牡丹
mhjnfire
DONEレプリカントの葬列 chapter2までのネタバレあり卓中に使った某NPCのスチルと立ち絵
NPC…ツバキと牡丹さんの立ち絵 どうしてない???????ってなって
突発で産み出してしまった 悲しい
この二人が好きなので描写読んでる時泣いてた 2
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PROGRESS花札の牡丹と蝶と雑誌の椿を受け、尾形の頭部がシネマトグラフになっちゃった原作軸夢幻話。序盤は鈴川。いずれR18になるかもしれない【杉尾】胡蝶の夢(1) 尾形がわかりやすくなってしまった。
杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。
7905杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。
c(sleepylamby)
MEMO史花(※食物語のCP)の試し書きのようなもの。ほぼ牡丹牡丹の余興(az史花)それはある宴会の日で、各自が散開したあとの事だった。
「東坡肉から珍しい酒を貰ったんだ」一人では多いから一緒に飲まないか、と牡丹が誘ってきたのだ。
二人はあまり話したことが無かった。
「良いだろう」
少し考えたが、太史は応じることにした。
顔馴染み以外には素っ気ない彼だが、この日はもう少し誰かと話しても構わない気持ちがあった。
他愛ない話をした。酒瓶の残りは半分以下になっていた。
春の恩恵を感じるには夜風はまだ肌寒い。
宴会は終わっていたが、遠くから笑い声と拍手が聞こえた。
誰かが演奏している。会話が途切れて、自然と二人の意識は外へと向いた。
「いい曲だね」
牡丹は立ち上がって、何歩か歩いたのちしばらく動きを止めた。
644「東坡肉から珍しい酒を貰ったんだ」一人では多いから一緒に飲まないか、と牡丹が誘ってきたのだ。
二人はあまり話したことが無かった。
「良いだろう」
少し考えたが、太史は応じることにした。
顔馴染み以外には素っ気ない彼だが、この日はもう少し誰かと話しても構わない気持ちがあった。
他愛ない話をした。酒瓶の残りは半分以下になっていた。
春の恩恵を感じるには夜風はまだ肌寒い。
宴会は終わっていたが、遠くから笑い声と拍手が聞こえた。
誰かが演奏している。会話が途切れて、自然と二人の意識は外へと向いた。
「いい曲だね」
牡丹は立ち上がって、何歩か歩いたのちしばらく動きを止めた。
megane71654198
DONE「記念写真」ddの携帯から白牡丹とのコラージュ画像を見つけたgg。
「それ、コラじゃないって言ったら信じる?」
――――それは少し不思議なお話
TLで拝見したコラ画像からインスパイアされて描きました。
2022.11.13 17