終わりました。
損害なし。死者、怪我人共になし。
「乙骨術師、お戻りの所申し訳ございませんが、次の任務に向かってください。準一級の呪詛師が現れました。」
ー報告書ー
市街地裏路地
呪詛師と思われる集団を発見。
交渉を試みましたが失敗、攻撃されたのでやむを得ず交戦しました。
三人捕縛。一名自殺にて死亡を確認しました。
他被害なし。
「乙骨術師、かの地にたむろう呪詛師暗殺の命を下す。」
呪霊の雄叫び、呪詛師の悲鳴が、耳にこびりついて離れない。
呪霊を祓い、呪詛師の肉を斬る、手の感触が気持ち悪い。
名無し
MOURNING棘乙突発ネタ纏めーキスの日ー
※乙骨視点
ある休みの日。僕は狗巻君と彼のベッドの上でのんびり過ごしていた。
僕はスマホでネットニュースを見て、彼はアイパットでユーチューブを見ている。側にいれるだけで幸せなのだが、さすがにある程度時間がたつと飽きがくる。
チラリと狗巻君を見ると、彼は未だ画面に釘付けになっていた。癖なのか集中すると口元を指でなぞり始める。その様子を見てると無性にキスがしたくなった。
「狗巻君、あのね。」
「…こんぶ?」
「そ、その…キス、したいなって…。」
「しゃけ、しゃけ。」
狗巻君は突然のお願いにも快く頷いてくれた。アイパットを置くと、マスクを外してちょいちょいと手招きをする。僕はスマホを置きその体に跨がって唇を重ねた。
8221※乙骨視点
ある休みの日。僕は狗巻君と彼のベッドの上でのんびり過ごしていた。
僕はスマホでネットニュースを見て、彼はアイパットでユーチューブを見ている。側にいれるだけで幸せなのだが、さすがにある程度時間がたつと飽きがくる。
チラリと狗巻君を見ると、彼は未だ画面に釘付けになっていた。癖なのか集中すると口元を指でなぞり始める。その様子を見てると無性にキスがしたくなった。
「狗巻君、あのね。」
「…こんぶ?」
「そ、その…キス、したいなって…。」
「しゃけ、しゃけ。」
狗巻君は突然のお願いにも快く頷いてくれた。アイパットを置くと、マスクを外してちょいちょいと手招きをする。僕はスマホを置きその体に跨がって唇を重ねた。
名無し
MOURNING棘乙年末年始のお話12月31日、お昼前。狗巻君に任務が入った。
東京から離れた場所にある廃病院。内容までは教えてもらえてないが、相手は準一級相当の呪霊で危険度が高く、場所も遠い為今日中に帰ることは難しいかもしれないとの事だった。
任務ですれ違いが多い中、大晦日は一緒に過ごせる数少ない大切な季節の一つ。前々から食べ物を買い込み、誰にも邪魔されず長く一緒にいられるように準備していた。狗巻君は、年が変わった瞬間に姫始めする。と意気込んでて、恥ずかしかったけど嬉しかったのは昨日までの話。
ボストンバッグへ荷物を入れ終わると、ちょうどお迎えの時間になった。玄関へお見送りに向かうが、狗巻君の機嫌は悪いままだった。皺の寄っている眉間に、いってらっしゃいのキスをする。
2779東京から離れた場所にある廃病院。内容までは教えてもらえてないが、相手は準一級相当の呪霊で危険度が高く、場所も遠い為今日中に帰ることは難しいかもしれないとの事だった。
任務ですれ違いが多い中、大晦日は一緒に過ごせる数少ない大切な季節の一つ。前々から食べ物を買い込み、誰にも邪魔されず長く一緒にいられるように準備していた。狗巻君は、年が変わった瞬間に姫始めする。と意気込んでて、恥ずかしかったけど嬉しかったのは昨日までの話。
ボストンバッグへ荷物を入れ終わると、ちょうどお迎えの時間になった。玄関へお見送りに向かうが、狗巻君の機嫌は悪いままだった。皺の寄っている眉間に、いってらっしゃいのキスをする。
名無し
MOURNING棘乙連絡先を渡された場合コスメショップ【玉ティナ城】
窓を勤める家入の友人のお店で、求めている調理器具購入を目指し、呪術高専一年生四人は今日も働いている。
ある日真希とパンダが陳列された品を整理している最中、休憩室から微かに声が聞こえてきた。今休憩に入っているのは乙骨と狗巻だけなのだが、狗巻は言葉を発せないので自然と乙骨ということになる。
普段は大人しい彼からは考えられないくらいの声量だ。
「何かあったのか?」
「ほっとけ。」
真希は無視して自分の仕事に戻ろうとした。だが次第に声は大きくなっていき、店内にまではっきり聞こえるようになる。口調からして揉めているようだ。先程までは何ともなかった筈だが。
「ただ事じゃなくね?」
「…仕方ねぇ、様子を見てくるか…。」
