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    無視

    HayateFuunn

    DONEノヴァヴィクのつもりでノヴァヴィク未満のノヴァとジャクリーンちゃまによるヴィクの髪をラプンツェルにしちゃおうみたいな話(?)3章のEDスチルが可愛くて
    メインストの流れはガン無視しているので普通に仲いい

    捏造幼少期・ヴィクのパパとママの容姿を捏造してる描写・最後の方の終わり方がなんか納得いかない などなどの懸念材料があります
    珍しく外に出ていた。
    ジャクリーンが外に行きたいと言い出して、それならと本を読んでいたヴィクも誘って連れ出そうとしたんだ。
    ヴィクには読書の邪魔だとか真顔のまま不満そうに言われたけど、最終的には読んでいた本を抱えて、ついでに分厚い本を二冊ほどおれに押し付けるように持たせつつ、大人しくついてきてくれた。
    本はめちゃくちゃ重かったけど、拒んだらヴィクは絶対についてきてくれないから、まあこれくらいは対価だと思って甘んじて受ける。
    外と言っても父さんの研究機関にある小さな中庭だ。
    そんなに広くなくて、円形の小さな開けた空間のど真ん中にいちょうの木が一本どんと植えてあってその木を見れるように四方にベンチが置いてあるだけ。
    それでもジャクリーンははしゃいで駆け回っているし、日差しもちょうど差してきてぽかぽかで気持ちよくて、その日差しを浴びるベンチで読書しているうちにヴィクの機嫌もいくらか直ったみたいだ。廊下を歩く研究員の大人たちがおれたちを見つけて手を振ってきたから振り返す。
    ヴィクの髪は陽の光を透かしてちかちかと瞬いて見える。
    そっと触ってみるけど何も言われなかった。かなり集中して読んでいるらし 3876

    さわら

    DOODLE貴方はさわらのアシュグレで『ひねくれた告白』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/375517
    140字を毎回無視するやつ
     口付けるように指先が額に触れる。
     普段は重く長い前髪に隠れたそこを皮膚の硬い指先がかき分けるように暴いて、するりとなぞる。
     驚くように肩を揺らした。けれどそれ以上の抵抗らしい抵抗はできない。ただされるがまま、額をなぞる指の感触に意識を向ける。
     アッシュの指がなぞっているそこには、本来であればなかったはずのものがあった。ある時から消えない傷となって残り続けているそれは、過去のグレイとアッシュを同じ記憶で繋げている。
     アッシュがこちらに触れようと伸ばしてくる腕にはいつも恐怖を覚えた。その手にいつだって脅かされていたから、条件反射で身が竦む。けれど、実際に触れられると違うのだ。
     荒々しいと見せかけて、まるで壊れ物に触れるかのような手付き。それは、本当に口付けられる瞬間と似ていた。唇が触れ合ったときもそれはそれは驚いたものだけれど、最終的にはこの男に身を任せてしまう。今と同じように。
     乱暴なところばかりしか知らないせいか、そんなふうに触れられてしまうと、勘違いをしてしまいそうになるのだ。まるで、あのアッシュが『優しい』と錯覚してしまう。
     そんなはずはないのに、彼からはついぞ受け 2766