3156窓を勤める家入の友人のお店で、求めている調理器具購入を目指し、呪術高専一年生四人は今日も働いている。
ある日真希とパンダが陳列された品を整理している最中、休憩室から微かに声が聞こえてきた。今休憩に入っているのは乙骨と狗巻だけなのだが、狗巻は言葉を発せないので自然と乙骨ということになる。
普段は大人しい彼からは考えられないくらいの声量だ。
「何かあったのか?」
「ほっとけ。」
真希は無視して自分の仕事に戻ろうとした。だが次第に声は大きくなっていき、店内にまではっきり聞こえるようになる。口調からして揉めているようだ。先程までは何ともなかった筈だが。
「ただ事じゃなくね?」
「…仕方ねぇ、様子を見てくるか…。」
名無し
MOURNING棘乙真ん中バースデー記念校庭での鍛練の時間。
今日の真希さんの武器は薙刀だ。間合いは拾いが大振りは隙が出来やすい。薙刀の一閃をギリギリでかわし、体勢を崩した所を背後から一本取る。
…つもりの僕だったが、突如腹部へ痛烈な一撃を喰らってしまった。得物をかわしたことに気をとられ、彼女の蹴りが飛んでくることを予測できていなかった。痛みでうずくまり視線を外したら最後、首に薙刀の刃が当てられる。
「そこまで!勝者真希!」
判決を下すパンダ君の声が響く。同時に緊張が途切れ力無くその場に座り込んだ。見上げる真希さんの顔は、若干汗に濡れているものの息も乱さずニヤリと笑っている。
「今日だけでお前の首、十回は飛んだな。」
「…はぁ、はぁ、今のは、いけたと、思ったのに…。」
2050今日の真希さんの武器は薙刀だ。間合いは拾いが大振りは隙が出来やすい。薙刀の一閃をギリギリでかわし、体勢を崩した所を背後から一本取る。
…つもりの僕だったが、突如腹部へ痛烈な一撃を喰らってしまった。得物をかわしたことに気をとられ、彼女の蹴りが飛んでくることを予測できていなかった。痛みでうずくまり視線を外したら最後、首に薙刀の刃が当てられる。
「そこまで!勝者真希!」
判決を下すパンダ君の声が響く。同時に緊張が途切れ力無くその場に座り込んだ。見上げる真希さんの顔は、若干汗に濡れているものの息も乱さずニヤリと笑っている。
「今日だけでお前の首、十回は飛んだな。」
「…はぁ、はぁ、今のは、いけたと、思ったのに…。」
名無し
MOURNING棘乙バレンタインネタ2021今日は2月14日。
僕はなんと、柄にもなくチョコレートを準備していた。
事の始まりは数か月前に変わった僕と狗巻君の関係にあった。
ある日二人で昼食べている途中、突然唇へキスをされ、「す、き」と告げられた。
驚いて目をぱちくりさせている僕に対し、こてんと首を傾げ「嫌だった?」と伺うようにこちらを見る。僕は不思議なことに嫌とも気持ち悪いとも思わなかった。一瞬だけども触れられた唇は熱く感じ、胸もドキドキした。でもそれが彼の言う「すき」なのか分からなくて、混乱するあまりその場で知恵熱を出して倒れてしまった。
そこから紆余曲折あり、僕と狗巻君は恋人という形のお付き合いを始めることとなる。
そんな彼の為と、そして普段お世話になってる真希さんとパンダ君へ日々のお礼も含め、バレンタインの日にチョコレートを準備する事にした。
5323僕はなんと、柄にもなくチョコレートを準備していた。
事の始まりは数か月前に変わった僕と狗巻君の関係にあった。
ある日二人で昼食べている途中、突然唇へキスをされ、「す、き」と告げられた。
驚いて目をぱちくりさせている僕に対し、こてんと首を傾げ「嫌だった?」と伺うようにこちらを見る。僕は不思議なことに嫌とも気持ち悪いとも思わなかった。一瞬だけども触れられた唇は熱く感じ、胸もドキドキした。でもそれが彼の言う「すき」なのか分からなくて、混乱するあまりその場で知恵熱を出して倒れてしまった。
そこから紆余曲折あり、僕と狗巻君は恋人という形のお付き合いを始めることとなる。
そんな彼の為と、そして普段お世話になってる真希さんとパンダ君へ日々のお礼も含め、バレンタインの日にチョコレートを準備する事にした。
名無し
MOURNING棘乙かぜっぴき「あのね、僕も鬼じゃないんだ。人生に一度の高校生活、ハメを外しても全然良いと思うんだよ。でも…。」
「はっくしゅん!」
「…ごほごほ。」
「体調崩してまで遊ぶことある?」
保健室のベッドで寝込んでいる僕と狗巻君を見下ろしながら、五条先生はため息混じりに言い放ったのだった。
「すみません、せんせ…は、はっくしゅん!」
「…ごぉんぶ…。」
「…動画に影響を受けて、色んなコンドームで何処まで水か入るか試して、全部破裂させてずぶ濡れ、乾かすのも面倒でそのまま寝たら風邪引いた。これで合ってる?」
「…合って、ます。」
「…最近の中学生でも中々やらないよね。まぁ、この件の反省は元気になってから。今は直ぐにでも風邪を治すこと。特に棘、分かってるね?」
2641「はっくしゅん!」
「…ごほごほ。」
「体調崩してまで遊ぶことある?」
保健室のベッドで寝込んでいる僕と狗巻君を見下ろしながら、五条先生はため息混じりに言い放ったのだった。
「すみません、せんせ…は、はっくしゅん!」
「…ごぉんぶ…。」
「…動画に影響を受けて、色んなコンドームで何処まで水か入るか試して、全部破裂させてずぶ濡れ、乾かすのも面倒でそのまま寝たら風邪引いた。これで合ってる?」
「…合って、ます。」
「…最近の中学生でも中々やらないよね。まぁ、この件の反省は元気になってから。今は直ぐにでも風邪を治すこと。特に棘、分かってるね?」
名無し
MOURNING二年+棘乙乙骨憂太誕生日ネタ2021時は3月7日。
東京都立呪術高等専門学校昼休憩。
「~♪」
乙骨は早く昼食を終えて、誰もいない教室の自分の席に座っていた。がさごそと机の中を探り、お目当ての物を取り出す。
取り出されたそれは、青いビニール製の袋。
「さてと…。」
乙骨は一度辺りを見回し、再度誰もいないことを確認すると、その袋から更に小さな銀の小袋を取り出した。
頑丈にとめられている小袋は封がとても固く、中々開く気配がない。仕方なく左右に引っ張り強引に破くと、中に入っていた物が勢いよく飛び出した。
「うわっ、危なっ!」
何とか落ちきる前にキャッチしほっと安堵する。改めて手の中の物を見ると、自然と笑みが溢れた。
「…可愛い…。」
乙骨はそれを机の上に置き、青い袋から更に小袋を2つ取り出すと今度は丁寧に開ける。
5476東京都立呪術高等専門学校昼休憩。
「~♪」
乙骨は早く昼食を終えて、誰もいない教室の自分の席に座っていた。がさごそと机の中を探り、お目当ての物を取り出す。
取り出されたそれは、青いビニール製の袋。
「さてと…。」
乙骨は一度辺りを見回し、再度誰もいないことを確認すると、その袋から更に小さな銀の小袋を取り出した。
頑丈にとめられている小袋は封がとても固く、中々開く気配がない。仕方なく左右に引っ張り強引に破くと、中に入っていた物が勢いよく飛び出した。
「うわっ、危なっ!」
何とか落ちきる前にキャッチしほっと安堵する。改めて手の中の物を見ると、自然と笑みが溢れた。
「…可愛い…。」
乙骨はそれを机の上に置き、青い袋から更に小袋を2つ取り出すと今度は丁寧に開ける。
名無し
MOURNING棘乙名は体を表すと言うけれど「…報告はこちらになります。」
「ご苦労様でした乙骨君。後は私が処理しますので、もう帰って大丈夫ですよ。」
「はい、失礼します。」
部屋を出ると、先程までの緊張が一気に抜けた。
過去に特級という位置までいた僕だけど、里香ちゃんを失ったことで階級は落ちた。それに加えて実践経験も少なく戦いはまだまだ未熟。ようやく最近になって一人で三級程度の呪霊を祓えるようになってきた。少しずつ、でも確実に強くなっていきたい。
一先ず
「ふぅ、終わったー。」
同学年の皆はまだ学校にいるとの事だったので、とりあえず教室を覗いてみる事にした。がらりと扉をスライドさせると、中にはもはや見慣れたパンダの姿があった。
「パンダ君、ただいま。」
3716「ご苦労様でした乙骨君。後は私が処理しますので、もう帰って大丈夫ですよ。」
「はい、失礼します。」
部屋を出ると、先程までの緊張が一気に抜けた。
過去に特級という位置までいた僕だけど、里香ちゃんを失ったことで階級は落ちた。それに加えて実践経験も少なく戦いはまだまだ未熟。ようやく最近になって一人で三級程度の呪霊を祓えるようになってきた。少しずつ、でも確実に強くなっていきたい。
一先ず
「ふぅ、終わったー。」
同学年の皆はまだ学校にいるとの事だったので、とりあえず教室を覗いてみる事にした。がらりと扉をスライドさせると、中にはもはや見慣れたパンダの姿があった。
「パンダ君、ただいま。」
満尾。
DONE伏棘版ワンウィークドロライ第45回 『花束』お借り致しました。
花束ちょっとしか出てないけど許して…
今回は五条先生も登場します。
捏造いっぱい。幼少期、恵と棘が既に出会ってたら私が喜ぶ。
「覚えてないミント味」
https://poipiku.com/4725366/6793368.html
この話の続きのようなものなものも掲載しておりますのでよろしければ!
それは気持ちに自覚する前の話なんの前触れもなく部屋の扉がガチャンと開けられる。
「恵!出かけるよ!!」
「…なんですか、突然…」
びっくりしたんですけど…という俺の言葉を無視して、五条さんは持っていたチラシを見せつけてきた。
徒歩圏内のショッピングモールの中にあるレストランで、御家族様限定のスペシャルパフェ販売!と、デカデカ書かれていた。
「これ食べに行くから!支度して。」
「…五条さん、俺たち家族ではないからこのパフェ食べること出来ないと思います。」
「かぁー!細かいことはいいの!!」
恵は可愛くないねぇ。と呟く五条さんの真っ黒なサングラスが光った。
「いい?このパフェを食べて店を出るまでの間だけでいいんだよ、僕は君のお兄さん!はい、復唱!」
4563「恵!出かけるよ!!」
「…なんですか、突然…」
びっくりしたんですけど…という俺の言葉を無視して、五条さんは持っていたチラシを見せつけてきた。
徒歩圏内のショッピングモールの中にあるレストランで、御家族様限定のスペシャルパフェ販売!と、デカデカ書かれていた。
「これ食べに行くから!支度して。」
「…五条さん、俺たち家族ではないからこのパフェ食べること出来ないと思います。」
「かぁー!細かいことはいいの!!」
恵は可愛くないねぇ。と呟く五条さんの真っ黒なサングラスが光った。
「いい?このパフェを食べて店を出るまでの間だけでいいんだよ、僕は君のお兄さん!はい、復唱!」
満尾。
DONEキスの日記念!ショタです。恵 小5、棘 小6 くらいのイメージです。
続き物ですが時系列が離れてるので、読まなくても大丈夫かもしれませんが、前作はこのポイピクの中の
「それは気持ちに自覚する前の話」
https://poipiku.com/4725366/6793439.html
の続きのつもりで書いてます。
捏造もりもりですがよろしくお願い致します🥰
覚えていないミント味呪術高専の中庭。
棘と初めて出会った場所。
今日もそこで俺たちは、花壇の世話を終えたあと、特訓をしていた。
『鵺』
調伏したばかりの鵺を影から顕現する。
目の前で見ていた棘はパチパチパチ!!と拍手をしていた。
「しゃけ!!!」
たぶん、すごいね!って言ってるんだと思う。
「…ありがとう。玉犬2匹と俺で頑張って調伏させたんだ。…五条さんは鵺ごときでヒィヒィ言ってるようじゃこの先大変だ、なんて、呆れてたけど…」
「おかか!たかな、すじこ!!」
そんなことない!恵すごいよ!!
目をキラキラ輝かせた棘が俺の手を取って大袈裟にブンブンと腕を振る。
痛い痛い、肩外れる。
五条さんにここに連れてきてもらってから、何となく棘の言ってる事が分かるようになってきた。
5586棘と初めて出会った場所。
今日もそこで俺たちは、花壇の世話を終えたあと、特訓をしていた。
『鵺』
調伏したばかりの鵺を影から顕現する。
目の前で見ていた棘はパチパチパチ!!と拍手をしていた。
「しゃけ!!!」
たぶん、すごいね!って言ってるんだと思う。
「…ありがとう。玉犬2匹と俺で頑張って調伏させたんだ。…五条さんは鵺ごときでヒィヒィ言ってるようじゃこの先大変だ、なんて、呆れてたけど…」
「おかか!たかな、すじこ!!」
そんなことない!恵すごいよ!!
目をキラキラ輝かせた棘が俺の手を取って大袈裟にブンブンと腕を振る。
痛い痛い、肩外れる。
五条さんにここに連れてきてもらってから、何となく棘の言ってる事が分かるようになってきた。